土曜日の朝は、クールビズの最中、久々にネクタイを締めて出発し。
「2017年度 国連ユニタール広島青少年大使プログラム」
〜明日を担うリーダーたちへ〜のオープニングセレモニーに出席して参りました。
(広島商工会議所ビル内、国連ユニタール広島事務所にて)
そもそも2011年から始まった同プログラムも、当初は大使枠が「2人」。
しかしながら、県政の尽力もあり、この度より大使の枠が…
大幅に「20人」へと、ジャンプ・アップ!
市内をはじめ、広く尾道や福山からも高校生が大使に任命され。
11月の中旬まで、プレゼン、研修、外国人との交流、等々。
今後、多様なる国際的なプログラムを通じて、彼らは学んで参ります。
朝の9時から開会した同セレモニーの終盤では。
高校生の代表として、男女各1人ずつアイサツを述べたのですが。
まず、男子生徒は…
「僕は昨年、フィリピンへ行き、スラム街の貧困に驚愕しては…」
「今回、とにかく同プログラムに参加しては、学びたかった!」と。
そして、女子生徒は…
「祖母がハワイに住んでいて、過去の歴史を色々と聴いて学び…」
「自らもシッカリと英語を身に付けて、国際的に活躍したい」と。
「情熱」や「真剣度」って、話の内容や言葉の選択、その適否にあらず。
眼差しと、声のトーンに“裏打ち”されていて。
彼らの意識の高さや、その感受性、行動力に、正直、私も感涙です。
ある程度の年齢を迎えると、自らの尺度を越えたモノを受容せず。
拒絶、ないし否定する様にもなったりする(大人が多い)ので。
それ如何は別にせよ、10代、20代、30代は、小さくまとまる必要なし!
ドンドンと世界を飛び回り、自らの物差しを…
まさにスケールアップして下さいな♪
さて。若人(学生さん)との縁は続くモノで、翌、日曜日は?
朝の8時から中学校のトイレ掃除。
これまでも、お声掛けを頂いた際は、たとえ何区の学校であろうと出向き。
素手でゴシゴシと大小の便器を洗うべく、定期的に参加させて頂いており。
その「参加意図」たるや、なんでしょう。いわゆる。
自己点検(定点観測)と申しましょうか、己に対して…
「おごるな、威張るな、昂ぶるな」「変わらず泥にまみれて行動してるか?」
との、自問自答の機会でもあって。
約200人の中学生やご父兄さんと一緒になり。
「一つ拾えば、ひとつだけキレイになる♪」と謳われる様に。
皆でトイレの床にヒザを着け、飛び散る水も、香る臭いも、なんのその♪
全てを水に流し、WCをピッカピカにして参りました。
面白いモノで。
最初は「うぇえぇぇ!」と叫んでいた学生も、徐々に夢中となりて、終いには…
「次は何をすれば良いでしょうか!?」と、求め出す♪
Bravo!若人!学生諸君!
話は、ちょっと飛躍してしまいますけども。
サンフレッチェ・ユースの寮の壁に張り出されている「文言」の通りですよね。
「足元のゴミも拾えない者に、一体、何が出来るのだろうか?」と。
その辺り、たとえ周囲は見ていなくとも、お天道様は注視されています。
玉みがかざれば器を成さず。
心も眼(まなこ)も、曇っちゃあ、なりませぬ。うむ。
私ごときも、引き続き。
どこか狭隘でモノトーンな政界、議会の中で。
ゴシゴシ、ゴシゴシと、思い上がる事なく、ひたすらゴシゴシと。
広々とした心を持って、豊かな色彩を発信せんと、努めて参る所存です。
相変わらず、どこに居るかは、一発で分かりますけども♪
投稿日 : 2017年9月10日
『ティーン・えいじゃん♪』
「ブログをアップしよう」と書き終えたらば、パソコンの前で、そのまま熟睡♪
故に、1日遅れの内容(文面)となりますけども。
昨日(9月6日)の「特別委員会」を振り返ると致しまして。
議会の委員会には「常任」や「特別」など、幾つもの「委員会」があり、今回は。
2年の任期を務める「都市活性化対策特別委員会」の初会合が訪れました。
審議事項は、下記の通り。
数多の議題の中、18人構成の委員(議員)より、最も質疑が多かったのは?
