広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
日曜劇場「陸王」を観ていて、挿入歌の「Jupiter」が流れる度に…
毎回、必ず号泣してしまう今日この頃。さて。
以前からも触れている通り、議員たるや何か要望を頂戴して動き出す。
こうしたリ・アクションに留まらず。
常に自ら能動的に、アクションを起こして行かなければなりません。
ゆえに、現在も多種多様なる案件を同時進行させておりますけども。
そんな最中にあり、少しでも時間が空けば、直ぐに何処かへ、アポを取り…
取材、ヒアリングに出かける「記者」の様な日々でもあって、つい先日は?
私が議員にさせて頂く前より、長きに亘り啓発に取り組んでいる「献血」に関し。
改めて現状を知り、課題を探るべく、単身で広島県赤十字血液センターへ。
(先方様の丁重なる対応に心から感謝、お礼を申し上げます)
つきましては、四の五の言わず、先ずは「現状と今後」を知って頂ければ幸いで。
下記に(最後まで)目を通して頂けばと存じます。
ご承知の通り、我が国は既に世界でも過去に例の無い少子高齢化社会に突入。
今後は様々な分野で深刻な諸問題が派生して来ると容易に推察されますけども。
その中の一つに「献血」(血液不足)問題が“確実”に挙げられます。
ならばと、しつこくも今一度ココに幾つかの“根拠”を列挙させて頂くとして。
現在、献血(採血)によって作られた「輸血の約83%」は、白血病や小児がんなど。
患者さんの“日々の治療”に用いられており。
(緊急性を要する事故や大怪我による輸血への使用は全体の約3.5%)
こうした人々の生命・健康を維持する為に必要な輸血の約「半分以上」は?
「40代から50代」の献血者が支えて下さっています。
しかしながら、前述の日々「輸血を必要とされる人々」の約85%は?
“50歳以上の年齢”で占められておりまして、つまりは今後、必ずや…
「コレまで輸血を支えて来た人々が加齢と共に輸血される側へと一気に移行する」
そんな過渡期の現在は“入口”を迎えており(献血に協力可能な年齢は69歳まで)
10代をはじめとした「若年層による献血への協力」は必須となって参ります。
この様な厳然たる社会背景(実状)がアリながら。
10代から30代の献血者は、直近の10年でも「約283万人⇒約195万人」へと…
「31%も減少」している状況で、昨年の広島県のケースで申しますと。
1年間の献血者は「計128,370人」ですが、10代の献血者は「6,208人」で。
わずか、全体の「4.8%」に留まります。
高齢化に伴い、輸血の需要が増して行き…
大よそ「2027年」頃にピークを迎えると予想されながらも。
“現行のまま”で今後も推移した場合、2027年の献血者数は?
述べ「約495万人」に留まり、差し引き「約86万人分の血液」が不足する。
こうした事態に陥るかもしれぬ推計が、関係機関より発表される昨今。
「血液の需要に供給が何とか追い付いている」との常態が?
非常態化しては「稀」になる。
そんな時代の到来も、「このまま」では避けられません。
何故ならば、献血とは、あくまで任意を基調とし、強制されるモノでなく。
ウラを返せば、今日まで。
「人々の善意」に託し、綱渡りで成立して来た、ある種、脆弱なシステム。
そこで、こと10代の若人(学生さん等)に関しましては。
即座に「採血」へ結び付けないまでも。
まずは献血セミナー等で「現状を知って頂く」。
(オファーを出せば、関係機関が出前講座を行なって下さいます)
この様な“キッカケづくり”を各所(学校等)で進めて頂ければ、望外の幸いで。
その後、次のステップとして、行く行くは「移動献血バス」を要請して頂くなど。
迫り来る将来の社会環境を、皆様で整えて行くべく。
ここに、各学校関係者の更なる御理解と御協力を。
何卒、お願いしたい所存。 m(__)m
(昨年の県内高校の献血実施率は11.9%と、全国平均24.4%を大きく下回っています)
と、流れる血液紫色の私が「中年からの告知」をさせて頂きましたけども。
いつなんどき、自らが「輸血を必要とする体」になるかもしれません。
「助ける」にあらず、平素より「助け合う」。
皆様で、手と手を出して、携えて♪
投稿日 : 2017年11月14日
『ルポルタージュ』