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こころの在り方

今週の水曜日(15日)の新聞各紙、朝刊にて報じられたるは。

「小中高生 自殺最多514人」「22年確定値」

「コロナ禍 女性、3年連続増」「自殺防止センター 10代男性の利用低迷」

改めて、本市における「うつ病」「自殺(自死)」について。

私も、かねてより“現状の改善”へ向けて…

「なんとかしたい」一念で、今日まで取り組んでまいりました。

重ねて、行政のみならず、各種民間のサポート団体、そこへ従事される方々も。

心底、頭の下がる思いですが、懸命に心を配り、取り組んでくださっています。

しかし、今一度。

ここに冒頭のニュース、その内容に目を向けてみると致しますが。

22年の自殺(自死)者は、2万1881人で、前年より「874人増」。

女性は、7135人で前年より「67人」増で、3年連続の増加となり。

男性は、1万4746人で「807人」増。男性の増加は13年ぶり。

更に、過去最多に及んだ、小中高生の内訳は。

小学生「17人」。中学生「143人」。高校生「354人」。

年代別では。

「50代」が4093人と最も多く、また「80代」の増加も目立っています。

そして、際立つは?

失業者など「経済的に苦しい層」と報じられ。

昨年1年間のまとめによると、職業別では、失業者が「1220人」に上り。

一昨年の「636人」の約2倍に。

っと、数字の羅列となってしまい、誠に申し訳ない限りで。

ついつい数字で記号化されてしまいますけども、「1」とは。

尊い「お一人の命」の1。

親族や友人知人をはじめ、その周囲へ。

計り知れない悲しみが波及した、その契機(きっかけ)となった1に他ならず。

「小中高生 過去最多」なんて。

そんな世の中の流れが、簡単に看過されて良いわけがありません。

(看過・かんか:見過ごす、大目にみる)

そして、本日。

“公開講演会”が市内で開催され、私も参加させていただきました。

言わずもがな「学び」は多かったのですが、一つ自らの中でも“開眼”があり。

唐突ながら、マハトマ・ガンジー氏の名言を持ち出しますけども。

「毎晩 眠りにつくたびに、私は死ぬ」

「そして翌朝 目をさますとき、生まれ変わる」。

遥か昔より、こちらの言葉に触れながら、どこかストンと腑に落ちない。

そんな自分が居たのですが。

この度、講師の先生より…

「夜、就寝を迎えた際に」

「たとえ如何なる悪しき出来事に“その日”遭遇していようとも」

「1日を終えられる無事に有り難う」「その日の無事に感謝する」

“良かった探し”

そして、新たなる朝を迎える。その1日、1日。

否、その瞬間、瞬間の繰り返し。

との話を伺い。

「嗚呼、そうか」と。うむ。

いずれにせよ。

どこか四の五の言葉を並べれば、並べるほどに。

本日の意義深い120分間が中和されてしまいそうなので、これにて文章はSTOP.

引き続き、微力であれ、自らの行動でも示して参る所存です。

投稿日 : 2023年3月18日
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