世界を席巻する一報でもありました、ロシアのウクライナ軍事侵攻。
民間施設にまでミサイルが着弾し、一般市民が逃げ惑う模様には。
閉口なんて次元にあらず、激しい怒りと深い悲しみしか覚えず。
NATOとの関連を含め、歴史的な背景があるにせよ。
なぜ、こんな行為を。
プーチン大統領は24日、次の様に語りました。
「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つである」
「我が国を攻撃すれば、如何なる国も」
「敗北と悲惨な結果は免れないであろう」と。
顧みれば、1月3日のP5(核保有5か国)共同声明。
「我々は、核戦争に勝者はなく」
「決して、その戦いはしてはならないことを確認する」
「そうした兵器の更なる拡散は防がなければならないと…」
「強く信じている」と発表された際も。
あくまでNPT再検討会議を前にした、事務的なアクションであり。
私は懐疑的に捉えておりましたけども、この期に及び。
核をチラつかせ、他国に侵攻するなど。
顧みれば、「チェルノブイリ原発事故」の被災者の声を伺おうと。
かつて私も、ウクライナのキエフ。
並びに、被災地となるプリピャチを訪ねました。
現地の人々は、未だ後遺症とも闘いながら、温かく迎えて下さり。
思い出されるは、非常に美しい街並み。
しかし今般、ニュースから流れて来る映像は。
都市部から激しく黒煙の上る模様と、涙を流される多くの市民。
自らなど。
即座に現地へ、小さな我が手を差し伸べる事など叶わなければ。
無力、極まりないところではありますが。
ならばと、自らは。
何かを出来る場所にて、出来る事に最大限、傾注するのみで。
ここに衷心より、ウクライナの人々の。
あの現地にて応対して下さった市民団体「ゼムリャキ」の人々の。
ご無事を祈念して。
投稿日 : 2022年2月27日
『ウクライナ』