取り急ぎ、ご返答まで

現在、12月議会が混迷を極めております。

先週末の報道もあり、今日までも本当に沢山の問い合わせを頂戴しておりますので。

改めて経緯を振り返るとして、話は12月12日(金)に遡ります。

端を発したのは、議場にて行なわれた藤田議員の「一般質問」。

質問項目は、下記の通り。

≪松井一實君の政治姿勢について≫

@議会軽視について A報復と利権政治について B市長選挙について

上記の発言項目ついて、一切の脚色や私見を挟まず、要約すれば。

@議会軽視

「議会が議決した判断を重んじる事なく、個別案件に関して地域住民に接触、誘導した」

A報復

「市長が幹部職員へ『野党議員には手柄にならぬ答弁をしろ』と強要した」

A利権政治

「安佐市民病院の移転建替えを巡り、市長から『賛成してくれれば目に見える形で恩返しをする』と告げられたが利権政治ではないのか」

B市長選挙

「松井氏が市長選立候補を表明後、議員が松井氏の応援要請に別の市議へお金を配っていたらしいが選挙違反ではないか」

こうした藤田議員の発言を受けて。

7人の議員が藤田議員へ対して「懲罰の動議」を起こされる。

内容は下記の通り。

「藤田議員の発言は一般質問に相応しくないばかりか」

「市長への個人攻撃に終始し、根拠のない発言で人格と名誉を傷つけた」

「また粗暴な態度と不穏当な言葉使いなどは看過できる問題でなく」

「広島市議会の品位と権威を失墜させるもので懲罰を求める」と。

続いて、この「懲罰動議」を受け、今度は藤田議員から。

「上記の7人の議員」へ対して「処分要求」が出される。

内容は下記の通り。

「市長は地方公共団体を統括し、これを代表する立場にあり」

「私の質問は、正に市長の政治姿勢について一点の曇りもない事を質す為のもので」

「一般質問に相応しくないとの内容は、根拠もなく事実を歪曲している」

「また市長への個人攻撃とあるが、市長のみが知り得る事実を確認したものであり」

「個人攻撃と表現される言われはない」

「更に私と市長しか知り得ない事実を確認した上で発言した内容へ対して」

「根拠がないとしている事は、私を侮辱するもので会議規則に逸脱したものではない」

「よって提出者へ対して懲罰を科すよう要求する」と。

また、ここまで書き綴らせて頂いた上記の内容とは全く別に。

この度、複数の会派から。

「松井一實市長の辞職勧告決議案」が提出される事となりました。

内容を要約すれば下記の通り。

「この度の大災害で本市は74名の多くの命が奪われた」

「市長は法的に定められた責務として、市民の生命と財産を保護しなくてはならないが」

「その時間帯、市長は寝たり休んだりしていたという信じられない事実が明らかとなった」

「午前3時20分頃から同時多発的に大規模な土石流が発生し」

「子供や消防職員が亡くなられ、道路は冠水し、床上浸水等」

「豪雨に関する市民からの通報が約400件に及び、緊急事態であったにもかかわらず」

「市長は公舎に在宅し、災害対策本部へ登庁したのは午前7時頃である」

「自治体の長として、電話指示で済むような事案でない事は火を見るより明らかで」

「対策本部が設置された場合は直ちに参集し任務を遂行するなど」

「市長としての責任が果たされていれば、少なくともこれ程の人的被害には至らなかったのではないか」

「これは市長の危機管理意識の欠如であり、同時に使命感、責任感の欠如である」

「市行政に対する市民の信頼を著しく失う結果を招いたのは事実であり」

「以上により、松井一實市長が市長職にとどまる事は相応しくない事は明白で」

「よって、本市議会は、松井一實市長に対して、市長を辞職する事を勧告する」と。

本来であれば、12月17日が12月議会の「最終日」でありましたけども。

こうした案件を議論したり、また決議する運びとなりましたので。

18日まで会期が「延長」される「予定」になっております。

※会期に留まらず提出案件が「取り下げられる」可能性もゼロではなく、上記の諸々は「あくまで予定」

そこで、話は冒頭へ戻り、「議会が混迷を極める」と表現させて頂きましたが。

今一度、原点へ戻り「議会」とは?

