9月13日の夕刻。
議会棟から汗ビッショリになりながら自転車で帰宅しまして。
スーツからスポーツウェアに着替え、即座に出発。
車を走らせ、到着したのは広域公園でした。
この度、Hiroshima Buena Vista Hockey Club.
つまりは「広島ホッケースポーツ少年団」から、お声掛けを頂き。
「優勝のご報告」を頂戴しながら、練習にも参加して参りました♪
そこでイントロダクションとして「広島でホッケー」と言えば?
いわゆるフィールド(グランド)ホッケーの国内最高峰。
その頂(いただき)を常に極める…
「コカ・コーラウエスト レッドスパークス」が有名なれ。
なんのなんの広島は“大人のホッケー界”だけではございません。
先月、8月の上旬に埼玉県で行なわれた、歴史ある大会。
第38回 全国スポーツ少年団ホッケー交流大会にて。
“全国”から数多くのチームが参加する中、見事“優勝”を飾ったのが?!
コチラの広島ホッケースポーツ少年団!
Bravo!
また、子供達から「ぜひ一緒に練習をしましょう!」と。
屈託の無き、ハツラツとした純度100%の笑顔でオファーを受け。
Mi scusi!(ミ・スクージィ:イタリア語で「すんません」の意)と。
断れる大人など、いない(笑)
優勝メンバーの子供達より、先ずは「スティックの握り方」から教わり。
続いて、ドリブル、パス、シュート、ルール、諸々をご教授頂く。
しかも、何に驚くって?
広島のサッカー界でご活躍されては、そのコーチング手法での第一人者。
知人でもある「畑」先生が全国的にも有名ですが。
いわゆる「ボトム・アップ理論」ってやつで。
「練習法」のみならず、試合中も「選手達だけ」で考え、取り組んで行く。
自分達で先発出場メンバーを決め、ポジションを決め、戦術を決め。
試合しながら、自分達で修正を行ない、全国で頂点までも極める。
早くも「小学生」の年代で。
それを伺い「えぇぇっ?!」「本当ですか!?」と、竜史ビックリ!
ただし「ここ」へ至るまでは、当然ながら紆余曲折ありまして。
都度、大人のコーチ・スタッフ陣が、自分達も学習し、修正を加えながら…
「4年」かかったそうです。
子供達の自主性を促し、尊重しては、結果を残す。
凄いね。うむ。
※子供達の「顔写真掲載Ok」の了承を得ております♪
ゆえに、子供達は練習時も自分より年下(低学年)へ向けて。
普段より「コーチング」(教え慣れ)しているので。
私(初心者)へ向けての彼らのご指導が、見事に分かり易い(笑)
都度、私も「ハイ!」「なるほど!」と、頭(こうべ)を垂れては教えを請い♪
実際に彼らとパス回し、シュート練習を繰り返した後、紅白戦へ。
平素より、10キロのジョギングを欠かさず、齢44歳にして。
体力とアジリティ(瞬発力)には自信があるので、体力面は?
試合中も、ついて行けるのですが、技術面は?
全く、ついて行けず…。
さすが少年少女の世代であろうとも「全国」で優勝するだけはあります。
さてと。
そこで、広島のスポーツ界で申せば、華々しいカープ優勝はあれ。
眩しい光の背景には色濃い影があって、問題提起は、ココから。
この広島では、小学生世代のホッケーが全国でトップ・レベルであっても。
その進学先に、受け皿となる「ホッケー部」がありません。皆無。
なので、関係者が中学校へ打診を行い続けているのですが。
ただでさえ、どこの中学校も教師の方々は、常時「フル駆動」状態。
なかなか「新たな部」を設けては、継続させる時間や人的な余裕が無く。
確かに無理難題は「現場」へ課せられなくとも。
翻り、果たして、そこまで無理なのでしょうか?
何故なら、こうした状態は中国五県でも(確か全国でも)「広島だけ」なのですから。
何とかしてあげたいし、何とかしてあげましょうよ。
幼少期から、限られた種目のスポーツに留まらず。
多様なるスポーツを体験しておくのは、非常に大事でもあって。
(自らの身体的な適性、可能性の模索に、体力面や協調性も養い、等々)
例えば。
高校時、部活での「全国出場」であったり「全国○位の成績を収める」など。
「秀でた才能で一芸入試を目指せ」とまで言わずとも、大学への進学に?
充分“有利に働く”は、特筆するまでもありません。
今現在、広島のスポーツ少年団「ホッケー界」は?
成績を残し、人材は徐々に集まり(裾野が広がり)始め、また成績を残して行く。
丁度、その好循環が生まれる「入口」にあって。
大事です。この向こう数年間が非常に大事。
さて。
これまで「見る」側でしたが、いざ「プレーする」側に回ってみると…
ホント楽しいですよ。
ホッケー♪
投稿日 : 2016年9月13日
『ハッキー!』