激動の本会議(6月議会)が閉会を迎え、新たな正副議長も決まっては。
議会スケジュールで申せば、どこかワンクッションついた雰囲気に包まれておりますけども。
「終わり」は次の「始まり」でもあり。
改めて、広島の長きに亘る歴史が「生み出す」と表現するよりは…
シッカリと「育まれて来た」永遠の課題となる「悪習」が浮き彫りとなった会期でもありました。
誰もが分かっている。
己の課題、先方の課題、都市が抱える旧態依然とした課題。
しかし、そこを「壊せない」のではなく、頑なに「壊さない」広島。
テメーの利害や既得権益を抜きにして、公益の為に尽くそうと思えば、いくらでも出来る。
にも、にも拘らず、一歩を踏み出さず、終いには加担までするモノだから。
特定の、誰かの何かを指して言及しているのではありません。
「総じて」です。総じて。
変わらないよ。
テメーが可愛くて、テメーを守りたくて、仕方がないのですから。
しかも、冒頭とは別の意味で「終焉の開始」でもありまして。
本当に、既に始まり出しているモンな。
幸いかな、「都市の持つ自浄作用」と申しましょうか、政財界に市民の皆様へ至るまで、各方面には…
「このままじゃ!」と、確実に、着実に新芽が伸びては来ていたりで。
ながら、まだまだ時間を要するでしょうけど、序章には突入しているのですから。
物語は、コレからです。
ことわざには…
「3人寄っても下衆(げす)は下衆」
なんて、フリッカージャブの様な鋭く辛辣な表現もありますが(笑)
For The Team!の為にも、己を磨かなければならず。
無論、この「チーム」は、会派であったり市議会などでなく。
「広島」に他なりません♪
投稿日 : 2013年6月30日
『 人望町の一番地』
昨日の建設委員会において、私は。
この度、広島市が計上した「旧市民球場跡地の活用方策」に関する補正予算「870万円」に対して。
「このまま予算を執行するべきではない」との立場から反対討論を行い。
結果、予算「案」は、否決されました。
しかし、明日の本会議で議会の半数が、この度の予算案に「賛成」して可決されれば。
上記の予算「870万円」は、予定通り執行される事となります。
では。
先ずは四の五の語る前に、昨日の私の反対討論、その全文を掲載します。
これより「第51号議案」について、反対の討論を行います。
私は、先の本会議でも、一般質問にて発言させて頂きましたが、
この度の、第51号議案「平成25年度・広島市一般会計・補正予算」の計上に際し、
「旧市民球場跡地の活用」について、「870」万円が盛り込まれております。
そこで、改めて現状を再確認させて頂きますが、今後、旧市民球場跡地の最終的な活用方策としては、
検討委員会にて絞られた「4案6パターン」の中から、3月に「緑地広場・文化芸術機能」を主とする案が選ばれ、
「スポーツ複合型機能」に関しては、サッカースタジアム検討協議会を設置後、
そこで協議され、挙がって来た素案を、改めて「緑地広場・文化芸術機能」を主とした案と照らし合わせた上で、
現段階では、来年の秋に“最終決定がなされる”スケジュールとなっております。
ココへ対し、5月28日に行われた特別委員会に於いて、一方の案は、行政が、ある程度の予算を設け、
専門家を通じ、絵図面などを作成しながら、もう一方では、手弁当規模で検討協議会を開催させ、
それを、最終的に同じ俎上に載せて比較する「行政手法」が、金額の面に於いても、倫理的な面でも、
「公平、公正ではない」との意見が、各会派から構成される、沢山の委員から相次ぎました。
そこで、過去8年間に費やされた時間に諸経費、失われた賑わいを考えても、
今現在「待ったなし」の状態である事は間違いなく、継続される空白などは、誰も望んではいないのですが、
コレが如何なる案件であっても、一方は手弁当規模で、例えば、建設スキーム1つを構築するにも専門家不在のチーム。
また、もう一方には、前者の約70倍もの予算が設けられ、専門家が、徹底的に基本計画の完成を目指すチームがあり、
一定の期間が経過した後、双方から出された提案を、同じ俎上に載せ、
果たして、フラットな見地から、「比較検討できるモノなのでしょうか?!」
重ねて、コレが、最終決定が下された後の、実施「計画」、実施「設計」を進める段階ならば、
予算の執行が止められた場合、多大なる足踏みとなりますが、
「来年の秋に最終決定を下す」との作業工程を順守するならば、
この度の「基本計画を構成する素材の検討業務」は、大よそ3カ月から6カ月もあれば完了するモノであり、
後に、禍根を残さない為にも、拙速に進めるべきではなく、
今、ココで両者へ、「最低限の平等な環境を与える」事は、行政として、当然かと存じます!