「よくやりました♪」と行政側を褒め称え、追認する機関ではありません。

無論、無暗に「足を引っ張る」機関でもない。

ながら、皆が無思考に「一方へ偏る」事は、未来へ多大なリスクを負う。

(もしも皆で歩んだ道が後々に失敗であった時の「リカバー」する労力を考慮しても)

ゆえ、多方面から多様なる思想と背景を持つ「議員」が選出され。

その存在意義として、先ずは「是々非々で審議する」が議員であり議会。

本来あるべき姿は、「混迷を極める」。

12月議会は、まだまだ続きます。

投稿日 : 2014年12月16日
 取り急ぎ、ご返答まで

 そして初心へ

12月議会に衆議院総選挙も重なっては。

そこへ、各方面から多様なるオファーも頂戴いたしまして。

瞬く間に、明けて暮れて、また明ける日々。

昨日などは、選挙戦の最終日であり。

熱き12日間の戦いが、20時をもって幕を閉じる。

この時計の針が「20時」を指した瞬間に?

選挙カーをはじめ。

あらゆる陣営のマイクから“声が発せられる”事は許されず。

一般的には、「マイクおさめ」と呼ばれ…

熱を帯びたマイクが、そっと置かれる事となります。

私も、同時刻までマイクを握り、声を上げていたのですが。

静寂を取り戻した時、夜空には雪が舞っておりました。

改めて、各陣営が早朝から夜遅くまで。

有権者の皆様へ、訴えに、訴えて来た。

そして、本日の投開票。

結果、議席を得て、勝った候補もいらっしゃれば、敗れた候補も。

ただし。

遡る事、約4年前、自らが実際に選挙戦を経験し。

投開票が終わった後、当ブログにも書かせて頂きましたけども。

実際に「立候補」するには、相当の「覚悟」が伴います。

また、候補者は誰一人「この世を悪化させよう」など考えておらず。

それぞれの候補者が、各々の陣営が、多様なる政党が。

思想やスタンス、掲げる政策は違えど。

求め、描くのは、「皆様の幸せ」。

勝ちを収めた「候補者」は、この瞬間を境に。

「○○候補」から、「○○議員」と呼ばれる事となりますが。

あらゆる議員は?

陣営、政党の枠を越え、惜しくも敗れた方々の覚悟も背負い。

立候補して、最後まで戦い抜いた情熱までも受け継ぎ。

今後、陳腐な表現を用いますけども。

世の為、人の為に、私心を捨て。

真摯に政治へ従事して行かなければなりません。

さて。

乾いた雑巾(ぞうきん)を絞り切った「今」でなし。

この国は、まだまだ良くなって行く。

「選挙」は終わりでなく、新たな始まりであり。

世界情勢が混迷を極める折、国内で足を引っ張り合い。

互いに疲弊している場合ではありません。

引き続き、皆様で関心を持続させ。

皆で、前へ。未来へ。何卒。

うむ。

私なども、明日は朝から常任委員会。

先程まで握っていたマイクを、再度、握りなおし。

この声、継続して発して参る所存です。

投稿日 : 2014年12月14日
 そして初心へ

 Dear Mr,他律

どれほど理不尽な要求であっても

人間はそれを受け容れる方が

それを拒み続けるより「コストが低い」と判断すると

それに屈服する。

追い詰められ、疲れ切り、

手持ちの資源が底をついてくるとそうなる。

かたくなに筋の通った事を言い続けて

無駄に消耗するよりも、

取り敢えず「体力を温存する」方向に舵を切る。

でも、そうやって抵抗力を失った人間には

もう内的葛藤はありません。

命じられた事を何も考えずに履行する方が、

いちいちその適否や意味について

考えながらやるよりも効率的だからです。



ある書籍より、ある一文を抜粋してみましたけども。

まるで。

本日の議会にて行われた「一般質問」を拝聴後の。

「私の感想を細部まで代弁して下さった」が如くで。

明日からも、一般質問は続きます。

投稿日 : 2014年12月10日
 Dear Mr,他律

 独立独行

現在、12月議会の会期中であり。

そこへ手伝っての衆議院選と、慌ただしい日々が続いております。

そんな最中、今朝ほどは新聞紙面上にて。

私も先だっての議会や委員会にて発言させて頂いていた…

「地域の慢性化する渋滞の解消」や。

「被災地の防災幹線道路の確保」に対して。

多大なる効力を発揮する、安佐南区の“背骨”とも言える「長束・八木線」。

その「整備」について、報じられておりました。

「選択と集中」で、何を掲げ、どこへ注力するのか?!

