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石橋りゅうじ 議会棟控室

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淡い

毎度、議会棟へ向かうまでの一本道も…

今朝は春の優しい日差しに包まれ。

自転車乗りには、最高の季節が訪れております。

ここ数日間も、議員活動後に…

夜遅くまで執行部会に例会、司会業等が続くなど。

ちょっとドタバタで、ややヘトヘトになっておりましたけども。

全てをリセット、リフレッシュさせてくれる、この気候。

マザーアースからの贈り物に、心から感謝する今日この頃でありながら。

そんな慌ただしき日本特有の「年度末」の最中、世界へ目を向ければ?

アメリカはニューヨークの国連本部にて、27日の夜から。

「核兵器禁止条約」の制定へ向けた交渉会議が始まりました。

我が日本国は、初日こそ軍縮大使がスピーチをされど。

その後に続く交渉は“欠席”のスタンスを選択。

各紙面では連日に亘り「日本は不参加」の見出しが大々的に躍ります。

不安定で緊張の続く東アジアの情勢下。

この度の交渉会議へ向けて、かねてから日本国は…

「核保有国と非核保有国との間を取り持ち、橋渡し役を務める」

と、掲げておりましたけども。

米国トランプ政権との首脳会談でも“約束”を取り付けた通り。

「核の傘」を堅持しては、結果的に交渉のテーブルにはつかず終い。

そんな「JAPAN」の代表が着座するはずであった“席”には?

一羽の白い折鶴が置かれました。

この背景が29日に時事通信より配信されておりましたので、その記事をば。

「折鶴を置いたのはNGO『核兵器廃絶国際キャンペーン』のミエルスタッドさんら」

「今回の交渉に貢献した国に平和の象徴である折鶴を贈る活動だが」

「日本の場合『参加して欲しいという意味を込めた』という」

「ミエルスタッドさんは『日本の参加を重視している』と強調」

「日本が参加し『折鶴が寂しい思いをせぬよう連れ帰って欲しい』と呼び掛けた」。

補足までに、コチラの大きな折鶴には?

「Wish you were here」(貴方がココへ居てくれたらば)と書かれています。

他方、英語で被爆体験を伝え続けられている「サーロー節子さん」は。

28日に同会議の場でスピーチを行い。

交渉へ参加しない日本国へ対して…

「被爆者は自国に裏切られ、見捨てられているとの思いが強まった」

と、厳しく非難され、重ねて、その外交姿勢を…

「各国の要人を広島に招き核軍縮を主導すると言うが」

「米国の『核の傘』の下にいる限り、空虚でごまかしだ」と述べられ。

会場からは、大きな拍手が沸き起こったと。

ココまでを踏まえ「私見」を申せば、昨年の12月議会“一般質問”の場で…

質問項目の冒頭に“述べさせて頂いた通り”であれ。

(その時の模様、文言は当サイト“別欄”に掲載)

まずもって、建前論を展開すれば。

昨年、欧州へ足を運んだ際に「ある国を訪れ」大使と会談を持ち。

改めて私などは「世界情勢や国家間の外交」が…

「そんなにシンプルではない」事を、センセーショナルな程に痛切。

重ねて「一国」ともなると。

時には、相互に相容れない方針を打ち出さなければならぬ事もまま。

しかしながら、続いて持論を展開すると。

戦時に、最も辛い思いを強いられた方々へ対して。

戦後も、辛い思い(失望)を、いつまで上塗りし続けるのか。

今回の会議は、31日で閉会を迎え。

核兵器禁止条約を推進する各国は、今年6月〜7月の次回会期までに。

「草案」をまとめたい考えです。

投稿日 : 2017年3月30日
淡い

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