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追記

はじめに。

東日本大震災から13年の一昨日、3月11日の当ブログにて。

本来であれば「もう少し」ボリュームある内容を書き綴りたかったのですが。

いかんせん、時間に追われた“朝の更新”でドタバタしていたもので。

“発したい”その全てを文面に盛り込むことが叶いませんでした。

ゆえ。

今回のブログは、一昨日の「追記」となります。

何卒、ご了承くださいまし。

では。

3年前の3月11日、読売新聞一面のコラム「編集手帳」より。


おとといの夕食は?と聞かれ、即答できる人はそうはいまい。

人間は出来事の大半を1日のうちに忘れてしまうという。

平穏な日々の何げないことほど、きれいに忘れるものだろう◇

宮城県亘理町の高橋ひろみさん(56)は携帯電話を長女のひな乃ちゃんに渡し、遊ばせていたことを長く忘れていた。

約10年を経て思いだし探して見つけだすと、5歳の娘が打ったたどたどしいメッセージがメール画面にいくつも残っていた◇

「ままだいすき」に始まり、「おはなばたけであそぼうね」といったお誘い。

「あさごはんわめだまやきでおねがいします」というお願いもあった◇

ひな乃ちゃんは幼稚園の送迎バスが津波にのまれ園児7人とともに亡くなった。

<口を出てまだあたたかきことばかな>(山口優夢)。

どれほど遠く離れた場所にいようと、電源が入っていようとなかろうと、母と娘を温かくつなぐ携帯電話が忘却のなかに埋まっていた◇

「天国で会ったときに『楽しかったよ』と言えるよう精いっぱい生きていく」とひろみさんは話す。

そのことばは返信ボタンを押さずとも、ひな乃ちゃんに届いているだろう。

2021. 3.11


私もこちらのコラムをご紹介するのは…

実をいうと、2回目になります。

なぜ?

そこを細かく説明する、なんて無粋な真似はいたしません。

受け取り方は、人それぞれ。

いずれにせよ。

大事に。

大切にしたいかな。

その時々と。

時々の人々。

(写真は「熟睡する我が家の愛犬」で本文とは関係ありません)

投稿日 : 2024年3月13日
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