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石橋りゅうじ 議会棟控室

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昨日の夕刻より地域で開催された“会議”について、ご報告を。

何故に?

皆さまがお住まいの各地域にも、深く関わってまいりますゆえ。

たとえば、私は地域で社会福祉協議会の役員を務めておりますが。

こうした社協等では、平素より「高齢者の見守り」事業など。

広域まではいかずとも、せめて手の届く、顔の見える範囲において…

互いに助け合い、支え合いましょうと、多様なる活動を展開しています。

無論、各所で同時並行して同様の活動が繰り広げられたならば。

限られた「局所の輪」が、シナジー(繋がり・広がり・相乗の)効果を発揮し。

結果、広域での“包括的な共助”にも資するモノで。

話は冒頭へと戻り、昨日の会議の内容は?

「避難行動要支援者」に対する取組について。

近年、自然災害が頻発化、甚大化している事実は、強調するまでもなく。

地域を、人々を襲うは、大規模火災なども同様です。

このような有事の時に。

自力で避難する事が難しく、かつ一定の要件に該当される…

高齢者や障がい者などの避難行動「要支援者」につきましては。

災害時の避難支援や安否確認等が迅速に行えるよう、行政において。

住所・氏名、年齢などを記載の「避難行動“要支援者”名簿」を作成し。

平素より備えているところです。

しかし、どなたが「災害時に支援を必要とする人物なのか」リスト化しても。

その一覧の中には。

家族と同居なり、ケアする人がご近所に住まい、有事の際も?

「自らのネットワークを活用しては避難しますので支援は不要」

との人物は一定数いらっしゃいますし、一方、有事の際に?

「要支援者の要件を満たし、また、近くに知人も居ないので是非とも支援を」

との人物も相当数いらっしゃいますが、こうした後者の方々、全てを。

行政、消防、警察、自衛隊が、完璧に“避難の介助をする”のは困難です。

なぜなら、避難を必要とする規模の大きな災害時、その被害は…

広域にわたり“同時多発”しているのが常ですから、手が回りません。

そこで、地域には。

町内会に自治会。社協に民生委員、児童委員。消防団に各支援センターと。

「避難支援等関係者」と呼ばれる団体、そこへ属する人々が多く存在し。

災害時などは「要支援者を避難所まで、支援等関係者がフォローする仕組み」も。

しかし、その為には、要支援者が、どちらにお住まいで?

如何なる障害や難病、等々を抱え、どういった状況であるのか?

この辺りが全て(自身で)明記されたリストを、前述の限られた関係者に…

“共有して”おいていただかなければなりません。

これを「同意者リストの提供」と呼びますが、個人情報となりますので。

「自らの情報を他者には教えたり、知られたくない」という人々もいらっしゃり。

あくまで、この度は「私どもの地域」の話をしておりますが、現在も。

また、しばし、これからも。

まずは、個々のお宅を訪問しては、リストを共有する同意を得たり。

必要となる支援内容を確認すれば、繋がる支援先を確保したりと。

“状況の把握”に努めている最中にあります。

(こうした取組が既に進んでいる所、これからの所と、市域でも様々ですが)

そして、話はもう少しだけ続きますので、お付き合いのほどを。

要支援者の方々は…

避難する「まで」も大事ですが、避難した「あと」も非常に大事であり。

ようやく避難した先で、救護班なり関係者から。

「どちらが悪いのですか?」「何の病気を抱えているのですか?」

「どんな薬を飲んでいるのですか?」等々。

何度も「同じ」質問を、入れ代わり立ち代わり、人が代わる度に受けて。

何度も「同じ」返答をするのは、当事者としても大変。

なので、日頃から主な必要事項を「書き込んで」は。

避難時に備え用意しておくのが、こちらの「災害時健康マイノート」です。

(問い合わせ先↑)

折角ですので、何枚かページをめくってみますと…

同意して、自ら書き込んで、専門職の人にも現場にて書き込んでもらう。

如何でございましょうか。

有り体な物言いとなりますけども、敢えてココに触れておきましょう。

「当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り立っている」。

昨夕の会議にせよ、新型コロナの感染対策で換気を行うべく。

外は真っ暗でも窓は全開にして、外気がビュービューと吹きすさぶ中。

地域を皆で守ろうとする、関係者各位の熱い会議。

寒気より換気を優先しても、窓に結露が生じんばかりの熱気には。

ホント心底、頭が下がります。

引き続き。ですね。

投稿日 : 2022年11月15日
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