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石橋りゅうじ 議会棟控室

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umbrella

未明から、激しい雨。

雨音で目が覚めたのは、午前4時でした。

かなりの降雨量だったモノで「コレは二度寝しない方が良いかも?」と感じ。

そこから家を出る予定時刻まで、読書したり、パソコンを開いたり。

さすれば、ヤフーのトップに、次のローカル・ニュースが。

「戻らぬ貸し傘1100本 北海道・函館の事業ピンチ」 北海道新聞より

掲載記事を要約いたしますと。

「3月26日の北海道新幹線の開業に合わせ」

「函館市内で始まった観光客向けの雨傘無料貸し出しサービス」

「JR函館駅やバス案内所等に1500本の傘を用意したが」

「借りた傘を返却しない人が続出」

「5月の大型連休までに在庫が約100本にまで激減し」

「500本を追加したが、依然、無料の貸し出し傘は」

「その殆どが返却されないまま」

「観光客向けだが自宅に持ち帰った地元市民もかなりいるのではないか?」

「新品の傘は1本が約400円で」

「当初は『年1回の補充』を想定していたが、このままでは更なる追加が…」

「利用者のモラルが問われている」

だそうです。

ちなみに他都市の金沢市観光協会では?

同様の事業を「予算を掛けずに継続させて行こう」と。

ゴミ処理場や駅から廃棄前の傘を…

「毎月500本集めて来る」仕組みを整え、対応しているとか。

うむ。

どこか、カルマ(人間の業)とも言える、倫理観が問われている様な。

(カルマ:その行為が未来の苦楽を導く働き)

はたまた根本で、傘を借りた人々の誰もが「悪意を抱いていた」なんて思えず。

表現は不穏当ながら、どこか道産子にまつわる牧歌的な一報でもあって。

とどのづまり、だから「どうこう」ではなく、単に「傘」の話。ハイ。

ちなみに、以前も当ブログにて触れた事がありますけども。

私は「小動物」ならぬ、とにかく衝動的、突発的に動く「衝動物」であり。

昔から、なのですが…

「傘を持たず雨に濡れている人を見ると、すぐに傘を手渡す」癖がある(笑)

ゆえ、雨天に車を運転していて、雨に濡れながら歩くお婆ちゃんを目にしたらば?

「嗚呼、お婆ちゃんがズブ濡れなので、車内の傘を使って貰おうよ」

「ちょっとUターンするぞ!」と、助手席の妻に告げる。(実話)

その時、妻は?

「えっ?何を始めるの?どうしたの?お婆ちゃんと知り合いなの?」と。

私の唐突な行動に対して、驚いたり、不思議がったり、一切しません。

理由は、そんな私に、誰よりも「慣れている」から♪

しかしながら、この数年間は、私ごときなれ議員との立場もアリ。

下手に近所などで、たとえ傘であっても「手渡し」たりすれば…

それ!公職選挙法でNG!とも成りかねませんので?

極力、自重していたりはします。

そして、今朝の話。

小雨になったので、自転車で議会棟へ向かっていると?

いつも通る平和公園の横で。

沢山の折鶴とキャリーバッグを抱えた、外国人観光客が一人。

傘も差さずに歩いていらっしゃり、相変わらずですけども…

竜史レーダが瞬時にキャッチ!

雨も徐々に激しくなって来る。

ガ、ガマン出来ません。

「Excuse me, Mr!」

「私はオフィスが近いので、この傘を使ってくれ」

「これから一時的に雨が激しくなると言うし、なあに心配は無用さ」

「私にはオフィスに置き傘ならぬ、置き合羽もある」

「傘の返却は、いつか再び出会った、その時に話をしよう」

「では Have a nice trip♪」

と、英語で話しかけ、笑顔を交わし合った。

そんな朝の一コマも、あったとさ。

なんの事はありません。

冒頭から末尾まで、終始「傘」の話。

なんたって梅雨ですから。

to you.

