広島市では、例年より4日ほど遅い初雪が観測された日曜日。
午前中から地元にて、新年行事の会議が行われて出席した後。
午後からは、いつもの様に数々の溜まった業務を前進させるべく議会棟へ。
ちなみに。
基本的に、土日の週末や祝日は「役所」自体が休みであり。
無論、その間も幾人かの(相応の)市職員さんは登庁、働かれているのですが。
一方、議会棟と言えば?
役所が休日になると、ほとんど建物内で「人の姿」を見る事はありません。
(毎週末、数人の議員さんが議会棟に来て働いていらっしゃいますが)
(写真、奥が市役所で手前「5階建て」の建造物が議事堂などもある議会棟)
補足まで、「議会棟に来ていない議員は仕事をしていない」と言う訳ではなく。
多くの議員さんが地元に「自らの事務所」を構えていらっしゃいますので…
週末の活動を行うにも、わざわざ都心の議会棟まで足を運ぶ必要はありません。
私は、後援会も無ければ地盤も無いので、事務所を構えておらず。
資料やパソコン等々、活動する一切合切のツール、アイテムが議会棟にあるゆえ。
平日に週末もお盆も大晦日も元日も三が日も「議会棟へ通っている」だけの話。
重ねて、余談ながら。
週末を含めた休日、ほとんど出入りする人々のいない議会棟にて。
私が「最も顔を合わす(偶然にも出くわす)機会が多い」人物が?
それは議員でなく、ある会派の「事務員さん」です。
週末も朝から議会棟の会派控室に足を運ばれては。
議員が活動した後の(汚してしまった)部屋(控室)を片付けるべく。
黙々と掃除や洗い物をしていらっしゃり。
今一度、その人物は“他会派”の事務員さんですけども。
心底、有り難く、しかし、どこか申し訳なく。
世の議員に告ぐ。
「私は議員であり世の為、人の為に日々活動しているのだから…」
「他の身の回りの雑務(清掃等)は事務員さんでやっておいてくれ」
じゃねえよ。
もう1度、繰り返しておきましょう。
じゃねえんだよ。
なので、私は昔から。
控室で飲むコーヒーや紅茶も自分で入れ(淹れ)ますし。
無数に出るゴミにしても、ゴミ箱に投げ入れては…
「後は毎日、事務員さんで処理しては綺麗にしておいて」
なんて事は絶対にいたしません。
全て、自らで行います。
こんな書き方をすると?
「そんなの当然でしょ?」と世間では感じられるかも知れませんが。
少なくとも過去13年間の議員生活に於いて。(今現在まで)
私と同様の議員を老若男女を問わず、他に目にした事はありません。
繰り返しとなれ、私なんぞの行動を喧伝(+自慢)しているのではない。
ただただ。そこかしこの議員よ。
ひょっとして、何でも無意識下「当たり前」になってない?
テメェで出来る事は、テメェでやりなさい。
遥か古(いにしえ)の大王や女王じゃあるめぇし。
勘違いしなさんな。
That's all.(それだけです)ハイ。
折角の機会ですので、もう少しだけ続けますと。
こうした「役所の休日」に議会棟へ出入りする玄関口は?
市役所の東側にある「夜間入口」に限定され、ここで警備員さん監視のもと。
登庁の時間と名前を表記し。また、帰る時も時間と名前を記すのですが。
本日も真っ暗になった帰宅時。
夜間入口で退出時間を記入していると…
警備員さんが私へ向けて、唐突に口を開かれます。
「外は寒いですよ」
「祗園地区の向こうまで自転車で帰られるんでしょ?」
「どうか、お気を付けて♪」
1日に全力を尽くし、ヘトヘトになって、しかし、それから距離にして約8km。
これから寒い中、自転車を走らせるにあたり。
こんなにも心が温まり、かつエネルギーを頂戴するお気遣いはございません。
だって。
警備員さんにせよ、私へ向けて。
声をかける必要性などあらず、たとえ何かを口にするにしても…
事務的に表情も変えず「お疲れ様です」の一言で済むところ。
「敢えて」そこへお心配りのスパイスを加えてくださるとは。
誠に有り難いですね。コチラにせよ、当たり前じゃない。
お陰様で、帰路…
私の目に飛び込んで来る事象の数々が一層、煌びやかに輝いて映ります。
(*☆-☆*)/
明日からは月曜日。
私は平日も週末も無いので、さして「暮らしの境目」など感じないにせよ。
昨日よりも今日。今日より明日の、より良い広島市へ向けて。
うむ。新たな週も変わらず、頑張るべな。
投稿日 : 2023年12月17日
『「ある」が「難い」から「有り難い」』