インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

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ハロー!マイク!

2月5日(日)朝の9時過ぎ。

私の体は既に、瀬戸内海に浮かぶ宮島を見下ろす、廿日市市にありました。

そう。F(フットサル)リーグの地元チーム「広島エフドゥ」の今季最終戦にて…

場内アナウンスを担当すべく。の、会場入り。

例えば、これがサンフレやサッカー日本代表戦でアナウンスをする場合なら?

音に映像、演出などの段取りが全て構成、整えられた上で。

しかも、隣りには専属のディレクターがつき、あらゆる準備が整えられた環境で…

マイクの前に座り、本番の一発勝負(LIVE)で数時間ほど喋る事になると。

しかし、Fリーグでは、マーケットも歴史も文化も発展への途上。

現在のところは、実際の話、場内の演出も。

全体統括者とは別に、音響を担当する技術屋さんと私の“2人”にて。

全ての準備(リハーサル込み)から本番までを迎える事になります。

勿論、この度も有料での有観客試合(公式戦)ですから。

中途半端な仕事ぶりなど、絶対にNG。

国際試合と同様の熱量、勝るとも劣らないクオリティを目指して。

絶対に手は抜きません。抜けません。そんな非礼は自らに許さない。うむ。

全身全霊を捧げ、ながらもリラックスして、遊び心も満載での全力にて臨む。

まずは、マイクの音を設定です。

“ハウり”を押さえ、いつもの様に、声の低音域を“やや”カットしては。

中音域を“やや”強調、高音域を更に強めにと。

聞き手に“心地よい音域”を生み出し、出来るだけ破裂音を防ぐよう心掛け。

会場に流すBGMのレベルから、アナジリや逆Cueポイントまでもチェック。

(アナジリ:流す曲を替えるキッカケ等を確認するため、アナウンス・コメントのシリ、ケツの部分を確認する)

(逆Cue:通常の「キュー」はディレクターから「ハイ!喋って!」と出されるが、逆に喋り手から「ここで音を!」などと出すキュー)

続いて、実際に各パートで流すBGMに合わせて、コメントを喋るリハーサル。

午前11時30分に開門。

観客をお迎えし、試合開始までの時間、空間を各インフォメーション等でつなぎ。

午後1時キックオフ。試合中も要所で喋り。

ハーフタイムでもイベント企画の司会を務め。

午後3時前にタイムアップの試合終了。

熱いゲームの余韻と共に、観客を送り出す。まで喋る。わけでございます。

そして、改めて実感するは…

私は「マイクが大好物」である事実。

数百人であろうと、数万人であろうとも。

やはりスポーツ空間で観客を前に喋るのは最高ですね。

今朝の朝日新聞(朝刊)に、「希望のスタジアム」との記事がありました。

がんと診断された女性。ステージ4。

抗がん剤治療で疲弊しては、ひとり涙を流す。

手術も受けるが、まだ腫瘍が残っており、抗がん剤治療を再開する事に。

「またあの辛い治療が続くのか」。

憂鬱になり、次第に家に籠るようになる。

その姿を見たお孫さんが心配して…

ロアッソ熊本(Jリーグ)の試合に誘い出してみると。

サポーターの応援に、女性は「お祭りみたい」と思った。

躍動する選手を見て「自分も早く元気になりたい」と思いが湧いて来た。

惜しいプレーには「クソッ」と声が出て、痛いはずの足を手で叩いていた。

いつの間にか、病気の事を忘れていた。

観戦後、がんの状態を確認する検査を受けると。

数値が急激に改善していた。

体の状態は一進一退で、治療はなお続く。

でも今はワクワクしている。

早くユニホームを着て、全力で応援したい。

「だってロアッソが生きる希望だから」。

との、熱く、温かい記事でした。

顧みれば、私が北米で働いていた頃。

(アメリカとカナダで働いていたので、いつも「北米」と表記)

まだまだビザを延長しては、向こうで働けていたところ。

「本場で学んだスポーツの場内演出を日本に持ち帰る」と帰国。

現在に至るのは、ご承知かと?

この辺り、あと数時間は書き綴りたいところですが。

試合会場から、その後は議会棟に戻って来て。

夕方より、議員としての業務を再開しておりますゆえ。また、別の機会に。

今は、今。現在は、現在で、私も。

与えていただいております環境にて。

全力を尽くしております。

なにせ。

“ここ”にも大好物が。

特技を活かさねば。ね。

投稿日 : 2023年2月05日
ハロー!マイク!

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