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神は自ら助くる者を助く

現在、会期中である決算特別委員会では、昨日の総括質疑を終え。

今後は、広く各局にまたがる、先の「総括」(包括)的な話題から…

「教育は、教育について」「環境は、環境について」、等々。

個別、具体的な案件を深掘りして行く「各分科会」へ移行して参ります。

私共にせよ、普段の生活を送っていると?

当たり前のように日が昇り、日中を過ごし、次第に夜も更けては就寝と。

「何気なく」と申しましょうか、日々の暮らしを営んでおりますけども。

なかなか「目に見えて」変化を実感し辛い部分はあれど。

刻々と日本列島の「社会構造」は変化の一途を辿っており。

その代表例の一つが、やはり「人口の減少」。

約4カ月前に厚労省が「2018年の人口動態統計」を発表いたしましたが。

2018年の死亡数は「136万2482人」で戦後最多を記録。

一方、新たな命の誕生となる出生数は「91万8397人」で。

統計を取り始めた、この120年間でも「最少」を更新し。

(ちなみに第一次ベビーブームの頃は1年に「約280万人」が誕生)

そこで死亡数から出生数を引いた自然減は「44万4085人」となりまして。

“初めて”40万人を超えたと。

「なかなか目に見えた変化に気づき難い」と前述しましたけども。

例えば30年前の平成元年は、1年間に人口が「約46万人」増えていた。

しかし昨年は、1年間に人口が「約45万人」も減っている現実があり。

この「90万人」のギャップって、人手不足等、感覚的には理解しながらも。

そうそう可視化され、手に取って実感されるモノでなく。

繰り返しとなれ、世は刻々と変化を遂げる、既に、その“只中”にある事実。

しかも。

昨日の報道によると、日本の出生数が今年に入り、1月〜7月では?

前年同期に比べ「5.9%減」と、30年ぶりの減少ペースとなりて。

このまま行くと今年の出生数は「90万人を割る」可能性が非常に高く。

研究機関のまとめた推計よりも、この「90万人割れ」は…

「2年も早い」進行になるかも?しれません。

重ねて、1年間に「40万人」以上の自然減は“序章”とも言え。

今後は、60万人、70万人へと…。うむ。

ただし。

縮小する社会をオートマティックに「非」と捉えるのは、違い。

そこへ適応した、そうした中でも豊かな幸福を追求すべく。

と、社会構造のリメイク、共存共栄が不可能ではありません。

かつ、運命(さだめ)とは、常に受動的な結果にあらず。

時代のせいでも、環境のせいでも、他人のせいでもありません。

まずは一人一人から、出来る事を、出来る範囲で、出来る限り。

引き続き。

切り拓いて参りましょう!

投稿日 : 2019年10月08日
神は自ら助くる者を助く

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