インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

どっちもどっちなれど

「堪えて」(こらえて)とは勿論、標準語であり。

西日本を中心に、方言として「こらえてつかぁさい」。

「勘弁して下さい」の意として、用いられる事は日常ですが。

実際、私も両親も生まれは広島でなく、我が家は基本、今日まで。

「こらえて下さい」との表現を用いる事がございません。一切。

続けます。

この度のブログ更新は現在、東京地裁にて続く河井克行氏の公判の件であり、何卒、最後まで読み進めて頂ければと存じます。

23日から始まった克行氏への「被告人質問」も2日目を迎えた24日、克行氏の証言の中で他の議員と共に「私の名前」が登場して参りました。

その内容と申しますのが? 克行氏、曰く。

「過去、夏と冬の季節の挨拶(お金)を石橋氏へ手渡した際に、彼が手を合わせては『領収書の発行は、どうかこらえて下さい』とお願いして来た」と。

私は、今回の一件に絡んでいる立場として、自らを棚上げした物言いだけは避けたいのですが、誠に恐縮ながらも率直に続けますと、私の生涯で「これ程のウソ」をつかれた記憶が思い当たりません。

「虚偽」の許されない法廷の場で、私へ対しての復讐なのか?狂乱なのか?もうメルヘンの域であり、この克行氏の口から飛び出した「虚偽」を報道関係者から伺った瞬間、刹那「驚き」を通り越して絶句してしまいました。

改めて、上記の内容に付言、補完を致しますと「おおよそ全国どこでも」なんて推測の域で、私なんぞが断定、明言できませんが、各所では国会議員が自らの地元選挙区内の市議や県議に対して、いわゆる隠語(いんご)で言うところの、夏季の「氷代」、冬季の「餅代」、つまりは「季節のご挨拶」(献金)を行っています。

勿論、それは個人間ではなく、政治団体間であり(例えば「政党支部から議員の後援団体へ」等)その場合はお金の行き来、出入りがあっても、基本的に受け取った側が領収書を発行しては、双方が政治資金収支報告書に記載、報告をすれば(時期などもあり一概に言えずとも)「違法」ではなく、連綿と今日まで続く、持ちつ持たれつの「慣習」、でもあるのですが。

(現状は定かではありませんけども、この度の一連の騒動で、如何なる陣営もかなり自重されているのではないでしょうか?)

※その慣習を「なので許される」と肯定している訳ではございません

そこで、私の場合も1期目の任期、その途中より克行氏から上記のアプローチが始まり、しかし私は世襲議員でもなければ、どなたか現職議員が引退する際の後継者として立候補した訳でも、また過去に議員秘書等の経験も無く、当時も今も、如何なる政党にも属しておりませんので、そうした「業界内での慣習」を(当時は)知る由もありません。

故に、克行氏より「最初のアプローチ」があった際は、まず意味が分かりませんでした。なぜ?私へお金を渡そうとされるのか。

ついては当時、同氏の事務所にて二人きりの一室、次の様に「私から」述べました。

「もしも私が、このお金を受け取ると、記載して報告しなければなりません」「でも、そうなると公になり一般の方々が閲覧できますので、かつ私の報告書には、ほとんどお金の出入りが無いので『河井克行氏(第3支部)から◯◯円』と記載された文字が空白ばかりの報告書の中で一際、目立ちます」「広く、あらゆる市議、県議から応援を受けなければならない立場の国会議員が、特定の1人の議員だけにお金を渡していたとなれば反感を買うのではないでしょうか?」「いずれにせよ、私はお金など要りません。勘弁して下さい」と。

※先輩議員に対して基本ルールを説く「釈迦に説法」でなく、真意は結局「何としても金銭の授受を断りたい」ので、あの手この手を尽くしていた訳ですが

実際、コレはお金の話を「私にしか持ちかけていないのであろう」との、私が当時は“慣習を知らなかった”故の勘違いから生じている発言となりますが、常に金銭の授受を拒絶し続ける私へ対し、時にカバンの中へ強引にお金を入れて来られ、そこへ重ねて「分かってるね」「コレは記載、報告する必要の無いお金だから」とまで言われていました。

