本日、13時半から開廷の裁判にて、私へ二審の判決がくだされ。
結果、我々の控訴が棄却されましたので。
この時点で、私が全てを受け入れてしまうと、刑は確定。
私は、議員職を失う事となります。
一方、日本は“三審制”ですので、今後2週間以内に「上告」をすれば。
つまりは、こうした一審、二審(控訴審)、三審(上告審)ともども…
簡単な道程ではないにせよ「最高裁の扉を開くべく」今後も臨んで行きますと。
無論、私には引き続き。
「無罪を証明する」その機会が残される。と言う事になります。
ならばと。
何から綴れば良いのか頭の中の整理に迷うところ、まずは気持ちに正直に。
改めて、私は「大規模買収事件」に名を連ねて来た一人に変わりはなく。
重ねて、世の中に「政治不信」を生み出した議員の一人に間違いはなく。
有権者の方々のみならず、全ての市民の方々に今一度。
心からお詫びを申し上げます。
しかし、(本来「しかし」であってはイケないのですが)。
今日まで繰り返し述べて参りました通り。
誓って、悪事に手を染めた上で、日本の司法をみくびっては軽んじて。
「選挙に立候補して、幸いにも当選した暁には?」
「あとはあとで、何とかなるであろう」なんて。
絶対にありません。
当時の「客観的な事実」を審理段階で俎上に並べたらば。
(今回のケースでは「1対1」の背景がそれぞれ「100通り」存在する訳で)
必ずや「無実を証明できる」と確証していました。
それだけ、私には私を取り巻く、確たる事実背景がありました。
(ただただ勢いで感情に任せて「無実」を訴えて来た、そんな話ではありません)
ただし、一審にて。
また、二審にて。うむ。言うまいぞ。
まだ終わっていません。
私を有罪視すれば「この期に及び、まだ言ってんの?」となりますでしょうし。
フラットな見地からは「今後、どうなるのであろうか?」となるでしょうし。
実際に、その時々の事象を経験してきた私からすると。
「最後の最後の機会まで無実を証明するのみ」で諦めず。
コレからもアプローチを続けてまいる所存です。
ゆえ、年末年始を挟みますし、現時点で「いついつ」とは明言できずとも。
まずは「上告」をし。
続いて、問題なく進むと最高裁から「上告趣意書」の提出を求められ。
その期限が、おおよそ「1か月半から2か月後」までに設定されますので。
「こうした理由で上告をします」と提出。次に。
上告審で「弁論」が開かれる事は少なく、ほとんどが「書面」の審理であって。
重ねて、一審、二審の「事実審」と違い、三審は「法律審」であり。
上告の理由も「憲法違反」や「判例違反」に限られてまいります。
(時に“事実認定”等に踏み込む事も)
とにかく、個々のケースは全て相違しますので何かを言い切れないまでも。
一般的には、本日より今後4か月〜6か月の間くらいには?
(勿論、その期間は前後するモノで現時点では未知数ですが)
「逆転の無罪」ですとか「上告棄却により刑の確定」が出るであろうと。
改めて、刑事裁判においては、まず。
「被告人は無罪である」との大前提から審理が開始され。
“有罪”との判決に至るまでに
「合理的な疑い」が存在する限りは、どなたであろうと“無罪”
絶対に無実の者を罰しないのが、近代裁判の要諦です。
私は「被害者の顔」をしているのではなく。
絶対に譲れない部分を証明しようとしており。
ましてや、有権者の方々と4年の契約を結んでいる、その道半ば。
心休まる日などなくとも、弱音なんて吐ける立場ではございません。
結びに。
多大なるご迷惑を掛け。
かつ世間をお騒がせして恐縮至極に存じますが。
議員活動にせよ。
コレまでも、目の前の一日一日に全力を尽くしている自負は揺らがず。
どんな形になろうとも、いずれ係争は何処かへ着地するのは必然。
しばし、お時間をくださいまし。
必ずや。
投稿日 : 2023年12月20日
『この度の判決につき』