「地域の危険個所」解消へ向けての要望を承り。
通常であれば役所へ届けるのですが、ゴールデンウィークを前に。
いくら「人流の抑制」など世の行動自粛が図られようとも。
最低限、GW中に賑わうエリアは、賑わう可能性もあって、その影響により。
今の内に改善しなければ「危険もしくは不便になり得る」場所が存在する。
しかも、役所に届けても物理的に「間に合わない」であろう事は確かなので。
先の週末、日中に完全防備でノンストップ。
大型の道具を駆使しては炎天下、5時間ほど作業に従事して参りました。
しからば、その間。
何人もの“通り掛かり”の方々が…
「有り難う」「ご苦労様です」と、お声を掛けて下さる。
(ゴーグルにマスク姿でヘルメットを被り、誰も私と気づいていない上で)
作業が一段落して、ゆっくり自転車で帰路についたらば、続いては?
路上で女子小学生が自転車で転倒、号泣しては血だらけになっている。
無論、保護者の到着まで、ケアを。
さすれば、救護に到着されたお父様より、幾度も幾度もお礼を告げられ。
何を言わんや。
ねぎらい、お礼を頂戴して、気分を悪くする人などおりませんけども。
こうした行動は全て、議員云々にあらず、ただの「恩送り」に過ぎず。
過去に誰かから恩を頂戴しての、恩返しのみならず、送る行為。
英語で言うところの「pay it forward」でございます。
上記の話など、敢えて持ち出すまでも無いのですが、なにぶんにも。
今朝の日経新聞、その冒頭コラム【春秋】を目にしたので、敢えて。
「自分というものは、単体で存在しない」
「環境や他者との関係により構成されているのだ」
「だから悩みが生じたときは、自分だけを信じるのではなく」
「相手の気持ちや環境を考えてみよう」
「お釈迦様が説いた『縁起』という思想と重なる」。
以上、新聞より抜粋した一文でしたが。
どうして、心のコンディションでありタイミングなのでしょうが、この度は?
この「縁起」のワードに、過度に共鳴してしまい。はい。
補足までに。
前述『縁起』を広辞苑で引くと、次の様にあります。
「一切の事物は固定的な実体をもたず」
「さまざまな原因(因)や条件(縁)が」
「寄り集まって成立しているということ」。
なるほど。
私なんぞが、まるで物事を達観したかの様に、どこか…
自らの思想めいたモノを披歴している訳ではありません。
本日も、朝から走り回り、お礼も頂戴すれば、何よりも多くのサポートを頂戴。
有り難いかな、縁。大事にしなければなりません。
投稿日 : 2021年4月26日
『合縁機縁』