投稿日 : 2016年6月07日
umbrella

《しんぎ》

6月議会が開会いたしまして、会期は「16日まで」の予定。

6月の議会と言えば。

各議案や補正予算の審議と共に、訪れたるが…

「議会内の人事」案件。

果たして、この11日間に何が起こるのか?それとも?

I don't kow yet. まだ分かりませんが。

いずれにせよ、先ずは議会として人事の前に.

信義を尽くして、審議を尽くす。

後は野となれ山となれ。です。

くわばら、くわばら。

さて。

本日なども、世の薄型テレビから流れてくる映像たるや。

舛添都知事の政治資金問題、いわゆる「政治とカネ」のニュース。

まだまだ修行の足りぬ、私の“なまくら”なる脇差では?

切っ先も鋭く、見事に世相(話題)を一刀両断!

とは行かぬモノですから。

江戸の遥か西の地より、五尺七寸の私めが。

小さくも私見を述べたらば。

辞めれば良いのに。一刻も早く。

(精神衛生上ホント悪い)

「不適切だが違法性なし」とか言ってるレベルでは、既にないでしょうに。

私は無学で単純であり、かつ曲がった事がキライなので。

率直に。

良心の呵責に苛まれては?(苛まれているのか?)

表情(人相)が「変わって」しまい、ながらも何とか虚勢を張る。

厚顔無恥な輩が、心底、苦手です。

如何なる都市でも、トップの「悪さ」は不問に付されるのかな。

みんな。みんな知っているのにね。

真偽の交錯する世にあって「正義」って何?って話。

保身でなく、各々が各々の立場で戦うべきです。

「誠」の為に。

頼むから。心から。Please.

信義を重んじる“武士道”とか、遥か遠い昔の幻想なんだろうか。

やれやれ。

やれやれだな。

やれやれだぜ。

投稿日 : 2016年6月06日
《しんぎ》

処方箋 『夜郎自大の時代に』

お伝えしたい時に、鮮度を持って、お伝えさせて頂く♪

との思いもあって、前号に引き続き「街づくり」サポーターの方々からオファーを頂戴し。

出席させて頂いては、熱く語った「スタジアム勉強会」の補足を、今回も。

当日へ向け、私はパワーポイントで「約70ページ」の資料を事前に作成していたのですが。

「それを全て発表しなければ」となると、ゲストが3人招かれていながらワンマン・ライブになってしまう。

故に、当日もクロストーク(質疑応答)に比重を起きながら、可能な限り。

場の空気感を大事に、敢えて進行が「脱線するよう」心掛けたらば?

3人の即興演奏がハーモニーを奏で、結果的に準備した資料の「9割」は未発表となりましたので♪

繰り返しとなれ、追記を。

今回、私はパワポ以外に「DVDの映像」(動画)も用意しており。

時間の都合上、参加者の皆様の前で流す事はありませんでしたけども。

そこへ収められていたのは、「スマイルシート」が報じられた時のNEWS映像。

話は、2006年に遡ります。

ある筋ジストロフィーの少年がいらっしゃり、彼は歩行や言葉を発する事も難しく。

寝たきりで、移動の際も電動車イスの欠かせない生活を強いられていました。

少年のお母様は、床ずれ防止や筋肉をほぐす為、毎日「何時間」も彼にマッサージを施し。

痰(たん)の吸引などもあって、気軽に公共空間へ出掛ける事すら「稀である」状態。

そこで「気分転換」と言えば失礼ですが、何とか親子を喜ばせてあげたくて。

持ち上がった話が「サンフレッチェのホームゲームへのご招待」でした。

クラブ側や介護関係者の多大な協力もあって、少年のスタジアム観戦は実現。

非日常的な空間で、躍動する選手のプレー、観客の声援、音、光、風を「肌」で感じられる。

結果、お母様をはじめ、少年の症状を長年に亘り見守って来られた関係者…

その誰もが驚かれる程に、少年は目を輝かせて「喜び」の感情を表現してくれました。

この事実をキッカケとして。

「世の中には同様の子供達やご家族が沢山いらっしゃるはず」「やってみましょう」と。

2007年から私共で始めてみた事業が「スマイルシート」です。

最初は、有志4人で年間シートを押さえ、大学病院をはじめ、周囲が協力して下さっては。

「大病と闘う子供達」「その保護者の方々」をホームゲームにご招待していたのですが。

どんどんと好影響、好結果、好循環が生まれ、輪が広がり、現在では?

