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日記|DIARY
2009年6月30日 博愛なるもの
まずは、以前のブログを♪
ゴーヤダービー
私も栽培当初はゴーヤのプランターに目もくれなかったのですが、「生命力」とは偉大であり。
放置しながらも“頑張って芽を伸ばす”植物に相対していると…
次第に「情が湧く」と申しますか、植物へ対する愛情が“植物だけに?”芽生えて参ります(笑)
朝起きては水をやり、日中、時間があれば水をやり、帰宅してから水をやる。
不思議なモノで、分かった風な表現で恐縮ですが、植物の表情を見ながら“一定期間”接していると…
「相手が(ゴーヤ)1番喜ぶであろう水の量」などが徐々に分かって参ります。
「ココだな?」と♪
さすがに、まだ植物に対して「語りかける」エリアには突入しておりませんが…
齢(よわい)37にして、些細であれ、ちょっとした新発見です。
また、人生において「食わず嫌い」ほど勿体無いモノはなく。
気に入るか否か、継続するか否かは別にしても「まずは入口の扉を叩きエントリーしてみないか?」とゴーヤ栽培の啓蒙活動をしていると…
“新たなる賛同者”が続々と誕生。
しかも嬉しい事に、その「経過」が、いきなり何の前触れも無く私の携帯に“写真入り”で届きました♪
後発でありながら、「ここまで育ったんですよ♪」
「大きく育ったら、みんなでゴーヤ・パーティーを開きましょう!」と。
彼の名は…
いや、彼の背番号は…
プレーの際は、誰よりも“負けん気”を発揮する、それはクレバーな男。
でも、プライベートでは驚くほど“気の優しい”ナイス・ガイ。
サンフレッチェの「15番」です。
そこで、15番に業務連絡。
「鉢は、デカイほうが良い♪」
Keep going pal!
2009年6月29日 ゆるゆる
ある仕事で、広島空港に隣接する中央森林公園へ初めて行って参りました。
そして、「あんなにも近くで飛行機が観られる」とは!
ただただ驚きと感動です!
また、それ以上に“ときめいた”のは、正に「これから離陸せん!」としている滑走態勢に入ったジャンボ・ジェット機に対して…
みんなで“いってらっしゃい♪”と手を振ると、パイロットが白い手袋で、それはクールに「手を降り返して下さる」ではありませんか!?
うおっ!
沢山の人命を預かり「これから大空へ飛び立つ!」と言う直前に、その大らかな余裕、ゆとり。
格好良すぎるじゃないっスか!
逆に言えば、そんな時に、あまりにもガチガチになり過ぎて、コチラに目もくれない様なパイロットの方が怖い訳で…
叶うなら、明日からでも成りたいぜパイロット!
惚れ惚れっス!
そう言えば、昨日の大阪での電車内。
車掌さんが次の停車駅をアナウンスする際、誤って、「次は梅田」と言ってしまいました。
「違うのではないか?」と騒然とする乗客。
電車は、当たり前の様に“梅田の1つ手前の駅”で停車いたします。
客の乗降が済み、次の駅、「梅田」へ向けて発進する電車。
そこで暫くした後、車掌さんに再び「次の停車駅をアナウンスする機会」が訪れました。
車掌さんは言う。
「次も梅田♪梅田♪」
やるぜ関西人!
その機転、運賃を2倍払ってもお釣りが来るっス!
この流れで続いては、私が北米に住んでいた時の話。
例えば、NYの地下鉄で、車掌さんがアナウンスの際、「NYメッツの試合経過」をアドリブで挟み、車内が沸いた事がありました。
良いか悪いかは別にして、「今も戦地で戦うアメリカ兵の無事を祈ろう」とアナウンスした車掌さんも。
カナダでは、バスの運転手がアドリブで「翌日の天気」をアナウンス。車内が笑顔に包まれた事や…
同じくバスの運転手の話ですが、業務中にも拘らず、ドーナツショップの前にバスを停車させ、自分のみ下車♪
そこで朝食を購入してはバスに戻り、微笑みながら「待たせたね」の一言♪
再びハンドルを握って業務へ戻ると言った運転手も、1人や2人ではありませんでした。
ギスギスせず…
四角四面で杓子定規にならなければ…
遊び心を忘れない。
I think そう 思うべな。
2009年6月28日 負けても絶対に負けない!
