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Never again

唐突ですが、前フリとして、英語に触れさせて頂きますけども。

まず、「be sick of …」で、何々に懲り懲りだ。

例えば、I am sick of Mike.

(もうマイクの野郎には、こりごりだぜ)

次に、「be tired of …」で、何々に飽き飽きした。

例えば、I am tired of repeated situations.

(繰り返される状況には、あきあきするよ)

そして、前述の2つが一緒に用いられる“強めの”意思表示のケースも。

それが、「I am sick and tired」で、 もう、うんざり。限界だ。

昨日、日本より帰国直後のバイデン大統領が会見で述べられました。

Sick and tired.

理由は、テキサス州の小学校で、18歳の男子高校生が銃を乱射。

幼い児童や教師、21人が殺害された事件を受けて。

現地CNNの報道によれば、米国内で今年に入り…

“学校”が犯行現場となる銃犯罪が、既に「39件」に上っていると。

またもや「無辜(むこ:罪なき)なる尊い命が無慈悲に奪われてしまう」。

こうしたニュースには、深い悲しみと激しい憤りを覚えてしまいます。

重ねて、私などは。銃犯罪を耳目にするたび。

2002年に封切られた、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画…

「Bowling for Columbine」(ボウリング・フォー・コロンバイン)が思い出され。

この映画は、コロンバイン高校での銃乱射事件を題材にしては。

全米ライフル協会や関係各所に同監督が突撃取材を慣行する作品。

なのですが、連綿と取り沙汰されて来た「銃規制」に関しましては?

「この20年間でも米国は何一つ変わっていない」と申しますより。

2004年に「半自動小銃」を規制する法律が失効しては、その後。

大量に世間一般に出回るようになった「AR-15」(アーマライト・ライフル)が。

この度を含め、近年の銃乱射事件でもことごとく使用されているは、事実。

なお、周知の通り、全米ライフル協会たるや全米屈指のロビィ団体であり。

(ロビィ活動:特定の主張を政府へアプローチし、政策決定への影響力を持つ団体)

行き着く先は、「政治」となるのですが…。

私も、かつての北米生活時代。

夜半に銃声を耳にしたり、目の前でショットガンを抱えた警察官が銀行へ。

など、幾つかの場面に遭遇した事はありますけども。

あくまで市民レベルの話ですが、周囲でも「銃から身を護る」には?

1つ、新たに銃を。

1つ、持つからこそ危険に晒されるので、銃の放棄を。

こうした2つの意見が交錯していた事が今になって、思い出されます。

いずれにせよ。

Sick and tired.

繰り返されてはなりません。

投稿日 : 2022年5月26日
Never again

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