しかも、現在、行政として「街づくりの核となる様なサッカー複合スタジアムの建設へ向け確実に前進している」
と明言されているのですから、如何なる結論が出るにせよ、そのプロセスへは、真摯に対応すべきです。
街の将来をも左右する大事な案件であり、また、人々の注目度、期待度も高いのですから、
「一事が万事」ではありませんが、ここで、「公平、公正なる手法」を用いらなければ、
今後も、本市の“あらゆる施策”に対して、市民の皆様が、都度、猜疑心を生む可能性すら生じます。
旧市民球場跡地の最終的な活用方策は、双方の案を、キチンと比較検討した後に最終結論を出す。
ならば、金額に、係わる人間など、全く一緒の条件は有り得ませんが、比較に際し、
可能な限りは、行政が「公平、公正なる環境を整えるべきである!」。
以上の理由により、「第51号議案」には反対いたします。
さて。
上記の「私の発言内容」を踏まえ、市民の皆様には心からお願いがありまして。
人とは、あらゆる事象、物事に対して、時に先入観を持っていたり、固定観点を抱えていたりもします。
例えば、行政が「市民の為に旧市民球場跡地の作業を進めたい」と申しながら…
そこを議会が反対したらば…
「議会は足を引っ張っている」と条件反射的に受け取られる方々もいらっしゃるかもしれません。
しかし、前述の通り、最終決定を下すのは「今年の秋」ではなく…
「来年の秋」。
「手だの足だのを引っ張る」レベルでなく、根本を引っ張っているのは行政です。
誰が、何の理由でココまで先延ばししていると思われますか?
しかも、私が建設委員会に於いて。
「緑地広場・文化芸術機能を主とする案の具合的な内容を教えて下さい」と質疑させて頂いたところ。
「そこは、今後、予算を費やして検討して行きたい」との答弁。
んな不明瞭、不確定な状態で先走るんじゃねぇ!って話。
宜しいでしょうか?
市民の皆様にも同じ問い掛けをするとして…
「緑地広場・文化芸術機能を主とする案の具合的な内容を教えて下さい」
おそらく、行政関係者を除く、広島市民117万人の内。
明確に回答できる人物など、1人も居ないでしょう。
そうした案を、一時的にせよ基本計画として「決定する」など、これだけ分かり辛く今日まで来ているのです。
繰り返しとなりますが、これが何の案件であっても、「行政として公平で公正なる環境を整えて下さい!」
ココを一貫して訴えているだけであり、感情論やパワーゲームで異を唱えている訳ではない。
重ねて、特定人物や特定の会派に留まらず、各会派を越え、広く委員(議員)から“噴出した意見”なのです。
いずれにせよ、泣いても笑っても、明日は6月議会の最終日。
結果、如何なる結論が導き出されようとも、私は、揺らぎない信念を貫くのみです!
暑い?
熱い!
投稿日 : 2013年6月27日
『 熱帯夜』
写真は、解体される前の、旧広島市民球場。
懐かしいな。
朝から晩まで白球を追いかけた高校3年間。
私の1つ上の代は、夏の甲子園を目前に、県大会の決勝で敗れ。
私の1つ下の代も、春の甲子園を目前に、県大会の決勝で敗れる。
そして、私の代は?
夏の甲子園を目指す、高校生最後のチャンス。
会場は、まだ「旧」の付いていなかった市民球場。
開会式直後の県大会1回戦。
対戦相手は前年度の春に甲子園へ出場した強豪校で。
手前味噌ながら、我々も強豪校の好カード。
6番サードでキャプテンだった私は、9回オモテに逆転ヒットを放ち。
迎えるは、9回ウラの2アウト。
無論、あとアウトを1つ取れば、まずは初戦突破。
と、その瞬間…
カキーン!
