突飛押しもなく、語り始めますと。
私は議員にさせていただく、その遥か何年も前から。
極力「毎年、必ず」(定期的)に平和記念資料館に入館しては。
(国内外の色んな土地で暮らしていたモノで)
“被爆の惨禍”を忘れぬよう、努めて参りました。
また。
「こんなにも多くの人々の人生を理不尽に奪う戦争、核兵器とは…」
「さぞ無念であり、我々の世代が二度と繰り返してはならぬ」と。
入館する度、順路を進みながら涙が止まらなくなってしまう。
この辺りの話は、過去に当ブログでも触れた事があるのですが。
改めて、話を現在に戻し。
先のRCCテレビや今朝の中国新聞でも取り上げられていました。
それは?
2016年に当時のオバマ大統領が広島市を訪れた際に…
自ら折っては持参、寄贈された折り鶴。
その4羽のうち。
「梅の花」の柄と「桜の花びら」の柄、コチラの2種類の柄の“折り紙”が。
今月末にも発売される運びであると。
(イメージ写真)
遡れば、約6年前。
“オバマ氏が使用した”折り紙(和紙)を販売していた…
大阪の会社が経営破綻に追い込まれ。
同折り紙の“版権”等も宙に浮いた状態にあったところ。
大阪の会社と繋がりのある広島市の印刷会社が…
「たとえ利益にならずとも何とか残しては歴史を継承して行きたい」
との一念から調整を重ね。
ようやく販売へ向けた準備が整ったとの事です。
言うまでもなく。
誰かのため、何かのために「祈る」って非常に大事な行為であり。
その祈りが「伝わる」のも事実。
でしょ?
誰もが笑顔で安寧、平安なる暮らしが送られるますように。
無論、世界規模で。はい。
折り(おり)ましょう。祈り(いのり)ましょう。
そして、少しずつからでも。
行動いたしましょう。
少しずつでも、必ずや。
世界は良い方向へ変わって行くはずです。
それは、たとえ急激な変化は見られずとも。
少しずつ、変えているのですから。
投稿日 : 2023年4月19日
『祈り、折る』