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紫紺の便り

朝からテレビより流れて来たる。

衆議院予算員会の閉会中質疑、然り。

朝からワイドショーより報じられたる。

ある国会議員と浦和レッズ・サポーターとの一連騒動、然り。

良い悪い云々にあらず、こうして流布、喧伝され、人々に届けられる。

…やも知れぬ(断定にあらず「かもしれない」)負のエネルギーに。

どこか辟易してしまう朝、ふと新聞へ目を移してみたらば。

中国新聞17面「くらし」の項に、対照的な記事が掲載されておりました。

その内容は「船山敏夫さん」、またの名を「273」について。

私も同氏をよく知っていれば、Facebookでも友達で繋がっていたので。

上記の記事全文を、ここに掲載させて頂きたいと存じます。

「こだま」 〜背番号273〜 広島市安佐北区 船山芳子様より

息子は、Jリーグ開幕当初からサンフレッチェ広島を応援してきた。

ところが2年前の5月、エディオンスタジアム広島で観戦した帰り。

交通事故に巻き込まれて突然逝ってしまった。

選手の皆さんが次戦、喪章を着けてプレーして下さったことは忘れようとて忘れられない。

今、わが家の仏間には遺影のそばに紫紺のユニホームが3着掛かっている。

背番号5は千葉和彦選手から、12はサポーターの方々から頂いた。

273は息子の愛称「ふなさん」にちなんでわざわざ2着作って下さったもので。

1着はサポーターの方々と、西へ東へと日本中を応援に旅している。

その273が、5月10日のホーム公式戦初勝利となる試合後。

青山敏弘主将の手で高々とスタンドに向かって掲げられた。

中国新聞セレクトで知った。くしくも命日前日のことだった。

2年たってもなお「いちサポーター」を大事に思ってくださることがありがたく。

感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。

息子は44歳で生涯を閉じるまで、学生時代を含め、その大半を一人で過ごしてきた。

サンフレッチェと出合ったことで。

短いながらもたくさんの仲間と楽しい人生を送れたに違いない。

彼に関わってくださった方々、本当にありがとうございます。

(原文の一部「読点」を「句点」に変換、改行させて頂いております)

こんなにも素敵な「感謝」と「ありがとう」の気持ちに溢れた文章の後に。

私なんぞが四の五の所感を付け加えるのは憚(はばか)れど。

なんでしょう。

この得も言えぬ「仲間」と「繋がり」を再認識させられる読後感。

ふなさんとは同世代でした。

Dear Mr,273

こんな時代だからこそ。

引き続き、明るく温かい、ポジティブな世の創出へ向けて。

微力ながら、努めて参りますね。

From DJ1484

投稿日 : 2017年7月24日
紫紺の便り

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