夕方のニュースでも報じられていた通り「サッカースタジアムの建設」について。
「基町地区の住民との対話の行方は?」「いつ誰が事業主体になるのか?」
「今後のスケジュールは?」「そもそも建設は決定しているのか?」と。
各委員より質疑が相次ぎましたけども、その中で、ある委員の質疑にて…
「建設費をいくらぐらい見込んでいるのか?」「またランニングコストは?」
との問いがあり、そこへの答弁でも「具体的な数字」は出て参りませんでしたので。
瞬時、自らの脳内蓄積全国データから、あくまで「目安」ながら、説明したい。
今、この場で語りたい、そんな衝動に駆られ、ながらも。
「議員の質疑に、別の議員が答弁をする」そんなシステムにはなっておらず。
一応、自重。(無論、行政側も目安は熟知されておりますが)
なので改めて、この場にて「私が申し上げたかった事」を追記させて頂くとして。
まず「建設費」については、あくまで昨今の建築界における「標準」ですが。
1席を「イコール50万円」で考えて頂ければ。(当然、金額の上下動はアリ)
つまり「3万人」規模のスタジアムだと、ざっと概算して「150億円」になると。
しかし、記憶に新しい大阪吹田の4万人収容スタジアムが「約140億円」の通り。
同様のプレキャスト工法等を用いるなど、近代建築の粋を結集させれば…
いくらでも工法のアレンジ、建設費の縮減は可能でございます。
続いて、ランニングコストについては、地元テレビで過去に報じられた図をば。
あくまで一つの参考として。
ちなみに、本市と同規模の「仙台のスタジアム」は、維持管理費が年間「約1億」。
実入りが「約9千万円」くらいであれ(その年々の運営実績により流動的)。
ネーミングライツや(欧州の様に、各スタンドやゲートにスポンサーを付けたりも)。
また、横浜の様に、平素からの「試合以外の活用」(施設機能)を向上させれば。
相応の都市規模を誇る本市で、収支のトントンや黒字化は幾らでも図られます。
(事業スキームにより「償還」も熟慮しなければならずとも)
また、単体事業の赤字、その集積が、ひいては市全体の財政を圧迫させながら。
しかし。
例えば、本市の中心部でスタジアムの建設が実現した場合。
この辺りには、幾つもの公共施設等が林立し、毎年、経年で。
「受益者負担」でまかなえない部分を、税金で一定額“補填”し続けており。
敢えて胆略的な表現を用いますが、仮にスタジアムが中心部に誕生し。
その試合前後に周辺施設へ訪れる人々が増えれば?
