インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

意図と意義

参議院選挙が終わりました。

この度は選挙の前段より、例えば。

とかく「低い」とされる“若年層の投票率”にスポットが当てられたり。

勿論のこと、話は何も若年層に限らず。

あらゆる年齢層にしても、この近代史では年々…

投票率が「下降している」その傾向たるや顕著であって。

いわゆる「過去最低」(投票率)の更新が?

回を重ねる毎に塗り替えられたり、やや持ち直したりの連続で。

この様な投票(行動)結果の“最たる所以”(ゆえん)が、時に。

「私一人が投票したところで何も変わらない」との無力感。

と、言われたりも致します。

ちなみに、今回の参院選も最終的には、投票率が「52.05%」。

定型句となれ、結果的には国民の…

「2人に1人は棄権の状態」にあると。

さて。私なんぞが世間様へ対して大上段から口上を述べる。

そんなつもりなど毛頭ございませんけども。

末席に位置しながらも、いち地方議員として。

沸々と常時、沸き上がっては脈打つ熱き血潮と、熱き胸中の思いを…

今一度、此処にお届けしたく。

トップページに貼ってあります「リーフレット」のデータ、その一部を抜粋。

若干の加筆・修正を加え、改めて記す所存です。


『第一章 持ちつ持たれつ』
事故や犯罪に巻き込まれた時は警察、火災や災害時には消防が電話一本で直ぐに駆け付けてくれる我が国ですが、警察官や消防士の活動を支える年間「数兆円」にも上る運用費には、皆様の「税金」が充てられているのが実際です。
また「次世代を担う宝」とも表されるお子さんが学ぶ義務教育においては、一人あたり、小中学校の9年間で「一千万円弱」の費用が必要となりますが、こちらの費用も、子どもを持つ家庭に持たない家庭を問わず「社会全体」で捻出しては、いつの時代も「子ども達の学ぶ環境」(義務教育)が守られています。非常に有り難いですね。
ひとたび移動する際に利用する道路や街中に設置された信号機の一つにせよ、その建設から維持管理までの莫大な費用が「個人負担」であったなら、「生涯を通じ、ようやく近所まで道路を数十メートルほど伸ばせたよ」なんて話に。
更に病気やケガで病院へ行き、多くの人々は治療費を全額ではなく「3割」の負担で済みますが、人々の命を守るこうした「医療システム」も、病院へ行く人に行かない人など関係なく、「社会全体」で負担し合っては運営がなされています。ハイ。


『第二章 プロット(仕組み)』
人は誰も、現在の年齢を迎えるまで「社会」の中に身をおいてきた限り、過去、現在、未来の人々から何らかの「恩恵」を必ずや受けているもので、南洋の孤島にて生まれ育ち、今なお自給自足の生活でもしない限り、「例外」は存在しません。
また社会では無数の営みが存在するところ、個々が好き勝手に行動すると混乱に陥ってしまうので、基本的なルールが幾つも定められていますが、ならば「税金の使い道」や「社会のルール」は一体、誰が決めているのでしょうか?
世の中には「人の数だけ」好みや主義主張、生活スタイルの違いがあり、みんなで「みんなが満足する」結論を導き出すことは容易ではありませんし、時には、そのプロセスに「専門的なデータや知識に経験」が必要な場合も生じます。
しかも何かを決める話し合いが行われる度に「全国民が一カ所に集う」ことは実質、不可能ですよね?
そこで「私には仕事や学校があるので、この案件についての協議、決定はあの人達に任せよう」と代議制を採用する、その大事な出発点が「選挙」であり、選ばれた議員で「税金の使い方や社会のルール(法律)」を決めるのが「政治」でもあります。


『第三章 責任に点火する』
世の中には、時に「選挙や政治では何も変わらない」と口にされる人々や「自分で人生を切り拓くので他人の力は不要、政治にも興味はない」と、こうした思想の人々もいらっしゃいますので、改めて一緒に考えてみましょう。
人々の暮らしを振り返ってみますと、平素より「政治とは全く無関係である」社会構造や物事を見つけるほうが難しく、つまり政治とは「生活そのもの」でもあります。
更に政治とは、様々な「決断」(方向や方針の決定)をした後、今日や明日に結果(変化や成果)が現れるモノばかりではありません。
むしろ今の政治は、「今の世の中」を良くする、それプラス、それ以上に、私達の子どもや孫の世代が暮らす「未来を築くためのもの」と申して過言ではなく、今日まで自らも「恩恵に与ってきた」通り、誰もが次世代への「責任」を抱えています。
今ここで「種を撒く」労力を惜しめば、後に芽が出ては花が咲くことも、実を結ぶことも見込めないのは自然の摂理で、これは今を築いて下さった「先達」に、これから「私達」がなって行くことを意味します。


『第四章 臆面も無く、語らせて下さい』
私達は、遥か昔より先人の方々が長い時を経ながら懸命に築き、守り、現世に残して下さった「贈り物であり宝物」である、この街に住まい、また「市民の皆様」は、この世へ祝福と共に「生」を受けた、一人一人その誰もが愛されるべき「尊い存在」に違いありません。
縁あって私達は、同じ時代に同じ街で暮らす「仲間」とも呼べる間柄ですが、仲間の誰か一人でも悲しい思いを抱く時、「総じて」幸せなのでしょうか。
「大海の一滴」であろうとも、一人の存在は必ずや、周囲へ笑顔を届け得る。
まずは温かい手の届く家族から、周囲から改めて、お互いに始めて参りましょう。

投稿日 : 2022年7月11日
意図と意義

月別表示

最近の記事