広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
本日は13時から「都市活性化対策特別委員会」が行われ。
行政側より提出された議題は、次の資料の通りで。
大きく分類すると「4項目」。
@「広島西飛行場跡地の活用」(約10分)
A「比治山公園『平和の丘』構想の取組」(約10分)
B「新たな観光資源の創出に係る提言への対応状況」(約15分)
C「スポーツの振興に係る提言への対応状況」(約10分)
※かっこ内は行政側より議会へ「資料の説明」に要した時間
先ずもって特別委員会は、上る議題、審議する案件の多寡(数)により。
また、質疑する委員(議員)の人数や、その回数により。
時に「数十分」で終わる事もあれば、時に「半日」に及ぶ事もあって。
要する時間は、時々により様々。
そして本日は、開会から閉会まで、トータル「約110分」の委員会で。
その内、各委員からの質疑が集中、大幅に時間が割かれたのは?
@の西飛行場跡地の活用に関する「陸揚げスロープの件」について。
「事業者が未決定なのだから、スロープの建設を急ぐべきでない」
「スロープを建設後、新たな事業者がスロープを不要とした場合は?」
「そもそもスロープの存在が事業者の提案を制限してしまうのでは?」
等々、喧々諤々の議論が繰り広げられました。
そもそも、この度の事業者(県内の1社から)提案で寄せられた…
「水陸両用機を新たな観光の目玉に」その離発着場も整える案が?
事業の確実性、継続性の意味からも「評点」が及ばず「不採用」となった。
この行政側の判断は、至極、真っ当だったと思われ、続けると。
新たな開発等に着手するなれば、新たな事に飛びつきたくなるモノ。
重ねて「水陸両用機」や「水陸両用バス」のニーズ、可能性、伸びしろを?
頭ごなしに否定するつもりは、私も無い、ながら。
例えば、広島西飛行場が「廃港になる前」を思い出してみると。
あそこから、セスナやヘリで「空の周遊(観光)が可能」な時期はあった。
しかし、飛行機や船舶の事業たるや、燃料費に人件費など諸経費は嵩む。
そこで事業を採算ベースに乗せようと思えば、利用料も相応の金額が…
つまりは、そこそこ「高額」化してしまうは、否めませんし。
次々と「リピーターが見込める」モノでも無く、想像力を働かせれば。
広島西飛行場の跡地、その整備が着々と進み、完成後、動き出す。
あの最南端の場所から、押すな&押すなと人波、利用客が押し寄せ。
水陸両用機が、流行る!流行る!
否定はせずとも、街を、市民の動向を知る、誰もが直感しませんでしょうか。
「ちょっと、それは、かなり難しいかもしれないぞ」と。
(一定数の需要が確実に存在するならば、全国に同事業者が溢れている事でしょう)
一方で、水陸両用の飛行機やバスの運用は別にせよ。
予算も議会を通過しては、何にせよ「陸揚げスロープ」の整備は進められる。
ココへ、委員(議員)からの慎重論が相次いだのですが、ここらは微妙で。
喩えれば「陸揚げスロープ」たるや、車の「サンルーフ」みたいなモノ。
「あったら便利」でも、無ければ無いで、しかも使用頻度は?って話。
都市のサンルーフに数億円を先走って注ぐのは如何か?!
「解」は別にせよ、議論は健全でしょう。
他方でも。
Aでは、新たに「Park-PFI制度」が検討の俎上に載って参りまして。
既に同制度を導入している他都市も散見される通り、この辺りは。
今後の市政運営における「奇貨」となる可能性を多分に孕んでおります。
(きか:利用すれば思い掛けない利益が得られるかもしれぬ事柄)
未だ各方面で「岩盤規制」は存在するにせよ。
例えば「都市公園法」一つを取り上げてみても…
近年、柔軟性の伴った規制の緩和が進みつつあり。
向こう数年間で、あんな取組やこんな取組が浮上、普及する。
そんな胎動が全国的にも感じられる、今日この頃。
本市に於いても、まだまだ用いられ得る手法は、そこかしこにあって。
実際に、効果的に、現場へ活用して行かなければなりませぬ。
研究、検討、日々、勉強。
一寸の光陰も、軽んず、べからず、引き続き。
投稿日 : 2018年4月23日
『今日の委員会』