ならば「そもそも河井氏の事務所へ行かなければ良いではないか」と感じられるでしょうけども。

河井陣営の場合、私が幾度にもわたりオファーを断っても「私とのアポイントが取れるまで」秘書の方が半永久的に電話攻勢を続けて来られ、私が秘書さんへ対して「もう連絡は止めてくれませんか」「結構ですので」と申し伝え続けながら、秘書さんは克行氏より「(絶対に)アポを取って来なさい」と告げられているので、私が「ならば事務所へ伺います」と言うまで、私への連絡を何週間も続けざるを得ないのです。

こうした実情、背景があって、呼びつける克行氏と、それを頑なに拒む私との間で「板挟みとなる秘書さん」が不憫でならず結局、最終的には私も事務所へ。

話は現在に戻り、繰り返しとなりますが、私から「領収書の発行はこらえて下さいよ」なんて口にした事など、ただの1度も無く、加えて金銭の授受を拒みに、拒み続けながら、その言葉を「私から発してしまう」意味が分かりませんし、何よりも、不明瞭ながらも完全な作り話となる「虚偽」を、この期に及んで法廷で口にする克行氏には、今更ながら閉口です。

他の議員さんも既に?これからの被告人質問でも?同様の「明白な虚偽」の被害に遭う可能性があるのではないでしょうか。

でも。こと私に関せば、一連を、その一切合切を、彼の責任に押し付ける気は、過去より毛頭ございません。

断った。何年間も、断り続けた。拒み、幾度も克行氏と戦って来たのですが、その戦いの度合いが「決別」とまでは至らなかった、自らの不徳の致すところに尽きます。

今日まで、ただただ愚直に、ひたすら議員活動に打ち込んで来たのですが。

心底、悔しいです。


P.S.

本日は2月中旬から続く定例会の最終日。

議会にて会派を越えて、多くの議員から異口同音、お言葉を頂戴しました。

「向こうからお金を渡したいと迫られ、そこで、こちらから領収書の発行を拒否しては、向こうまでも違法性に巻き込む」

「そんな行動を、普通に考えて取る人間など居る?」

「みんな石橋君の事は、分かっているから」

「ほんと大変だったね」と。

投稿日 : 2021年3月25日
どっちもどっちなれど

予算審議も大詰めを迎え

約40日間にわたる長丁場、2月の中旬から続いて参りました「定例会」も。

(この時期の「定例会」=「2月議会+予算特別委員会」)

残す日程は、明日の“1日のみ”となりました。

つまりは、本日の「予算特別委員会の最終日」を経た後に。

明日の本会議で、最終的な「議決」等が行われる事となります。

そこで、本日の予特最終日では、他会派より「修正案」が提出されましたので。

その内容を簡単にご説明させて頂きますと、今回の案件は?

本市の紙屋町・八丁堀地区の活性化に向けたリーディングプロジェクトとなる…

『市営基町駐車場周辺の再開発事業』について。

非常に簡素化した上で続けますが、平和記念公園の北側にある商議所ビルと。

都心部、東急ハンズの西隣りに位置する市営の駐車場(&駐輪場)を。

言うなれば、民有財産と市有財産を「等価(財産)交換」しては。

「双方のエリアの再開発を行おう」と現在、進行中であり。

あくまで、今後の“方向性”(予定)となりますけども。

市営駐車場の後には、商議所やオフィス、ホテルが入る高層棟ビルが建てられ。

現商議所ビルは、老朽化も著しいので、おそらく解体される、繰り返しとなれ…

上記の方向性で、事業が着々と進められております。

いずれにせよ、5年〜10年単位で変化を見せる大きな事業、プロジェクトゆえ。

直ぐに劇的な変化が訪れる訳ではないのですが、話は前述の「財産交換」に戻り。

民有と市有の財産を交換する際、先に「等価」と表記しましたが。

鑑定した評価額は、商議所ビルが「3千万円」ほど高いので、交換時に市側が?

“その差額”を埋め合わす事になるのですが、この辺りの評価額や手法を含めて。

ある会派は「理解が得られぬ、納得できないので、修正する案を提出する」と。

そこで、修正案に対しても賛成や反対の討論が行われた後、採決が行われ。

結果、この度の修正案は「否決」される事となりました。うむ。

しかしながら、議会として「理解や納得できぬ部分を突き詰める」は?

