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あなたは大切な人

広島市の掲げる「うつ病・自殺(自死)対策推進計画」。

この『第3次』が策定されたのが、2022年の3月となりますけども。

何も“本市のみ”に限った話にあらず、先進国の中でも特に。

“若年層”の自殺率が非常に高い日本国にあって。

私もかねてより、幾度となく委員会や本会議の場を通じ。

「如何に自殺(自死)を防いでいくのか」

「平素から未然に防ごうと尽力されている方々(団体等)のフォローを」

等々、数々の提言を行ってきた次第です。

そして、何故このタイミングで?

唐突にも「上記の話題」に触れているかと申しますと。

ご存知の方々も多いと思われますが、先の12日(水)。

東京都渋谷区の芸能事務所で、有名なタレントさんが亡くなられ。

巷間にて、死因は「自殺」(自死)であったと報じられています。

此処に衷心より、お悔やみを申し上げるとともに。

私の脳裏に蘇るのは、2020年。

当時、コロナ禍にあって、近年は減少傾向にあった自殺者が。

徐々に“上昇傾向”に転じる時期だったのですが、そこへ加え。

年間を通じたグラフに目をやると。

(亡くなられた尊い命を数字やグラフで軽く論じたくはないのですが、話の展開上、何卒ご容赦ください)

「自殺者数が明らかに増加した大きな山」がグラフ上に「2つ」現れます。

このタイミングが。

お二人の人気俳優が亡くなられた「あと」であり。

「後の2週間」では、統計的な予測値よりも15%〜23%も高くなった。

つまりは、その期間。

亡くなられた俳優と「近い世代」の自殺者が…

急増した傾向が、顕著に。

失意からの後追いや報道に喚起され、行動の「引き金」となった場合も多く。

(こうした自殺率への影響、社会事象は「ウェルテル効果」と呼ばれ実証されています)

とにかく。

お悩みを、孤独を、問題を抱えていらっしゃるのであれば。

ご当人として簡単ではないかもしれませんが、でも。

世には、耳を傾けてくださる、手を差し伸べてくださる方々がいらっしゃり。

決して、一人ではございません。

まずは、ご相談を。

そこへ重ねて、周囲の方々が目を配り、心を配れば。

必ずや救える命もある。

つきましては、広島市の広報紙「市民と市政」(2021年3月1日号)。

こちらに掲載された記事を今一度、ご案内させていただきますね。

そして、同紙に掲載された相談窓口がこちらとなります。

更には近年、LINEなどのSNSやチャットを通じての相談。

その環境も整備されているので、「できれば相談はLINE等で」との場合は。

ご参考まで、下記のHPからアクセスしてみてください。

《LINEなどのSNSやチャットでの相談窓口》

《LINE 生きづらびっと》

こうした画面等に辿り着き、多様なるご相談の入口が用意されています。

ついては、一つの事実として。

悩んでいる人々は、本当に苦しい。

でも。

自死を選択された後は。

周囲のご家族や友人に知人など。

「遺(のこ)された」人々も本当に苦しいので。

まずは、思い詰める前に。

少々、誰かに迷惑をかけても良いんです。

頼ってくれて有り難う。

お互い、持ちつ持たれつの世の中なのですから。

みんなで。

みんなで守れる命がある。

投稿日 : 2023年7月14日
あなたは大切な人

Be action

「衝動を感じて、それをそのまま行動に移してしまうさま」を?

“衝動的”と表しますが、ちなみに。

友人知人の間で「私の衝動的な行動」の数々は有名でありまして。

物件すら見ないで「東京住まい」を決めたり…

ビザも持たずにアメリカのNYへ「就職活動」に行ったりと。

(前述の双方とも「意味が分かり難い」と思われますが詳細は割愛し)

良く言えば、アクティブ(活動的)。悪く言えば、無鉄砲なのでしょう。

いずれにせよ、過去を顧みますと、そんな事例は枚挙に暇がなく。

ある時、自宅でテレビを観ていたらば。

難病を抱えた少年が、マンションの自室から遠くに見える…

「観音マリーナの観覧車に乗るのが夢」だと報じられており。

「目にできる場所へ行きたくても、なかなか行けない人々がいらっしゃる」。

こうした事実に衝撃を受け、その特集を観ながら即座にテレビ局へ電話をし。

「今、映っている少年と母親をサンフレッチェの試合に招待したいので…」

「なんとか連絡が取れませんか?」と、アプローチ。

結果、各方面との調整がとれて…

私の申し出は後日、実現したのですが。

「人々が多く集まる場所」へ足を運ぶ自体を諦めていた少年が、ご家族が。

初めてスタジアムに訪れ、初の観戦を果たされると?

