インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

幸福論

以前より、幾度も綴っております通り。

私は、それこそ。

午前10時くらいに、自宅でノンビリとホットコーヒーを口する。

午後3時あたり、いつの間にかリビングでうたた寝を。

なんて経験が、それこそ過去数年間ございません。

嬉々として、朝から晩まで年中無休で、相も変わらず。

そして、本日も活動しているわけですが、世は土曜日ですので。

今回は、堅苦しい話は一切ナシとして。

それは些細な日常の一コマを少々、書き綴ると致します。

昨晩は、帰宅の遅くなった娘を都心部まで車で迎えに行ったゆえ。

必然的に、娘が出発時。最寄りの駅に停めていた自転車が…

駅の駐輪場に一晩“置きっぱなし”になっておりまして。

本日も使用するであろうから「早朝のうちに取りに行ってあげておこう」と。

駅まで徒歩で向かい、娘の自転車に乗っては、駐輪場を出ようとした…

その瞬間、公道からコチラ側へ入って来ようとする1台のスクーターが。

私の方が、余裕で先に狭い出入口を通過できたのですが。

向こうの「走行を止めても悪い」と感じ、敢えて「どうぞ先に入っては」と。

その場、自転車にまたがったままで待っていると?

(いわゆる、広島で言うところの車のすれ違いで「離合」ってやつです)

青いメットの若い男性は、ムスゥっとした顔のまま。

会釈一つもなく、駐輪場の中へエントリーして参ります。

いや。いいんだよ。私は何も「見返り」(お礼)を待っていたのではない。

しかし。「最近の若者は…」なんて言い方はしませんけども。

子育て世代のお父様、お母様にも、ホントこうしたタイプの人々は多くて。

別に日本を卑下しては「アメリカナイズされている」にあらず。

なれども。

「海外では当たり前に“Thank you”が飛び交っていたのにな…」

なんて、受け流しておけば済んでしまう感情の起伏を抱いたまま…

妻子の朝食を購入すべく、近くのコンビニへ。

そこで、ふと。気分転換に「初の試みでもしてみるか」と思いつき。

レジで支払の際に、「ななチキ」ってあるんですね。

(コンビニオリジナル販売の人気フライドチキン、揚げ鶏メニュー)

私は常に素食であり、肉をあまり食べないので詳しく知りませんでしたが…

「週末だし、妻か娘が食べるかも?」と、店員さんにオーダーすると。

おそらく。高校を卒業した“ばかり”であろうか、年の頃10代の後半。

アルバイトを始めて「間もない」であろう、男性スタッフさんが。

レジ前から、カウンター上の保温機に向かい。

取り出した商品を手に、走って戻って来ては、開口一番。

「ブッチャ」「デッタッスヨ」「ゴドダンチッチ!」

えぇっと。彼が何を口走っているのか、私にはサッパリ分かりません。

しかも、いきなり。唐突に。レジ越しに。向こうから。です。

そのまま放置、スルーする事も可能だったのですが。

若人の目が異様に輝きながら、私に何かを訴えんとしているのは確か。

そこで。

私も、やや語尾を上げながら、優しく「ハイ?」と問いかけました。

英会話でいうところ、聞き逃した際の「Excuse me?」

スイマセン。なんですって?の「I beg your pardon?」の意味合いを込めて。

すると、彼は努めて冷静さを取り戻しながら、今一度、繰り返します。

「むっちゃデカイっすよ!」「このななチキ!」

(短時間で2度目の)えぇっと…

内心。

「初購入だし、基準を知らねぇし」

「任侠映画の舎弟が兄貴に対してのノリも分からないし」と。

???連続の私なのですが。(しかも早朝)

つい、口にした言葉が…

「ハイ」「有り難うございます♪」

(なんでやねん)

そして、コンビニを出発。一路、まだ妻子の寝入っている我が家へ。

娘の自転車を駆り、漕ぎ進める私も。

ハンドルにぶら下がる袋の中も。

どこかホクホクでした。

「また赤信号に引っ掛かってしまうのかよ」と、同様。

幸も不幸も、その場の無垢な事象を如何に感受するかの自分、次第なり。

その後は、まだまだ業務が山積みなので、いつも通り議会棟へ。

道中。

それは綺麗に桜が咲いており。

風流でイイものですね。

余談ながら、結びに言葉を続けますと。

桜は、季節で、暖かい気候で咲くでなし。

桜は…

「早く咲かないかな」「今年も花見が待ち遠しいなぁ」

そんな人々の“期待”と共に。

後に必ずや「愛(め)でてくれる」であろう、多くの人々の…

愛で咲く。

あの世界のショウビズ史に残るKing of popは…

平素から常々、口にされていました。

With love.

With loveだよ.

まずは、手の届く範囲から。

育んで参りましょう。

愛でっせ。

愛。

投稿日 : 2023年3月25日
幸福論

月別表示

最近の記事