本日の午前中、「議会改革推進会議」の一環で。
メディア等でもスッカリお馴染みの、慶應義塾大学法学部教授。
元鳥取県知事でもいらっしゃる「片山善博氏」を議会棟へお招きしては。
「地方議会の改革、及び活性化」をテーマに、講演会が開催されました。
私も、かねてより同氏の著作は幾つも拝読させて頂いており。
同氏の経歴が…
東京大学法学部→自治省→鳥取県知事→慶大教授→総務大臣と。
いわゆる「エリート」でいらっしゃるゆえ、ただただ名前に“ひれ伏し”ては?
「心酔しています!」なんて事はございませんけども。
かと言い、誰が見ても明白に聡明で、高い見識の持ち主へ対して…
「別に大した人物じゃねえし」なんて、強がり、キレ者を演じるつもりもなく。
とどのつまり、いち「ファン」です(笑)
なので、約1ヶ月前から「この日」が楽しみで、楽しみで♪
何が楽しみ?って。
実際に「会える」との意味でなく、「会う」ならば以前に会っていて。
私は同氏のコメントが載った新聞記事などを昔からコピーしていたりと。
講演時間「90分」で何が飛び出し?如何なる刺激を受け?学べるのか?
ここらが楽しみでしょうがなく。
(是非とも一緒に写真を撮って下さい!めいたノリではありません)
結果、学ばせて頂いたのは、言うまでもありませんが、反面。
偉そうな表現を用いてしまえば、このクラスの人物が登場すると?
なんの「誇張」もなく、相も変わらず「陸の孤島」状態の広島。
その課題、問題点が浮き彫りとなって参ります。(特に政治面)
例えば、同氏が鳥取県知事の時代にせよ。
チェック&議決機関の議会へ対して。
皆の多くの知見を駆使しては「議案」を磨き、その完成度を高めるべく。
「是々非々で健全に、次々と反対や修正を申して来て下さい」と。
そこを“ウェルカム”の姿勢で臨まれていた人物だけあって。
何?私の手法に修正だの反対を表明する議員?!
顔に泥を塗りやがって!許すまじ!
そんな「狭量」で懐の浅い、かつ夜郎自大の政治が蔓延したり。
反面、行政側をキチンと「監視」「牽制」しなければならぬ…
役割を担って当選した議員が、時の首長(市長や知事)にベッタリと。
住民(有権者)への背信行為(チェック機能の放棄)が繰り返される、等々。
旧来型や悪しき従来型にあらず。
近代的(真っ当)なスタンスをお持ちの片山氏が「この地」に降り立たれると?
やはり新鮮♪
いいな♪ 「まともな話が普通に飛び交ってくれる」この感覚は♪
普通で良いんです。正直な話。普通で。
しかし、異様なまでに「普通から程遠い」から憤りを覚えるのであって。
うぅむ。
道程は、険しく長いなぁ。
広島。
投稿日 : 2017年1月26日
『normal』