午前中の「12月議会」閉会後、13時からは議会棟にて。
「北朝鮮による日本人拉致問題の解決を図る広島市議会議員連盟」
通称「拉致議連」による“講演会”が開催されました。
講師は「東京基督教大学教授」でいらっしゃり、また。
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する為の全国協議会長」
こちらも務めていらっしゃる「西岡 力」先生。
来年の1月、本市に於いて全国拉致議連大会が開催されるにあたり。
拉致問題における「過去・現在・未来」の状況を改めて学ぶべく。
この度、広島市の議連からお声掛けをさせて頂き「本日へ至る」。
こうした背景があるのですが。
1時間の講演会を終え、率直なる感想たるや?
在り来たりな表現となりますが、事実“非常に多くを教えて”頂きました。
と、申しますのも、まずもって正直に「偽らざる」を吐露すれば?
「拉致問題」とのワードを聞いただけで、誠に申し訳ない限りなれど。
どこか「デリケート」であり、かつ「複雑」であり、しかも「壮大なテーマ」。
そんな“イメージ”ばかりが膨らんでは、先行して…
否、そんな印象だけは抱いても、膨らんですらなく、どこか…
そこへ「距離を置いていた自分」が確かに存在していました。
無論、そんな自分を長年に亘り放置していたので。
本年6月に上記の“議連”が立ち上がった際は。
直ぐに名を連ねさせて頂いた次第なれ。
うぅむ。
己の不勉強を恥じながらも、それ以上に。
繰り返しとなりますが、本日は多くを学ばせて頂きました。
そこで、そしてココで。
「過去の問題経緯」(歴史)等を書き綴れば、あまりにも字数を要するゆえ。
その辺りは割愛と申しましょうか、別の機会に詳しく触れさせて頂くとして。
講師の西岡先生が強く仰られるのは、兎にも角にも「世論喚起である」と。
例えば、時に国会議員さんなどが襟元に「ブルーリボン」のバッヂを付けており。
それを目にされた方々が…
「それは何ですか?」と、素朴な疑問を抱かれたらば。
「コレは拉致問題に関する啓発の一環で…」
との回答から、会話が深まって行く通り。
世には、同問題に対して、詳しい方々や、そうでもない方々に。
無関心の方々、未だ知らない方々と、それぞれではありますけども。
多くの人々が「何とか1日でも早い解決を!」と、まずは意識して。
やがて、そこが“うねり”となり「母国を動かす」と言うよりは…
「これは半端な回答、半端な対応を日本国(民)には出来んぞ」と。
それが「相手国への牽制」であったり、必ずプラスへ繋がるゆえ。
「兎にも角にも、熱量の濃淡はあっても構わないので」
「まずは知って欲しい、意識して欲しい、周囲へ広げて行って欲しい」
この様に、西岡先生は強く訴えられていらっしゃいました。
来年の1月15日には、広島県民文化センターにて、入場無料。
「講演」を含めた催しも行われますので、お時間のある人も、無い人も。
必ずや「どこか二の足を踏んでしまう印象の壁」が取り払われるは必至なので。
「是非!お気軽に♪」なんて、軽はずみには言えませぬが。
反面、そこまで重く「大仰に捉えられても」保たれた等距離は近づかず。
まずは、是非!
投稿日 : 2016年12月15日
『パブリック・プレッシャー(世間の後押し)を』