本日は10時より、議会の運営委員会。
続いて、各会派の幹事長会議が行われた後。
11時30分より急きょ「建設委員会」が開催されました。
今回の議題は「参考人の出席要求について」。
そこで改めて「これまでの経緯」を要約、ご説明させて頂きますと。
山陽自動車道「広島東IC」から広島高速1号線を経て。
「温品JCT」から分岐して“そのまま”JR広島駅の北口付近へ降りる…
現在、建設中の「広島高速5号線」(4km)の内。
二葉山トンネル「1.8km」を整備しなければならず、重ねて。
同トンネルの西側から「1.4km」部分と東側の「0.4km」部分は?
「トンネルを掘る工法」が違います。
続けると、西側「1.4km」部分、トンネルの頭上には民家等が存在し。
トンネルを掘る事により「沈下」しては住民へ迷惑が掛けられない為。
沈下を最小限に抑えられ、更に工期、完成も早い…
「シールド工法」を用いる事に(過去に)決定。
(現在は既に東西、双方より堀り進められております)
コチラの契約にあたり、当初、民間の工事業者側からは?
「約300億円」が必要との申し出があったのですが、結果的に?
道路公社と工事業者の間では「200億円」で契約を結び、着工。
そして、この度。
「やはり不足額が生じましたので、87.2億円の追加が必要となります」
との現実が浮上し、何も昨日今日、生じた議論にあらず。
かねてから議会でも本会議や委員会の場で…
「おかしいではないか!?」と質疑、議論が繰り返されて来たのですが。
並行して“第三者”の委員会に原因を調査して頂き、今年の3月に…
“報告書”も提出されながら、どうにも真相の究明には行きつかず。
かつ「再発の防止」へ向けても、誰を問わず理解、納得し難いので。
現況を打開すべく、しかも議員の立場としては?
平素、議会の場で“市の職員さん”としか問答が出来ませんモノで。
民・民の契約“当事者”となる…
「広島高速道路公社の職員さんに、議会へお越し頂き、お話を伺おう」。
※同公社:法律に基づき県、市の共同出資により設立された「特別法人」
こうした要望が先週、木曜日の委員会中に…
複数の議員さんから委員長(私)宛に寄せられ。
「ならば事前に各会派で、お越し頂くべきか?否か?を検討して頂き」。
「各会派で導き出された結論を持ち寄り、最終的に決定しましょう」。
との段取りを、私と副委員長が議会事務局と共に、早急に整え。
本日、11時30分の建設委員会にて議論しては、最終的に「採決」を取り。
建設委員会の委員9人中、私を除いた「8人」の賛否結果は?
※委員長は議事進行役に徹し、仮に賛否が「4対4」になった場合、はじめて賛否の意思表示が出来ます
公社の職員を招致するに「賛成3人」、「反対5人」で、結果。
「お越し頂かない、招致しない」事に、決定した次第です。
補足までに、賛否に加われなかった私としては。
私の属する会派の建設委員(議員)が「賛成」の意思を挙手で示した通り。
「公社の話を伺いたかった」のですが、そこは現実として「議会は数」。
また、多種多様なる主義・主張が交錯する世界であり。
結果は結果として、受け止めております。
しかしながら「参考人の招致」云々は別にせよ。
一連の「5号線関連」の案件につきましては、12月3日から開会する…
12月議会にて、行政側より「議案」として提出されて参りますので。
引き続き、調査、研究、審議を深めて参る所存。
とにかく、ここ数日にせよ、あまりにも目まぐるしく、慌ただしく。
各方面への連絡が後手を踏んでいたりもして、何卒、ご容赦下さいまし。
投稿日 : 2019年11月26日
『隔靴掻痒(かっかそうよう)』