広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
未明までの豪雨がウソの様に、日中は晴れ渡った木曜日。
そこで、何も「今回だけ」に限りませんけども。
この様に多量の降雨を記録した後は、過去に住民の方々から…
“お声”を頂戴した箇所を中心に、早朝より「現況確認」のパトロール。
毎回、電動自転車にて「フル充電」で出発するのですが。
平地に山頂と、各エリア毎に幾度もアップ・ダウンを繰り返しますので。
登坂時には「パワー」を要し、自転車のバッテリーも午前中には空っぽに。
かつ、モトクロスも宜しく、悪路も走行するにあたり、本日など?
山頂でパンクしちゃって、そこから麓の自転車屋さんまで…
気温は30度に迫る中、乗らずしての押して行きで、汗ダク状態。
と、そんな私のサイクル・ライフ(余談)は、さておき。
毎回の事ながら、確認作業の際は?
砂防ダムの建設作業員など「現場を知る」方々にヒアリングさせて頂きます。
ただし、あの2年前の大きな災害後。
今日までも年に幾度か「本降り」の雨が被災地へ降り注ぎ。
都度、上記の通り、現場の声(状況)を伺っているのですが。
コレまでのところ「新たなる大きな崩壊」等は。
“私の聞き入る範囲内”では「起きていない」との事。
しかし「油断は禁物」で、人々の目の届かない箇所であったり。
たとえ「快晴」が訪れようとも、山肌は雨水を多量に含んでおりまして。
コレより梅雨前線が北上しては、明日(金)の昼前から明後日(土)にかけて。
広島県では、かなり「まとまった雨が降る」見込み。
皆様、何卒、ご用心を。 m(_ _)m
そして、こうした時だからこそ、今一度「災害に強い」緑のダムとも呼べる…
“森林整備”に触れておくと致しまして。
人々の「整備の行き届いた」森林は、写真の通り。
もう耳タコ状態でしょうが、葉が旺盛に茂り、枝や幹も太く。
太陽光が地面にまで届き「下草」が絨毯(じゅたん)の様に敷かれた状態。
しかしながら、続いての「整備が行き届いていない」放置林だと。
中間の枝は枯れ、上部に少しだけ緑の葉が見られる。
いわゆる「線香林」と呼ばれ、写真は2年前の豪雨にて。
大規模な土砂崩れが生じた森林ですが、木々の根元など?
表層の土や砂が経年の雨で流れ出てしまい「根が浮き出て」います。
(その流された土砂は川を流れ海へ向かい海産物にも影響が出ます)
Why?
分かり易い「例」として“木製の玩具”の写真を用いますけども。
通常の降雨であれば。
一滴の「雨粒」が天空より落ちては、ストレートに「ピトリ」と地面に落ちる。
ながら「森林」の場合、まずは一滴の雨粒が木々の上部に当たり。
枝葉を伝いながら重力によって下へ向かう道中。
まるで「雪だるま」の如く、次々と他の雨粒とドッキングしては一粒が大きくなりて。
線香林の上部から、下草のカーペットすら無い、むき出しの地表へ…
直撃する!
そのエネルギーは、通常の雨粒一滴の「数十倍」になると言います。
コレが、何十分、何時間と続くのですから、それは?
「土砂に木々も流れて行く」って話。
兎にも角にも「平時」からの森林整備が大事であり。
数々の恵みを人類へ与えてくれる母なる自然に対して。
「返礼」を忘れてはなりません。
投稿日 : 2016年6月23日
『注意喚起』