サンフレッチェの全選手が賛同、協力しては(金銭面でも)今日まで事業が継続されています。

(私は議員活動をさせて頂いているので、現在はお金を拠出できなくなりましたが)

中には「余命わずか」と診断されていた少年が、初めてのスタジアム観戦に大感激。

「来年も必ず来るね!」と約束しては、実際に「約束を果たした」事例などもあり。

何もサッカーに限った事ではありませんけども、単なる経済性や機能性とは別次元で。

こう言った「別世界」「非日常空間」たるや、人々の余暇の楽しみとなる、娯楽であり。

時に気分転換であり、言わずもがな、喜び、感動、人と人を結びつける、etc。

日々を生き抜く市民の方々を支えるべく「生命への栄養分」を届けてくれる。

素晴らしいですよね。こうした環境が「我がまち」に存在する事は、心底、有り難い。

その“一連の模様”が映像として残っていましたモノで。

おこがましいながら、今一度「そこを忘れないで欲しい」と、用意していた次第。

重ねて、アンケート結果が如実に物語る通り、最も身近な「市内」の人々にしても。

地元観戦の「未経験者」が非常に多く存在し、これからの成長産業と申しましょうか。

まだまだ伸びしろがある事実。

一方、ある御仁などは「カープとサンフレッチェの収支等」のプレゼン資料を持ち歩いては。

「スタジアム建設に際し、カープはコレだけお金を納めているが、サンフレの場合なら全く…」と。

こうした話を、各所にて自らで言い触れ回っている。

当然ながら「公金での負担等に目をつぶれ」なんて、誰も思っておりません。

そこは「大きな負担」にならぬよう、知恵を絞り、叡智を結集させなければならない。

しかし、この視野狭窄で殺伐(さつばつ)とした振る舞いに対しては?

私など、どうしても承服しかねます。「そこまで狭量なのか」と。

「公益」を市民の皆様にご提供するにあたり、「黒字の消防署」など無いのですから。

重ねて、スタジアムの件(作業部会からの発信)で申せば。

結局のところは「市民不在」で風通しも悪く、アノニマス性など皆無なので。

皆が「思わず顔を上げてしまう」様なオーバードライブなど、全く起こらないでしょ?

自戒の意味も込め「都市」として。

「下手糞の上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」です。

故に、今回の結びに、受け売りながら、ある一文を。

「公人として立つ以上は、反対者をも代表する」

「政治的な代表者の利害をも代表するような形で統治を行う」

「対立ではなく、包摂」(ほうせつ:ある事柄を一定の範囲内に包み込むこと)

「それが公人の義務である」

「対立点ばかりをあげつらうのではなく、その人間と、それに耳を傾ける」

「立場や意見が違っても、排除しないと言う度量が必要」

「度量を示して欲しい」。

前号では「商議所」と「県」の立場を提起してまいりましたけども。

今回は「市」に関しての話。

☆ラスト・クエスチョン

Q:スタジアムが生み出す活力の空間と、飲食等のイベント広場が生み出す憩いの空間。

果たして、どちらが広島の都心部に相応しいでしょうか?



A:どちらもです♪

解説:その土地(エリア)の歴史と魅力を最大限に引き出しましょう。

「ハコモノ」が悪いのではなく「ハコモノ」を先入観で断絶してしまう。

そこへ至る自らの判断基準に洞察を深めなければなりません。

ハコ(器)は様々な人々と領域を結ぶ力を持っていて。

過去に学べば、あの「旧広島市民球場」など好個の例。

土地など、多少は不自由なくらいが「丁度」良いのです。

その方が、親和性が高まるのだから。

コンパクト?

世界で唯一無二のインパクト・シティを目指して。

投稿日 : 2016年6月02日
処方箋 『夜郎自大の時代に』

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