いわゆる派生する“副次効果”により。
中心部の公共施設(福祉サービス)への「補填額」が軽減されるは、自明で。
コレも「スタジアム効果」(収益)にカウントされるでしょう。
こうした可能性、シナジー(結合・相乗効果)を、都心部は多分に含み。
繰り返しますが、都市全体の基盤整備、機能の“再配置”の観点からも。
こと“収支”にせよ、ピンポイントで捉える、縛られる種の案件ではなく。
まだまだ、まだまだ書き綴りたい、喋りたい、訴えたい気持ちは収まらなくとも。
これまでは、コチラ側から懸命に…
「スタジアムの誕生で、こんな効果がある!」と、発信し続けていた内容を。
現在は「行政側」が住民へ説明されていたりも。
うむ。
そんな現況に、私も安穏とはしておりませんが、引き続き。
更に熱温度を上げて行かなければなりません。
投稿日 : 2017年9月07日
『keep walking』
おこがましくも、自称にて「スポーツ親善大使」を名乗る、私でございますが。
相変わらず、長年に亘り、平素から、ライフワーク(の一つ)として…
各種スポーツ競技の環境整備やアスリートのセカンドライフについて。
また、スポーツを通じての青少年健全育成や地域の活性化、等々を掲げ。
多様なる企画を打ち出しては、時に承りながら、その実現へ向けて取り組む日々。
(スポーツ関連しか取り組んでいない訳ではございません、当然ですけども♪)
本日も、日程を縫い、2、3のスポーツ話を前進させるべく色々と動きながら。
顧みると、コレまでに実現してスタートしたモノもあれば。
将来的には、しなやかで力強い稲穂を実らせるべく「種漬」段階の話もあって。
しかし、動ける自らの体は一つ。
いやはや、キャット・ハンドもレンタルしたい次第です。
うぅむ。でもでも実際。
自治体の規模で言えば、広島市って「最も中途半端」であり。
と申しますのも、他県の首長さん(本市より小規模)と話をしてみると、もう…
抱かれている「危機感」が違います。「今!何とかしておかなければ!」と。
ゆえに、良くも悪くも「首長」自身が宣伝マンとなりて、奔走されている。
「必至」を目指し「必死」です。ホント必死。
つまりは、小さければ小さいで前に動くし、大きければ大きいで。
それこそ東京都の如く、再開発事業でも、官民でバンバンと前に動く。
翻り、広島県は?
中途半端だからこそ、危機感そこそこ、満足感そこそこ、ゆ〜っくりと動く。
う、動いてる? つもり? なのか?
やれやれ。
例えば、多くのスポーツ競技の中で「サッカー」を取り上げてみたらば。
近年、スタジアム云々の話題もあれ「アマチュア」へも目を向けると致しまして。
現在は、全国的にも「ユース世代の大会」を開催する場所が…
以前に、まずもって「その大会自体を受け入れて下さる」自治体が少なく。
(そんな中、広島は積極的に労を惜しまず受け入れている現況)
仮に、それこそJグリーン堺ではありませんが「天然芝のコートが4面」あれば?
全国より「32チーム」が広島に集い、ここへ「1カ月」滞在する事になります。
それは「広島へお金が落ちるよ!」なんて、功利的な意味合いのみならず。
未来のトップアスリート(金の卵)が、広島で多感な時期に「おもてなし」を受け。
将来的に、広島の宣伝マン、伝道師(リピーター)になる可能性も生み出す。
他にも、街中を走る自転車レース(クリテリウム)のジャパンカップでは?
開催3日間で約10万人が集いますが、交流人口の多寡に留まらず。
市街地を、普段の見慣れた道路を…
色鮮やかなユニフォームをまとった選手達が、自転車で疾走する!
老若男女を問わず、どれだけの人々が魅了される事か。
飛躍して、アルティメット(アメフトのフリスビー版みたいなスポーツ)競技でも。
“国内”大会ですら、数千人が数日間に亘り、開催地に滞在するのですが。
“国際”大会ともなれば、世界各国から、長期に亘り、それは多くの…。
もう枚挙に暇はなくとも、コレは「単発のイベント開催」(起爆剤)云々ではないのです。
そこへ「広島市民・県民」が、様々な形で“関与する”事が肝要で。
つまりは、客人が「広島の心に刺激を与えてくれ、広島が更にまた」の部分。
この様な一つ一つの積み重ねであり継続が、言わずもがな…
押しも押されぬ「国際平和文化都市」を形成して行くと。
なにも「都市間競争」なんて言葉を引き合いに出すつもりは無くとも。
「都市のカラー」を明確に打ち出せば、景気だの人口減だのをヨソに。
必ずや人々は、色んな意味で“明るい都市”を目指し、集うモノで。
ふう。
何にも咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばす。
時代のせいでも、環境のせいでも、誰のせいでもありゃしない。
全ては己の力不足。
精進。日々精進なりよ。
投稿日 : 2017年9月05日
『half city』