「こんなにも喜び、素敵な表情を見せてくださるのか…」

そんな瞬間に立ち会え、こちらが逆に感動を頂いては、この日を契機とし。

後に、仲間と立ち上げた事業が「スマイル・シート」。

『重病と闘っている子どもたちやご家族をサンフレの試合に招待しよう』

大きな病院とサンフレの(クラブと全選手の賛同)協力を得ながら…

それは多くの笑顔が生まれ。

次第に規模も拡大するなど、数年間にわたる継続事業に。

しかし。

私が議員となった後は…

必ずや現地にて、同事業をフォローすることも出来ず。

旗振り役が不在になると、徐々に事業も立ち消えとなってしまいました。

うぅむ。

今後は新スタジアムも誕生いたしますし、また。

みんなで何か出来たらイイな。うん。

では、なぜ?

唐突にも“この種”の話を此処に持ち出したのか付言いたしますと。

本日も朝から打ち合わせが続き、途中、委員会を挟んでは。

夕刻まで幾人もの方々と多様なる言葉を交わしたのですが。

会う人、会う人が皆。

自らが得意とする「〇〇分野」にて、何らかの形で“世の中に貢献”したく。

「何かあれば、いつでもお声がけください」「現場と繋いでくださいね」

と、ボランティアの旨を申し出てくださるモノですから。

「やはり人って、温かいよなぁ」と、つくづく。

ボトム・オブ・マイ・ハート、我が心の奥底へ届くほどに。

新鮮な“エキス”を頂戴した次第です。

結びに。

あの日本人初となります…

国連難民高等弁務官を務められた「緒方貞子さん」も口にされておりました。


制度や法よりも前に

まずは人間を大事にしないといけない

耐えられない状況に人間を放置しておくということに

どうして耐えられるのでしょうか

そうした感覚をヒューマニズムと呼ぶなら

それはそれで一向にかまいません

でも そんな大それたものではない

人間としての普通の感覚なのではないでしょうか

見てしまったからには

何かをしないとならないでしょう?

したくなるでしょう?

理屈ではないのです

自分に何ができるのか

できることに限りはあるけれど

できることから始めよう


如何でしょうか?

One more time.

まずは

お一人おひとりが

できることから始めてまいりましょう

Isn’t it? でしょ?

投稿日 : 2023年7月12日
Be action

That's resilience

週末から週明けにかけて豪雨が続きましたけども。

皆様におかれましては、周囲を含め。被害等、大丈夫だったでしょうか?

あの「8.26豪雨災害」以降。

豪雨時のパトロールは私の行動様式となりましたが、先の週末において。

危惧するのは勿論、「人命」であり、ここを第一としながら。

続いて、真っ先に確認へ向かったのは?

ここ数年間。整備しては豪雨で流されての再整備を繰り返していた…

太田川の河川敷に位置する「スポーツグランド」です。

ご承知のように、他の政令市と比べても本市のスポーツ施設は少なく。

そうした状況下、太田川の河川敷には?

西区から(一部、安佐北区を挟み)安佐南区に掛けまして。

長束エリア3面、川内エリア14面、小田エリア7面、八木エリア8面。

その他にも。

安芸大橋に天水(あまず)、放水路など各エリアにもグランドが点在し。

こちらのグランドの数々たるや?

多くの子どもたちにとりましても、それは“貴重なプレーの場”であって。

しかし、豪雨の度にグランドが水没しては、荒れ果ててしまい。

私なんぞも過去より幾度となく「早急なる復旧工事」を訴え続け。

実際、行政も国と連携しながら、非常に“迅速に”復旧工事を…

近年も“行い続けて”くださっていました。

そして、一例となりますが。

アストラムライン不動院前駅の横に位置する「天水グランド」は?

豪雨増水時にグランドの砂が濁流で「持っていかれぬよう」、芝を植え。

ようやく「緑に覆われ出した」との喜びも束の間、再び豪雨に見舞われてしまう。

の、繰り返しの過去数年間。

しかし、継続は力なりで。

あのガタガタであったグランドに芝が生い茂り。

先月の20日あたりに刈り込んでは。

先々週の週末に、これは何年振りとなるのでしょうか。

子どもたちの「ラグビー」クラブが練習を再開していました。

(野球グランドでは一足先に数カ月前から練習を再開)

私にせよ思い入れがありますので「ようやくか…」と、喜びもひとしお。

そこへ、この度の豪雨が…。

先の週末は“放流”により、同グランドも完全に水没しておりましたもので。

「水が引いた後、果たしてグランドは荒れ果てていないのか?!」

心配で今朝ほど確認に走ったところ…

弾力、回復力、復元力を昨今では、よく「レジリエンス」と表現しますけども…

おお!見事なレジリエンス!

芝たちがシッカリとグランドを「離さぬよう」掴んでくれていました!

ホッ。

しかし。

他都市をはじめ、各所では甚大なる被害が発生しておりますし。

雨が止んだ後も自然災害は発生いたしますので、油断は大敵です。

引き続き、こまめに情報を収集しては。

何卒、十分なる警戒を。

m( _ _ )m

投稿日 : 2023年7月10日
That's resilience

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