この度、最高裁への上告、並びに意見の申し立てが棄却され。
私は市議会議員を失職することとなりました。
改めて、ここにご報告させていただきます。
顧みれば、数年前に検察より“起訴”をされ。
まずもって。
これだけ政治不信を生み、助長させた事件となりますので。
そこへ名を連ねる一人として、心から皆様へお詫びを申し上げるとともに。
一方、私は「買収」に一切、手を染めていない確信のもと。
ひとたび、裁判となれば「これまで世間に知られていない事件の背景」等々。
全てがオープンになります(されてしまいます)が当然、そこへの逡巡はなく。
敢えて不穏当な表現を用いてしまいますが。
「ようやく無実を証明する機会が得られた」と事態を前向きに捉えては。
今日まで、率先して公判に臨んでまいりました。
しかし、手前味噌ながらも優秀な弁護団と共に最後の最後まで。
あらゆる手を尽くし「無実の証明」に挑みましたけども。
誠に残念ながら叶わず、この度の裁定を迎えた次第です。
そして、最も申し訳なくは。
政治不信への加担は勿論のこと、何よりも。
係争中に拘わらず立候補しては、有権者の方々より議席を与えていただき。
謹んで「4年間」の任期を得ながら、結果的には残り「3年間」を残し。
ここに失職してしまう事実です。
「4年間」の約束を果たせず、心より、お詫びを申し上げます。
誠に、誠に申し訳ありませんでした。
ただし。
この期に及び、分かった風な物言いを持ち出し、誠に恐縮となれ。
議員にあらずとも、より良い社会、より良い未来を築く活動は可能であり。
引き続き、あらゆる立場に身をおくことになろうとも。
それは、確たる“目的”の達成へ向けた“手段”が替わるだけですので。
如何なる時も、多大なるご支援をしてくださった皆様方のご厚情を胸に刻み。
今後とも、この歩みを進めてまいる所存です。
結びに。
私なんぞの若輩が、濃密なる13年間の議員活動を送られたのは。
揺らぎない真実として「皆様方のお蔭」あってこそ。
今一度、謝罪とともに。
心から。
心からの感謝を込めて、お礼のご挨拶とさせていただきます。
2024年5月7日
石橋竜史
投稿日 : 2024年5月07日
『ご挨拶』