先頭の部分だ♪
そんなこんなで、昨日は大阪でのナレーション。
プラットホームを見上げれば、数時間後にサンフレのアウェイ戦が行なわれる場所、「きょうと」の文字が。
ご近所だし、早く現場が終われば「例え後半からであろうと現地に駆けつけよう!」と息巻いていたのですが…
インコンプリート。
試合終了時も、まだ大阪のスタジオで喋っていました。
収録の最中も、間を見つけては、携帯サイトで“試合経過”をチェック!
後半30分を過ぎたあたりでも「まだまだ行方は分からんぞ!」と希望は繋いでいたのですが…
まだ現場の途中でありながら、試合結果により、明らかに己に浮かび上がる“落胆の色”は隠せませんでした。
何故に敗れたのか?知る由もありません。
そして、帰広。
サンフレに携わる者ならば、選手、サポーターを問わず、誰しも簡単に切り替えられるモノではありませんが…
悔しいのは誰も一緒。「今、出来る事を自分なりに取り組むのみ」です。
その足で、直ぐに“ある会合”へ参加。
「広島にサッカー専用スタジアム誕生!」の資料を手に、参加者へ地道な広報活動です。
結果、言うまでもありませんが、建築関係の社長様にセールス関係のお偉いさん。議員方面にショップの店主まで…
署名のご協力を含め、一様に「大賛同」を頂戴しました。
今週は、明日の月曜から連日ノンストップで、現場の合間を縫っては議員さん、大企業のトップから弁護士界まで、沢山の人々と会合を重ねて参ります。
「広島にサッカー専用スタジアムを誕生させる」ために!
何度も申しますが、私共は、何かを邪魔するでなく、どこと対決したい訳でもありません。
純粋に街に活気が生まれ、人々が楽しみ、幸せになれる道を突き詰めているのみ♪
そして、なかなか分かり易い“形”として表面化して参りませんが、1つ確実に言える事は…
「その賛同の輪は大きく広がり、また驚くほどの前進を見せている」と言う事実。
この機会を逃せば、何の脅しでもなく、向こう5年から10年単位で「専用スタジアム」が広島に誕生する可能性は無いでしょう。
あくまで私見なので、信じるも信じないも構いませんが、それだけ実際に活動して導き出している“見解”です。
サッカーに全くの素人の方でも構いません。
「普通に」です。それは普通に考えて、「広島」と言う街に限らず…
このご時世、100億円以上も投じられ、ちょっとした場所にスポーツ専用のスタジアムが数年内に誕生すると思われますでしょうか?
「無理」です。絶対に無理。
でも、市民球場の跡地ならば、前述とは比べモノにならないくらい可能性があるのです。
そして、その可能性が一歩、また一歩と高まっている。
勿論、市民球場跡地に「100%出来ます」とは現時点で申せませんが、可能性は多大に継続して存在している。
「いつか機会が来れば…」
「今」しかないのです。
まだ遅くはない。
誰がどうでなく、引き続き、「みんなで一緒に」夢を叶えて参りましょう!
2009年6月27日 京都戦
勝つ!