何よりも“健全なる”証拠であり。

それが行政と議会、執行機関と議決機関となる“二元”代表制の本旨。

無条件、無思考に「何でもOK」「何でもNG」ならば、議会は不要となります。

さて。

都市整備局については、他にもスタジアム建設部に昨日、動きがありましたので。

改めて、現地の写真を交えながら、ここにご報告させて頂きますと。

【広島市サッカースタジアム整備等事業者選定審議会等のスケジュールについて】

3月30日(火)
第2回 選定審議会(サッカースタジアム等整備事業)
10:00〜12:05 プレゼンテーション
・公開(広島市公式YouTubeチャンネルにて生配信を予定。会場での一般傍聴はなし)
・プレゼンテーション終了後、議会等に全提案事業者のイメージパースを提供

12:55〜17:30 技術提案書等の審議
・非公開(理由:広島市情報公開条例第7条第1項第2号(法人等事業情報)に掲げる情報を含むため)

3月31日(水)
第3回 選定審議会(サッカースタジアム等整備事業)
10:00〜10:15 技術提案書等の評価・答申(案)の審議
・非公開(理由:広島市情報公開条例第7条第1項第2号(法人等事業情報)及び第3号(事務事業執行情報)に掲げる情報を含むため)

第4回 選定審議会(中央公園エリアPark-PFI事業)
10:20〜12:00 審査基準の審議
・非公開(理由:広島市情報公開条例第7条第1項第3号(事務事業執行情報)に掲げる情報を含むため)

答申(サッカースタジアム等整備事業)
14:00〜17:30 選定審議会古谷会長より市長宛て技術提案書等の評価結果について答申
・終了後、会長ぶら下がり

答申後 優先・次点交渉権者の決定
・議会等に優先・次点交渉権者の共同企業体名と優先交渉権者のイメージパースを情報提供
・結果をHP公開

以上となりますけども、この月末、年度末には。

いよいよ、その絵姿が発表され、姿を現して参ります。

果たして、如何なるクリエイション(創作品)が登場するのか?

気になる方々は、まず…

「広島市公式YouTubeチャンネルにて生配信」に注目してみて下さいまし。

取り急ぎ、議会動向のご報告まで。

投稿日 : 2021年3月24日
予算審議も大詰めを迎え

蹴球春

コロナ禍でもあり。

決して“自意識過剰”になっているのではありません。

けども、ワクチンの接種やウイルス感染状況の収束、等々。

課題は山積、今後の見通しも不透明ゆえ。

話題に触れる事を暫しの間は“敢えて”避けていたのですが…

時には綴らせて頂く所存です。サンフレッチェ広島。

日曜日14時キックオフ。アウェイの大分戦。

何一つ誇張、脚色するでなし。

例えば、現地にあらず、自宅でのTV(ダゾーン)観戦時の場合。

1階で炊事や洗濯をする妻が、2階から聞こえて来る…

私の「大声」(ヨッシャー!等)や「大きく手を叩く音」で…

「何対何で、どちらが勝利したかが容易に分かる」

と、昔から話していました。

そして、迎えた第6節。

前半は押し込みながらも、0対0の拮抗状態で折り返し。

後半早々、今シーズンでは初となる「先制を許す」苦しい展開。

そこから、18年目の大ベテラン、青ちゃんが同点ゴールをヘッドで決め。

っと、余談ながら振り返れば、遠い昔など青ちゃんがケガで入院中。

「サンフレの試合が映らない」からと、彼が病院を抜け出し…

“我が家でTV観戦していた”旧知の仲なのですから。

彼の今シーズン初ゴールを?

私が黙ってうなずいている訳がありません。

「ヨォオッシャァアアー!」

膝の上で、うたた寝をしていた愛犬が、ビックリして跳び起きる始末。

その後…

もう1回、更に追加で、また1回と、ついつい自然に出る、叫び声。

都度、驚いては、怪訝そうな表情をしていた愛犬は、ついに…

ムクっと立ち上がり、「もう付き合ってられねぇ」とばかりに。

トボトボと部屋から出て別室へ向かいました。(本当の話)

して、結果は上記の通り、3対1での逆転勝利を収め。

城福監督の「還暦の誕生日」(丁度3月21日)に花を添えました。

うむ。

でも。やはり「現地での生観戦」に勝るモノはなく。

ホームゲームと言えば、いよいよ新たなフェーズへ突入する広島新スタジアム。

15年越し、の後。

今年に入ってからも、一日千秋の思いで待ちわびた、今月末の…

動きが心底、楽しみです。

到来ですね。

投稿日 : 2021年3月21日
蹴球春

月別表示

最近の記事