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石橋りゅうじ 議会棟控室

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たとえ月イチであろうとも

瞬く間に日々が過ぎていくのですが、本日は?

「月に1度」の子ども食堂の日。

折角の機会”ここ”について、ちょっと語ってみたいと存じます。

顧みれば、あのコロナ禍。

地域の有志と地域のために。

「何かできないか?」会議を重ね、模索した結果。

当時、選択しては辿り着いた場所が、この子ども食堂でした。

補足までに…

「困窮家庭の子どもに何とか食事を届けたい」となれば?

そう。特定の子ども達へ対して「スティグマ」を生じさせてしまう。

(スティグマ:社会集団によって特定個人に押し付ける差別や偏見などネガティブなレッテル)

ゆえに、昨今。全国的にも急拡大する子ども食堂にあって、本来の趣旨。

「大人のみならず、子ども『も』気軽に足を運べる地域の食堂」を掲げ。

他方。

「世のために何かしたい」「でも」「そもそも場所や、そのキッカケがない」

と、平素より抱いている方々が各方面(地域内)には非常に多く存在し。

おこがましくも”そこ”へ活動の舞台を設置したい意味も多分にあって。

相応の準備を重ねては、出発したのが1年半前。

事前、大々的に告知しても?

あまりに多くの人々がいらっしゃると、かえって対応しきれずに…

ご迷惑を掛けてしまう。

当初。その船出たるや、かくも静かなモノでした。

初回開催に訪れてくださった人々は40人くらいであったでしょうか。

そして、本日。

継続とは力なり。

で。

午前11時のオープンより常に形成される待機の列、列、列で。

トータル。

ご提供させていただいたカレーの数、約180食と過去最高を記録。

食堂を閉じる頃には、スタッフも皆、心地よい疲労感に包まれながらも…

さすがに、ヘトヘト。

ついては毎回、片付け前にスタッフ全員で輪になって反省会を行うのですが。

この度など、営業中に多くのスタッフが…

それは多くの「感謝の意」を面と向かって告げられており。うむ。

たとえば?

「この月に一度の子ども食堂を本当に楽しみにしているんです」

と、告げてくださる年配のおばさま。(複数人)

「次も必ず来るので、次回の開催日を教えてください」

と、問うてくださる大学生。

「この食堂が無くなると困るので、どうか続けてください」

と、熱く語ってくれる高校生。

(本日など小学生だけのグループできてくれたのは嬉しかったな)

繰り返しますと。

我々は、どこか「月に1度しか」できず…

との思いが強いところはあれ、その月に1度を。

特にご年配のリピーターの方々など心底、楽しみにしてくださっており。

それは?

やはり。

地域内には、いわゆる”単身高齢者”の方々も多く。

「外出する理由」と「人と対話する喜び」があるから。

と、率直な心情を吐露されます。

うん。

お礼を申し上げたいのはスタッフ一同、こちらの方であり。

謹んで、お釣りがくるほど受け取っております。そのご厚情。

しかも。

こうした「つながり」を実感したスタッフが…

それこそ「暖簾(のれん)分け」ではありませんけども。

小規模ながら、他の場所でも新たに食堂を立ち上げたりと。はい。

地道であれ着実に「輪」が広がっている次第。

潜在的な需要を掘り起こすには、まず…

自らがスコップを持つべし。

キッカケと空間づくりを、引き続き♪

投稿日 : 2024年4月14日
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