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自治体

本日、13時から開催されたるは、経済観光環境委員会。

こうしたタイミングでの常任委員会は、本会議の“会期中”にあらず。

その合間に行われる「閉会中の常任(委員会)」と呼ばれるだけあって。

市民生活に関わる事務・事業に“貴賤”があってはならないのですが。

しかし閉会中の場合、「物議を交わし、意見の割れる案件」と言うよりは。

割合「報告」事項の色濃い案件が「次第」にも上がって来るモノで。

今回の次第には?

@「家庭系可燃ごみの排出袋の取扱いについて」

A「修学旅行生の誘致について」

コチラの2件が上がって参りました。

つきましては、委員(議員)の質疑が相次いだ@について。

行政側より提示された説明資料、その全文をご紹介させて頂くとします。

「家庭系可燃ごみの排出袋の取扱いについて」

1 要旨
本市では、家庭系可燃ごみの排出袋については、「丈夫な紙袋」を用いることを原則としつつ、雨天の際などには例外的にポリ袋の排出袋も収集するという取扱いをすることとしながら、この例外的な取扱いが徐々に拡大してくるという状況となっています。
このような状況を踏まえ、現行ルールを市民に分かりやすいもの(紙袋、ポリ袋のいずれであっても収集する。)へと変更し、周知することにします。

2 説明
本市では、昭和50年に「ごみ非常事態宣言」を発表し、翌昭和51年6月から全国に先駆けて5種分別収集を開始して以降、可燃ごみの排出袋については「丈夫な紙袋」を用いるよう周知してきました。
紙袋としていた理由は、@当時の家庭生活にポリ袋は普及しておらず、紙袋が主流であったこと、Aその後ポリ袋が普及してきたものの、当時の清掃工場のごみ焼却炉は能力が低く、ポリ袋燃焼時に発生する大きな熱量に耐えられなかったこと、などによります。
ところが、その後、清掃工場の更新により焼却炉の能力が向上し、ポリ袋を排出袋として燃焼しても安全な稼働を維持できるようになってきましたが、市民への周知内容については、従前のものを踏襲しつつ、実際の収集に当たっては弾力的な対応をしてきました。
今回、周知内容と収集の実態との整合性について市民からの疑問等があったことから、排出袋が紙袋、ポリ袋のいずれであっても清掃工場での安全な稼働が可能になっていることを踏まえつつ、市民に混乱が生じないようにするために現行の取扱いのルールを変え、市民に周知することにします。

3 周知方法
可燃ごみの排出袋について、本日以降、市ホームページ及び「市民と市政」で周知します。また、来年2月以降、全戸に配布する家庭ごみの収集に関するチラシ等に掲載します。

以上となりますけども。

ゴミの分別に際しては、他都市よりも先進的に取り組んで来た本市ながら。

気が付けば、「可燃ごみの排出袋」にせよ。

多くの都市は、指定の「ポリ袋」等になっていたりもして。

市民の方々の「利便性」その向上へ、迅速に取り組む事には、私も賛同。

一例として、ちょっと難しい文言を用いれば。

これまでも、近代刑法の原則とも言える「罪刑法定主義」に禁止されている…

「類推解釈」ではありませんけども、ゴミ出しのルール設定、また遵守に?

どこか破綻と言えば表現は強くなれ、整合性の面で「?」は存在していたので。

法(ルール)解釈の安定性を担保する上でも。

この度は、前向きな改善措置かと存じます。

いずれにせよ「家庭ごみの正しい出し方」を、皆がキチンと守らないと?

従事する清掃事業者の方々に危険を及ぼすケースもあれば。

焼却炉の故障(修繕に多大なる費用と時間を要します)等々。

巡り巡って、自分達に“その代償”は跳ね返って来るわけで。

引き続き、みんなの街は、みんなで協力して、治めて参りましょう♪

それが、自治。

投稿日 : 2018年11月21日
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