2009年6月26日 人間味の滲む名言
藤田雄山知事が24日、正式に引退を表明。表明後の記者会見では…
「その時代に求められる人材がある。4期16年を全うする事で、時代の要請の変換期に来ていると思った」と語りました。
県議会からは、「知事は官僚出身ではないので、行財政改革を推進できた。功績を高く評価している」との声もあれば。
現在の県には中四国の中枢を担うための機能が不十分だとした上で、「広島は変わらなきゃいけない時に変われなかった」と批判の声に。
また、政治資金問題に触れ、「県民には『説明責任を果たしていない』という不信感がある」との指摘も。
私ごとき若輩も、同氏へ対する自分なりの感想を申すなら。
「県の長(おさ)」と言う程の“要職”へ就けば、誰が舵取りをしようとも大なり小なり功罪は生まれます。
問題は、「ならば、もし別の人物が同時期、同任期を務めた場合、どれだけの相違が生まれていたか?」ではないかと。
以前にもブログで書きましたが、県内86あった市町村を、現在の23市町にした「平成の大合併」を推進。
合併の進捗度は全国1位ですが、急速な合併に伴う「県民の利便性の低下」や「郊外の過疎化」と言った弊害が数々生まれ。
「合併は国の方針に異論すら唱えず従順なだけ。県民の為になっていない」との批判が各方面より続出しました。
本来ならば県民サイドに身を置き、国からの押し付けから「県民を守らねばならない」立場にも拘らず、国の急先鋒を務めたのですから当然です。
お上と良好な関係を築き、それを維持・継続しなくてはならなくとも、結局それは、就任より「大型公共事業」を推し進めて来たから。
バブル崩壊後の中、継続して大型の公共事業を推し進めた事から、県債残高は93年度の約6245億円から、09年度には約2兆円に増大しています。
それは利用頻度の少ない山奥に“何百億もの橋”を架けたりetc。議会の一部から「後世にツケを回した16年だった」との声が上がるのも無理はないでしょう。
同氏が行財政改革では県職員の給与削減を進め、「組織のスリム化を図った」のは事実であり、教育改革にも尽力されておりますが…
それは、どこの首長でも取り組んでいる改革であり、時代の追随とまで言わずとも、果たして「手腕」と呼べるモノなのか。
いずれにせよ、政治資金問題で、県民に多大なる「政治不信」を植えつければ、当人は「シロ」と言えど、監督責任の問題もある。
2度も辞職勧告を受けながら、辞職すらされず、4期を全うされんとしており。
2度も辞職勧告が発せられたのは「全国初」であれば、ただの1度の勧告にしろ、辞職に追い込まれていないのは…
全国津々浦々を見回してみても、後にも先にも、この「広島だけ」なのです。
ユルい。
結局、県なり市なり、首長を生み出すのは「その土地の人々」であり、「選挙」と言う機会がありながら、現体制が続いてきたのは…
「自らが蒔いた種」に他なりません。
無論、この16年を「成功」と捉えている方もいらっしゃるでしょうから、「県民が県民を失墜に追い込んでいる」との意味でなく。
私は現知事に直接「サッカー専用スタジアムを造りましょう」(税金でなく民間出資で)と要望に伺った事もありますが、返す返す、私ごときが同氏の人間性を非難しているのではありません。
物腰の柔らかい、とても真面目な紳士でらっしゃる。(偉そうな表現で誠に申し訳ございません)
ただ、いち県民として「知事としての功績」を自分なりに採点しているだけです。誰しも、その権利がありますから。
「その時代に求められる人材がある」。
当然であれ、名言。
「県政」も行く手は簡単な道程ではないにしろ、まだ可能性や希望は持てそうなので、次は市民の為にも「市政」か…
手強いな(笑)
2009年6月25日 そこのモヒカン!
元気か槙野君!?
帰国後、直ぐに訪れた神戸戦では心身ともに大変だったと思うが、ナイスゴール!
