広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
本日、令和元年“第5回”定例会(12月議会)が開会いたしました。
行政側から提出された案件は?
予算案2件、条例案11件、その他の議案46件、報告が4件。
上記の内容を要約、簡潔にご説明させて頂くにあたり。
慣例となりますが、開会“初日”に行われる「市長説明」が分かり易いので。
その内容を記すと致します。
「最初に、補正予算案です」
「1.まず、財政調整基金への積立金についてです」
「一般会計の平成30年決算剰余金の確定に伴い、財政調整基金への積立金を計上しています」
「2.次に、後期高齢者医療事業についてです」
「平成30年度の保険料等の確定に伴い、広島県後期高齢者医療広域連合への追加納付金を計上しています」
「3.次に、平成26年8月豪雨災害被災地の復興まちづくりの推進についてです」
「雨水管きょの整備において、転石の撤去に日時を要し工事が遅延したため、工期を見直し、年度ごとの事業費を変更します」
「4.次に、特別支援学校の校舎増築等についてです」
「特別支援学校小中学部の入学者数が、これまでの見込みを大幅に上回る状況が続いているため、増築することになっていた高等部校舎の規模を拡大し、既存校舎における小中学部の収容能力を高めるとともに、高等部増築校舎の竣工までの間においても教室不足が見込まれることから、新たに小中学部の仮設校舎を整備することとし、これに必要な本年度の所要額を計上するとともに、債務負担行為を設定します」
「5.次に、給与改定に伴う補正についてです」
「期末・勤勉手当の支給割合を年間4.45カ月から4.5カ月に改定することに伴う所要額を計上しています」
「6.次に、公の施設の指定管理者の指定に伴う補正についてです」
「広島市まちづくり市民交流プラザ管理を始め34件の指定管理業務について、来年度以降の管理経費に係る債務負担行為を設定します」
「以上の補正措置を行った結果、補正予算額は、14億902万3千円となり、補正後における全会計の総予算額規模は、1兆2,450億6,026万円となります」
「最後に、予算以外の議案としては、市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正案など条例案11件、公の施設の指定管理者の指定議案41件を含むその他の議案46件を提出しています」
「以上が、ただいま上程されました議案の概要です」
「よろしく御審議のほどお願い申し上げます」
と、市長説明の全文は上記の通りであり、コチラに目を通して頂きますと?
個別の詳細は別にせよ、大よその“概要”は掴んで頂けるかと存じます。
補足として「債務負担行為」とのワードが複数回、登場して参りましたが。
コチラは何ぞや?
行政は予算を組み、各個別の事務・事業の使途(使い道)に充てるせよ。
基本的には出入りが「単一年度」(1年間)で完結するが“原則”ながら。
例えば、ある1つの事務なり事業が「単年度で終了せず」に。
「後の年度」に於いても「負担」(支出)しなければならない場合。
あらかじめ「後の年度の債務」を約束する事を、予算で決めておく。
コレを「債務負担行為」と言い、1つ「たとえ話」を続ければ。
公民館の「新築」工事が、1年では終わらず、2年かかる予定であり。
予算額は「10億円」を見込んでいると。
この工事契約を結ぶ場合に、1年度目は「6億円」。
2年度目は「4億円」と、全体の工期と負担額を事前、確定させた上で。
「2年度目の負担」を“約束しておく”モノです。
ちなみに、債務負担行為の様に、当初より…
「複数年度にわたる」と見込んでいる、とは別に。
予算の成立、執行後に…
何らかの理由(例えば災害等)が発生しては「年度内に支出が終わらない」。
ゆえ、議会の議決を経て「翌年度に繰り越しても使用可能な予算にする」事を?
「繰越明許費」(くりこしめいきょひ)と言います。
こうした様々なルールを厳守の上、大事な予算は執行されるモノで。
そのプロセスに携わり、適否を審議するが、冒頭の定例会でもあると。
12月議会は、13日まで行われます。
P.S.
今回の「議会告知ポスター」は、市立大学の学生さんによるデザイン。
才能の溢れる若人のセンスがキラリと光っています♪
投稿日 : 2019年12月03日
『開会にあたり』