4月29日の「昭和の日」。
本日から“GWに突入”なんて方々も多いのではないでしょうか。
私?私ですか?
選挙前の数カ月間に、選挙翌日からも含めて相変わらずのノンストップ。
本日も朝イチからバリバリ活動しております。
そんな、個々が各々の“1日のスタート”を切られた「今朝」を顧みれば。
各新聞の折込には、広告チラシと共に広島市議会の広報紙…
「ひろしま市議会だより」が入っていたかと存じます。
ちなみに、あれは10年前くらいでしょうか?
私が広報紙の作成に携わる広報委員会の一員だった頃。
“遊び心は大事”とばかり、タイトルロゴの中へ秘かに…
「もみじ饅頭」と「お好み焼きのヘラ」を潜ませたのは、ここだけの話。
さて。そんな市議会だよりの最新号(第309号)では5面のトピックスに。
今期で引退される、私も長きにわたり大変お世話になった…
“多くの先輩議員”の顔写真が掲載されておりました。(うち一人は同期)
その功績とご労苦に敬意を表し、お名前と務められた年数を並べてみますと。
・中本弘氏(56年間)・木島丘氏(44年間)・藤田博之氏(40年間)・児玉光禎氏(36年間)
・佐々木寿吉氏(32年間)・金子和彦氏(32年間)・谷口修氏(24年間)
・竹田康律氏(20年間)・馬庭恭子氏(20年間)・渡辺好造氏(20年間)・近松里子氏(12年間)
そこへ加え、ここに持ち出して誠に恐縮ながらも、先の統一地方選にて。
経験豊富な3人の現職議員が惜しくも落選され。
いずれに致しましても、前述の方々は来月(5月1日まで)議員の任期があり。
翌2日からは。
この度、初当選された方々を含めた新たな議会、新たな任期が始まると。
私も昨日、初めて“その人数”をお伺いして、正直、驚いたのですが。
今春にスタートを切られる1期の方々が「17人」いらっしゃるとの事で。
他意や悪意を微塵も含有せず、率直な物言いをさせて頂きますけども。
先に触れました、50年、40年、30年、20年の経験の数々が議会から去り。
総勢54人のうち、議会の中に「0年」が17人。
当然ながら、17人の方々は相応の人生経験を積んでいらっしゃり。
私なんぞの若輩者が「先輩風を吹かす」つもりなど、これまた「ゼロ」ながら。
ただし。うむ。ただしです。
先の選挙の前段。私は当ブログでも綴っておりました。
「議会の機能不全、その劣化が著しい」
「この辺りを仮に数値化した場合」
「私が初当選時を100とすれば、12年が経過した今は40以下であろう」と。
別に、敢えて憎まれ口を叩きたいわけでも。
繰返しとなれ、私ごときが“切れ者”を演じているわけでもなく。
どう客観視しても、紛う事なき事実であり。
そこへ、新人の方々が17人です。
うむ。この先は言うまいぞ。
万物は全て流転し変化は絶えず。
生まれては消えてゆくの諸行無常。
私にせよ、決して物事の一切合切を「悲観」しているモノではございません。
17人が多様なる視点に発想、等々を議会へ持ち込んでくださるでしょうし。
他人だの環境だの時代だのと…
「他責」を起点、発露に論じている場合ではなく。ハイ。
良くも悪くも「継承」(伝承)を欠いての広島市議会NOW.
新人の方々以上に「現職」の姿勢、その背中が問われており。
先行きは「暗いのであろうか?」と憂う前に。
議員たるや、進んで「明かり」を灯さねばなりません。
でしょ?
諸センパイ方。
投稿日 : 2023年4月29日
『問われるパイセン』