「デキる・デキる」とは風の噂に聞いていたが、そこまで「デキる」とは思わなかったよ(笑)
いやいや流石です。
また、先の国内で行なわれた代表戦の時…
槙野君は試合に「出場する事が出来ず」、誰よりも1番悔しい思いをしたのは君であり、それを1番よく知っているのも君である。
なのに、あるキッカケで生まれた「試合後の笑顔」が全国ネットのテレビ中継で流れてしまい…
色々と各方面から“ご指摘を受けた”みたいだね。
あの時、カメラの向こう側には、ちょっとキャラクターの立つ関係者がいらっしゃった。
その事が選手間でも話題に上ってはいたが、「誰も触れないでおこう」と口約束が交わされていた。
しかしながら、試合後の開放感からか、ある先輩選手が「おい!槙野!あそこ!」と口火を切り…
「それは無しっすよ」と笑った瞬間を…
偶然にもカメラで抜かれてしまった。
確かに、試合後に「学生時代の朝礼時みたいな事をやってる場合か」と言うツッコミもあるでしょう。
でも、君が率先してフザけていた訳でなければ、軽口を叩いてヘラヘラしていた訳でもなく…
逆に、あの場では、悔しさ一杯で口を真一文字に結び、無言で遠くを見つめておけば良かったのか。
当然ながら、正解などある訳も無く、結局それは周囲が“個々で抱く印象”でしかあらず。
日本国内から選ばれた「TOP OF TOP」の数十人の中に入り…
全国的にも注目が集まる中、練習中から大きな身体が赤いモヒカン(当時)で誰よりも大きな声を出して走り回ってるのだから…
そりゃ、目立つって♪
何やったって。
もし、「24時間・槙野に帯同!半年間お試し企画♪」みたいなモノがあれば…
君が元気やお調子だけでココまで来た訳でなく。
その若さながら、星の数ほど、悔しい思いを重ね。
人一倍の努力をし。怪我を克服して。自らを追い込み。
辛い時ほど声を出し。あらゆるモノと戦い。
また、誰よりもサッカーを愛し、誰よりも真摯にサッカーに向き合い。
異常なまでに「広島」と言う街を、「サンフレッチェ」と言うチームを愛し。
そして、誰よりもファン、サポーターに対して優しく、温かく接する君が…
誰よりも繊細な君が…
“必ずや”全ての人々に伝わるのにね。
でも、そんな「お試し期間」など設けられる訳は無いので…
引き続き、「プレーで示しましょう♪」
京都戦、頼んだぞ!
P.S.
勝手に色々と書き綴って悪かったが…
目立つんだって(笑)
2009年6月24日 笑ってる?
仕事やプライベートの移動の際、私は「車5:自転車5」の見事なハイブリッド♪
そんな最中、この1週間に“2度も自転車がパンクする”と言う、アンラッキーが訪れ…
不思議なモノで、以前ならば「何て不運続きなんだ!」とカリカリしていたところですが。
ここ最近は、「まあコレも何かの教示なんだろう」と、別に良い事があった訳でなくとも、許せる自分が居たりして♪
些細な話であれ、「竜史・新境地開拓」であります。
そんなプチ仙人を演じていると、今度は車のタイヤにガムがベットリと付着しているのを発見!
即席仙人も、さすがに「自らへ降り掛かる数々の不運」に対し、怒り、憤らんとしていると…
何と、そのガムが付着した数センチ横に、何かを踏んだのか、大きなタイヤの裂け目を発見。
しかも、かなり深く大きな傷。
ガムを取り除こうとしなければ、多分、向こう数週間は、その傷に気付いていなかったかもしれません。
危なかった。
正に、「わざわい転じて福となす」。
早急にタイヤを交換するにあたり、同級生がブリヂストンに勤めているので、久々に彼に連絡。
懐かしい声を聞ければ、紹介して頂いたショップのスタッフも素敵な方々ばかりで、どこか“ほんわか”と幸せな気分になりました♪
帰宅すれば、玄関では無計画に植えてしまったトウモロコシが、「我が家を包み込まん」と青々と生い茂っているし…(笑)
「笑う門には福来る」。
学も無ければ、富も地位も名声も無い私が“唯一”誇れるのは…
「笑顔時」が多い♪
明日も笑うべ。
2009年6月23日 ZOU
プロ野球では「セ・パ交流戦」が終わり一段落。
この交流戦でカープは14勝9敗1分と“12球団中で3位”の好成績を収め、週末に再開するリーグ戦へ向け、上位・追撃体制を整えました。
そんな戦績に「新球場効果」も手伝い、交流戦1試合平均のホーム観客動員数は、巨人、阪神に続き、これまた3位につけたカープ。
