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石橋りゅうじ 議会棟控室

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What's going on?

なんでしょうね。

この後味の悪い、複雑な気持ちは。

かれこれ5年以上も前に?なるかと思うのですが、当ブログにて。

自らの立場を見事なまでに「棚上げ」しながらも…

率直に、正直に、私見を吐露した事があります。

「広島市議会は確実に退化(劣化)している」と。

それから数年間が経過しては、更に。

事態が「加速」(悪化)しているのは確かであり、冒頭の所感。

「本当にヤバいよなぁ」「この組織体」と。

例えば、本日の決算特別委員会「総括質疑」に於いても。

総括質疑とは?

各局、各課にまたがる「総括的な質疑」を展開するがゆえ。

「総括」用に敢えて設けられた日に、総括の質疑をするのですが。

本日など議事進行が、もう「崩壊」です(失笑)

各局に各課などを“またがる”質疑は少なく、個別に仔細を審議する…

総括ではなく「分科会」(各分野を個別に絞って行う審議)状態で。

いつからこんな“無法状態”になったっけかな?

無論、一昔前でも各種の委員会等に於いて…

終始、自らの「思い出話」しか語らない。

そんな長老議員も幾人か存在する、大らかな時代がありました。

いつの日も議会たるや、こうした「歩留まり」が許容されていたのも事実。

重ねて。

議員たるや、有権者から選挙により選ばれ、ご負託を得ているからこそ。

その発言たるや、何人からも侵犯されず、担保されるモノであり。

個々の議員の発言(質疑や提言)その「適否」や「クオリティ」を?

私なんぞが(他議員さんを)断ぜられるモノではございません。

みんな違って、みんないい。

ただし、いわゆる公式戦(議会)には厳然たる「ルール」が存在しており。

それは「マナー」とも言い換えられ。

誠に僭越ながらも、私が一期の頃の約10年前などは。

貴方(新人議員の私)の発言、問題提起の巧拙に主義主張、云々は別にせよ。

リングに上がるに当たっての「ルール」だけは…

徹底して教え込まれたモノです。

それは、先輩議員から。

しかし、先達が後進に「教える」ならば、まずは自らが…

やる事を、やっておかなければなりません。やっておかなければ?

後輩から「何もオメェから言われたかねぇよ」で終わりますので。

そうした「継承」が、ぶった斬られているもんなぁ。今般。

誰彼、特定人物に罪を被せるのではなく、コレは連帯責任でもあれ。

此処に、一つの比喩を用いれば。

私が「一期の頃」の議会と「現在」の議会で試合(対戦)したらば?

10対3くらいのスコアで「昔の議会」が快勝するかと思われます。

それは確実に。ハイ。

おそらく本会議や各種の委員会にせよ、対応を迫られる市の職員さんは…

さぞ「楽であろう」かと。

(当該の方々は激務なのです。激務なのですが…)

何故ならば現在は、そもそも議会(の存在)が怖くない。

(恐怖との種にあらず「手強い」との意)

しかも、その事実(現実)を議会側が「自覚」していない。

やれやれ。

大丈夫なのか?

最も損益を被るのは、市民の皆様なのですから。

投稿日 : 2021年10月07日
What's going on?

時勢

先の週末は。

地区社会福祉協議会の広報委員会がありまして。

(年に数回、社協で発行する広報紙の企画会議)

コレまでの数カ月間は、全てリモート会議だったところ。

緊急事態宣言も明けましたので…

久々に公民館の一室を利用しては、面と向かっての会議に。

そして、改めて。

地域の諸先輩方と、協議しなければならぬ「議題」のみならず。

“互いの近況”等も含めて軽口を交わすのは、かくも楽しく。

裏を返せば、それだけの尊い機会を…

「失い続けていた」事実を、改めて痛切させられます。

また、ココで気を緩めてしまうと?

