昨日の各常任委員会が終了後。
15時30分から「幹事長」会議が開かれました。
まずもって、幹事長会議とは?
市議会の中で、主義に主張、叶えたい目標、用いたい政策など。
取組の方向性を共有しては、一とする集団…
いわゆる「会派」をまとめるのが、幹事長。
その各会派の幹事長と正副議長が出席して行われる会議を言い。
昨日、同会議の議題は「ウクライナ問題」について。
例えば、神戸市は。
ウクライナからの避難民を受け入れている周辺国等に於いて。
人道支援を行っている団体に対し、支援(支援金の拠出)をされており。
広島市議会としても。
「ウクライナからの避難民を本市へ積極的に受け入れること」。
また、受け入れた避難民については、身寄りの有無に拘わらず。
必要とされる支援が速やかに提供されるよう。
「早急に関係機関・団体と連携して取り組むこと」。
この辺りの実現へ向けて「広島市行政へ要望して行くべきではないか」。
こうした内容が協議されたのですが、つきましては。
自らが籍を置く会派の幹事長を通じ、「私がお願い」をした事とは?
まず、外形的な部分を説明させて頂きますと。
現在、国(政府)はウクライナ避難民を積極的に受け入れる方針であり。
はじめに90日間の短期滞在を認める「在留資格」を付与して。
その後、本人が希望されたらば、就労可能で1年間の滞在が出来る…
「特定活動」と呼ばれる“在留資格”への変更も認めている状況です。
加えて、生活費や医療費は「国から支給」されるのですが。
そこから先は… うぅむ。
そこで。話は前後して恐縮ですが、この度。
私が「広島市行政への要望」として参考にさせて頂いた一つに…
お隣の「岡山県」が挙げられ。
同県では、ウクライナ避難民を支援しようと迅速に「検討本部」を設置。
地方自治体としても出来る事から取り組んで行こうと。
民間の賃貸住宅を借り上げての「住居の提供」(検討中)や。
「外国人相談センターにて、ウクライナ語で相談可能に(既に)する」など。
避難民の方々の生活に関する相談やサポートを担うべく。
熱く、温かいアクションを起動させています。
そして、岡山県知事は口にされる。
「就労を希望する人々の為に、今の内に…」
「受け入れの可能となる企業を調査してはどうか?」
「今後、急に避難民が増えても対応の出来るよう、今の内から…」
「検討をしておきたい」と。
岡山の参考事例は以上とさせて頂きますけども、如何でしょうか。
上記の一連も絡めながら、幹事長の口を通して、私も。
冒頭の会議にて、幾つか提言をさせて頂いた次第です。
本市も“国際平和文化都市”を標榜するCITYとして。
“まずは言い出した者が卑近な事からでも着手すべき”を。
※卑近(ひきん):身近なこと
「隗(かい)より始めよ」と申しますが。
是非とも、隗より始めて参りましょう。
(歴史があり非常に美しい街「キーウ」:自身で撮影)
投稿日 : 2022年4月22日
『いまのうち』