1試合平均「約2万4千人」で、特筆すべきは…
前年比“40%増”です。
動員でも企業の売り上げでも然り。そうそう努力したって「40%増」など達成できるモノではありません。
ましてや、比較対象となる“前年”は「市民球場ラスト・イヤー」と謳われ、ただでさえ動員が多かった。
“その1年と比べての4割増”に多大なる影響をもたらしているのは、やはり「新球場」。
「まだ見ぬボールパークへ♪」と期待に胸を膨らませ、久々に、また初めて野球観戦に出向いた方々も無数にいらっしゃった事でしょう。
“そこへ足を運んだ”ならば、初めてであれ何であれ、「生の観戦に魅せられ今後リピーターとなる方々」が、それは沢山誕生する筈で…
改めて、「交流戦」と言う注釈が付いても、前年比、脅威の「40%増!」
ちなみに、このカープの新球場が誕生するまでも、ちまたで「新球場が欲しい」と言う話題がチラホラ上り始め…
行政でも検討を重ね…
デザイン1つから始まり、何やかんやの大掛かりなコンペまで数々の段階を経て…
「完成」から正式な興行(カープ戦)が行われるまで、ざっと○年は充分に費やしています。
現在、ある程度は明確な方向性が示され、行政まで絡んで来ているガンバ大阪の「専用スタジアム誕生への道程」にしても…
“もし”順調に事が進めど、完成して興行が行なわれるまで、余裕でこの先、○年は費やされるでしょう。
そこで、我らがサンフレッチェ。
「専用スタジアムが欲しい」と言う声は年々増え、しかも鮮明に聞こえて来る様にはなりました。
時には五日市に、観音に、広域公園の第一球技場の改修に専用スタジアムが?などの噂をチラホラ耳にします。
しかし、この漠然とした要望レベルで、社会情勢も含めた「このご時世」に、例えば前述の場所で数年内にサッカー専用スタジアムが誕生するのか?
あくまで「私見」ながら、どう少なく見積もっても向こう10年は絶対に無理でしょう。
行政が「貨物ヤード跡地に!」と能動的に動いたカープの新球場誕生でも、アレだけの時間を費やしているのです。
そりゃ、「向こう30、40年の内に何処かへ専用スタジアムが出来れば…」と言うスタンスならば、それはそれで構いませんが…
私は、現在の面白いサッカー、そして個性溢れる選手達に、この地元において「専用スタジアム」でプレーして貰いたい。
また、そのゲームを「1人でも多くの人々」に味わって頂きたい。
もしも、サンフレッチェに好立地で新スタジアムが誕生したならば…
前年比、何%増になるのだろうか?
2009年6月21日 フラッシュバック
サンフレッチェ!劇的な逆転勝利!!!
ゲームの終盤は、涙をこらえながらアナウンスするのが精一杯!
感動!感動!また感動!
なぜに?
“遠い思い出”が脳裏をよぎります。それは、2年前の神戸戦…
2007年6月
我々はアウェイに乗り込み、バックスタンドの“ド中央”で神戸サポーターに囲まれながらの観戦。
ゲームは終始サンフレが圧倒!サンフレの得点が決まれば、コチラは周囲も気にせず立ち上がっての大歓喜!
辺りの神戸サポーターも、言わずもがな、気持ちが良いはずはありません。
しかしながら、丸いボールは気まぐれであり、チャンスを活かしきれないでいると…
ロスタイム、大久保に決勝ゴールを決められての逆転負け。
タイムアップの瞬間、我々の目の前に座っていた神戸サポーターのおじさんが振り返るなり…
諸手を高々と突き上げて、満面の笑みでコチラへ向かってガッツポーズを示したのでした。
神様と法律が許してくれるならば、トっ捕まえて「広島まで一緒に帰路についてやる」ところですが…(勿論、冗談ですよ)
「敗者にクチなし」。あの時は本当に悔しかったな。
そして、本日のゲーム展開。
前半で2点リードしながらも後半に逆転を許し、どこか「あの苦い思い出」と酷似しています。
しかし!唯一!
いや!大きく違った事は、「ここがホームであった」と言う現実と…
何より、チーム、サポーターの誰もが「最後まで諦めていなかった」と言う事実。
そこで訪れたるは、忘れもしない後半の38分!
「何かアナウンス・ブースが暗いぞ!まだまだチームを後押しするぞ!」と我々もギアを入れ直しました。
すると1分後、目の前では同点ゴールが生まれ…
数分後、逆転ゴールの誕生!