重ねて、財政事情や周辺住民との折衝、等々。

大きな画(未来像)を描きながら、推し進めて行くにあたり。

全てが迅速に「動く」事案ではないながら、着実に、確実に前へ。

引き続き、取り組んで参る所存です。

また、公示後の衆院選においては、先だっての報道でも。

「関心がある」人々が、前回の総選挙を大幅に下回っている状況。

(期日前投票は、現時点で過去と比較しても顕著なる伸びをみせながら)

私共は、一貫して「無関心からの転換」を唱えて参りましたが。

実際の話、「政治」が全てを決定づけるにあらず。

先ずは政治が「土俵の整備」を行い、最終的に…

「土俵上で相撲をとって頂く」のは、個々の勝負となります。

しかし、個々の人々や各企業は税金を納めて下さっており。

このプールされた血税の使途を決定するプロセスが「政治」でもある。

言わずもがな。

20歳以上の国民が持ち合わせた「投票」との義務…

と申すよりは、尊い「権利」を、行使しない手はありません。

また、各政党や候補者が「優勢」であったり「劣性」と報じられど。

「バンドワゴン効果」。

いわゆる、無思考に「勝ち馬」に乗るでなく、また。

「アンダードッグ効果」。

無思考に「判官びいき」で押され気味の情勢を後押しするでもなく。

最初に、自らで最低限の判断材料に目を通し。

充分、咀嚼した後に。

「周囲が…」「特定団体が…」「同窓生が…」etc。

暮らしには、様々な関係性が派生するモノではありますけども。

最終的には「我が」のみならず。

「公の幸せ」まで視野に入れては、未来を見据え。

唯一無二となる「自らの判断」で、投票行動へ移す。

甚だ、おこがましい発信となれ。

是非とも!

投稿日 : 2014年12月09日
 独立独行

 Take me out the ball game♪

サンフレッチェ広島の今シーズンが「8位」で閉幕。

リーグ戦の最終結果により。

1位から7位までは順位に応じて「賞金」が配当され。

国内のトップカテゴリー「J1」において。

過去4年間で、継続して「賞金圏内」に名を連ね続けたのは?

いわゆる、プロ野球で申すところの。

コンスタントに「Aクラス」に名を連ねたのは…

J1の全18クラブ内でも、唯一、我らがサンフレッチェのみ。

しかも、その4年に輝ける「連覇」まで果たしており。

三大タイトルの天皇杯やナビスコ杯でも決勝へ駒を進めるなど。

近年、何処よりもシーズンの閉幕は遅く。

何処よりもシーズンの開幕は早い状態で。

アジアチャンピオンズリーグの出場も加味すれば。

何処よりも試合数をこなし、何処よりも移動距離の長いクラブ。

関東圏などクラブ数が多いので、例えば「三連戦」と言えど。

連戦中のホテル泊など不要とし。

自宅から通える範囲で連戦を終える事も多々。

如何にサンフレッチェの選手が…

「選手生命を削って」と表現しても過言ではない程に。

取り組み、かつ結果を残して来たかが分かるかと存じます。

そんな我らがサンフレッチェのシーズン最終戦。

ホームゲームにてサポーターズシートの壁面には?

「サッカースタジアムは市民球場跡地に!」

との、何十メートルにも及ぶ横断幕の姿が。

この辺りに関しては、週末の生放送ラジオ番組に出演させて頂き。

2時間以上も語り、発信させて頂きましたけども。

全ては、やはり来春。

この日曜日も、朝から晩までマイクを握り。

ふう。

結構、私共の世界でも。

率直に、純粋に、ただ世の中を良くしたいだけなのに。

心身のみならず、色んなモノを削っていたりで。

つくづく、私などは、しないだろうな。

長生き♪

投稿日 : 2014年12月07日
 Take me out the ball game♪

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