白球は私の遥か頭上を越え、左翼スタンドに突き刺さりました。
同点。
ゲームには常に流れがあり、そこを呼び込むも、そこへ乗降するも…
ワン・プレー。
続け様に、ヒット、ポテンヒットを打たれ、サヨナラ負けを喫する事に。
頭の中など、もう真っ白です♪
我が半生を振り返れば、これ。
これがキッカケで、今がある。
野球部を引退後、もう次の目標など無かったので毎日が“抜け殻”状態(笑)
続けて野球をするか否か迷ったのですが、結局はノープランで上京。
東京で芸能事務所に入り、その後、渡米、etc。
現在は、広島の市議会議員を務めさせて頂いており、何の因果か!?
あの想い出の場所の「跡地活用方策」を…
誰よりも熱く、訴えていたりしています♪
我が人生、週刊誌よりは奇なり。
投稿日 : 2013年6月25日
『 合縁に奇縁』
あれは、6月10日くらいだったろうか?
この定例会(6月議会)に於いて、一般質問をする事に“急きょ”なりました。
勿論、誰かに薦められた後、受動的に「私がやります…」と申し出たのではなく。
発言する時は、常に自ら能動的に「オレがやらなきゃ誰がやる!」と挙手しての登壇ですので。
また、行政側に質問する内容も、自らで選び、自らで決定する。
途中、先輩議員から干渉される事もありませんし、何かを言われたとて…
「ハイ!言われた通りにします!」と言う事を聞く私ではないので(笑)
しかも、例えば一般質問の当日に「私が発言しなければならない」と仮に決定したとして。
その後、直ぐに喋ろうと思えば、常日頃から取り組んでいる案件を幾つも持ち出し、いくらでも喋られます。
ならば?この2週間も何が大変って?
行政側に質疑しようと思えば、1時間半にも2時間にも及ぶ内容、その原稿を。
「持ち時間の30分」に濃縮する作業が、本当に大変!
コレが、なかなか。
思いが強すぎて(笑)なかなか短縮できない。
重ねて、感情論でキレ者を演じては、ケンカを売るつもりもなければ。
しかし、相手のご機嫌を伺ったり、馴れ合う事もなく。
偉そうにしなければ、媚びへつらう訳でなし、いつも直球勝負!
顧みれば、こうした、体制だの利権だの保身だのと打算的な要素に左右されるでなく。
広島の為!市民の為!を最優先に自らが「思った」「感じた」事を最優先に活動できる今の環境には。
有権者の方々をはじめ、周囲、関係者の皆様へ、心からお礼を申し上げる次第です。
さてさて。
明日は13時から本会議場にて、いよいよ一般質問♪
私の質問には、自らで作成した読み原稿(台本)があり。
先方(行政)も、そこへ返答する「答弁」の原稿もある。
でも、その形式的な質疑応答の後に訪れる、アドリブ(即興)での…
何が飛び出し、何が展開されるのかは未知数の「再質問」こそ、醍醐味!
「こんな隠し球を持っては、当日、相手をアっと驚かせてやろう!」「困らせてやろう!」なんて気持ち。
私ごときは、微塵もありません。
もしも「そこ」を追求するならば、ネタなど、いくらでもある♪
しかし、それは違いまして。
行政も議会も、目指す目標は一緒なのですから、丁々発止、お互いを高めて行ければ、コレ幸いで。
掲げるは、正攻法。
明日も、三尺とまでは行かずとも、一尺五寸玉くらいは、打ち上げて参る所存です。
投稿日 : 2013年6月23日
『 正々&堂々&Go Go!』
ふう〜。
時刻は25時20分を回りました。
久々のブログ更新となりますが、それもそのはず。
東京の視察から帰広して、この1週たるや…
激動!
1週間の内、4日くらいは、朝、起きてから…
「ようやく朝飯が18時」とか「やっと昼食が21時」など。
ただ単に、時間の使い方が下手なだけですけども(笑)
また、1日の内に…
胃がキリキリする様な電話が何十本も掛かって来るわけで(爆)
手前味噌で恐縮ながら。
百の治療より一つの予防!
心底、日頃から体を鍛えていて良かったと痛感しております。
明日も現場が盛り沢山♪
生きてる証拠だ頑張るべ!
投稿日 : 2013年6月21日
『 non stop』