涙腺のパッキンはハジける寸前で、熱く純度の高い液体が両の眼(まなこ)から飛び出さんとしておりましたが、そこはグっと我慢!
タイムアップの笛の音と同時に、我らがサンフレッチェの見事な逆転勝利は確定。
あの時の「笑顔の神戸おじさん」は晴れて2年越しに供養され、フっと私の目の前から消えて行くのでした。
なんのこっちゃ。
自らの人生に関しては、何1つ“げん”など担がない私ですが(ジンクスなど全く気にしない)ことサンフレに関しては別問題。
試合後の私のテーブルには。
小学生の女の子がプレゼントしてくれた「幸運を呼ぶ」四葉のクローバーと…
「セットプレーから絶対に失点を許さない」と言う愛用の“微力ながら壁になりますペンケース”が微笑んでいました♪
改めて。
こんな「感動空間」を演出してくれた、ホーム・アウェイと言った敵味方を問わず、全ての人々、街、環境に感謝です。
P.S.
試合後、30分が経過した頃。
「祭のあと」となった、どこか無機質な観客席を…
大きなゴミ袋を手に、黙々と広範囲に渡り掃除して下さるサンフレ・サポーターの姿がありました。
私も、「自らが汚して誰かに掃除してもらう」くらいなら…
「誰かが汚したモノを自らで掃除する」ほうが良い。
素敵なサンフレ・サポーターに。
感謝。
2009年6月20日 37年に1度の解放♪
お酒もタバコもギャンブルもしない。
「食欲」と言うよりは、「食への欲」が希薄なので、基本、量も回数も「食事」は少なく。
“すぐにノボせる”ので長年に渡り湯船に浸かる事が出来ず、温泉等を満喫する事は皆無。
そこへ、特定の趣味は無し。
よく人から“率直な質問”を浴びせられます。
「人生で何が楽しいの?」と(笑)
こんな暑い時期、仕事終わりに「この瞬間が最高!」とビールを堪能される方々…
「美味いもん食べたいね〜♪あそこのアレを食べに行こうよ!」と能動的に食事へ向かわれる方々が…
何の皮肉を込めるでなく、純粋に羨ましいモノです。
「よほど美味しいんだろうな?ビールであったり、世の人気メニューとか…」って。
ただ、待っていても「進展」は向こうから訪れるモノではありません。
そこで昨日!
生まれて初めて!
「記憶が無くなる」までアルコールを飲みました(笑)
それこそ20歳くらいの頃は、まだ東京の事務所に所属していれば、頻繁に行なわれる打ち上げにも呼び出され…
断れない“先輩からのお酌”を一定量は飲んでいたモノ。
しかしながら、どこかで「後輩がゆえ」自制心が働いており、酔いつぶれるまで飲んだ事は1度も無く。
その後は、徐々に勧められるお酒を断れる、遠慮できる年齢となり。
「昨晩は飲み過ぎて記憶がスっとんでしまい何も憶えてないよ♪」と言う感覚など体験した事もありませんでした。
それがどうでしょう。
“気心の知れた仲間”との打ち上げで、最初の2杯は通例の「コーラ」を飲んでいたのですが…
祝いの席であれば、「アレ?今日は飲むんじゃなかったの?」と言うみんなの“笑顔のささやき”に珍しく乗ってしまい…
「珍しく」と言うよりは、生まれて「初」と言っても過言ではないでしょう♪
あれは何のお酒だったのだろうか?
焼酎なのか?日本酒なのか?
「空けては届けられるグラスを飲み干す」サイクルを続けていると…
その場で爆睡!
い、いつ撮影されたのか?!
気がつけば、こんな行動を取っていれば…
俺は何を手に持っているのか?!憶えていない?
帰宅する際も、何も考える事なく「我が家とは逆方向」へ向かっていたりと…
そんな自分に自分が驚いています(笑)
「あ、あの下戸な俺が?」と。
でもでも。
「美味しいお酒」は未だ分からずとも、「楽しいお酒」は少々覚えた気がします♪
一夜明け。
モーニング・コーヒーが…
ひときわ美味いぜ。
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