自粛、延期、中止の数々など。

折角、皆様で積み上げて来た取組が水泡に帰す事に。

「元の木阿弥」ってやつです。

気温が下がり、空気が乾燥し。

季節性のインフルエンザが流行っていた。そんな時期が…

コレより到来するゆえ、言わずもがな油断は大敵であり。

野球少年時代、無数に連呼したっけ、あの言葉。

「シマって行こう!」でございます。

一方。連日にわたり。どこへ行く時も。

片時も離さず携帯するは、決算特別委員会の資料集。

読み込み、聞き込み、作り込む。

そんな最中にあって。

やはり天の時や地の利、人の和って関連して来るモノで。

本日、晴れて力作の…

PPT(パワーポイント)資料、その1つがお蔵入りする事が決定。

「ただ闇雲に…」

は、違うので、しょうがないっちゃあ、しょうがないのですが。うぅ。

しかし、会期中に心、折れている場合では。

でも、うぅ…。

引き続き、何とか資料を御供養する方法を模索してみる次第です。

投稿日 : 2021年10月04日
時勢

landing

何日前だったか、よく憶えていないのですが、ある新聞の朝刊にて。

私の書棚にも並ぶ、向田邦子さんのエッセイが触れられていました。

“その時の記事と印象”が、どこかに残っていたのだろうと思われる…

先だっての、自民党・総裁選。

まずもって、向田邦子さんのエッセイ「父の詫び状」〜お辞儀〜では。

祖母が亡くなられた通夜の晩、突然玄関の方でざわめきが起き。

「社長がお見えになった」との声がするやいなや。

棺のそばに座っていた邦子さんのお父様が、周囲の客を蹴散らす様に…

玄関へ飛んで行き、初老の人(社長)に深々とお辞儀をされ。

それは卑屈とも思えるお辞儀であったと。

物心ついた時から、お父様は常に威張り、家族をどなる暴君ぶり。

地方支店長との肩書もあって、パリっとした背広を着こなす。

そんなお父様が初めて娘(邦子さん)に見せる姿が兎に角、目に残り。

邦子さんは曰く。

「私達に見せないところで、父はこの姿で戦ってきたのだ」。

「八つ当たりの感じで飛んで来きたゲンコツをも許そうと思った」。

「私は今でもこの夜の父の姿を思うと…」

「胸の中でうずくものがある」と。

で、話を総裁選へ戻しますけども。

地元広島からの総裁誕生に沸く、広島市内の…

ホテルの模様がテレビに映し出されます。

そこには、同じ会派の先輩議員をはじめ、多くの馴染みの顔が並び。

始まるは、後援者による万歳の三唱。

どなたも屈託のない笑顔を浮かべては心底、喜んでいらっしゃり。

そこで、私は僭越ながらも。

どこか「あの日」の向田邦子さんと同じ?心境に。

「政党政治に毀誉褒貶はつきものではありますが」

(きよほうへん:褒められたり、悪口を言われたり)

「党に属する議員さんは議員さんで、しがらみや付き合いに、etc」

「そんな中で、誠に多くを背負って日々、活動をされている」

「属する政党も無ければ後援会や支援団体すら存在しない私は、私で」

「選挙の時など、不安と恐怖しかありませんが、一方で」

「どなたにも縛られず、咎められず、自らで適否を選び、判断を下し」

「平素より奔放に舵取りが行えるわけで」

(此処に関しては、有権者の方々に感謝しかございません)

「政党に無政党、どちらの議員であろうとメリットにデメリットはあるにせよ」

「自民党の議員さんは、こうして連綿と…」

「力強く結託しては生き抜いていらっしゃる」「やはり大したもんだな」と。

非常に素直に、率直に。

感心させられた次第です。うむ。

結びに、慰めも込めて、ふと思い浮かんだ言葉が…

みんなちがって、みんないい。

取り敢えず、本日。私が見出した着地点は。

向田さんから、金子みすゞさんの世界へ。

投稿日 : 2021年10月01日
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