ふと気が付きますと、駅伝が行われる22日の日曜日を迎えており。
ご多分に漏れず、私は朝から議会棟で仕事をしているのですが、この後。
また、地元へ戻っての業務が待っておりますゆえ、帰路へ向けて…
「果たしてどこの、どのタイミングで平和大通りをまたげば良いのか?」
「ならば、どの辺りで作業を区切るか?」と。
多少、デスクワークの最中、そちらへ心を奪われていたりもするのですが。
とどのつまりが、なんとかなるさ。
そんなこんなで現在は。
しばしの昼休憩を利用して、ブログを更新している次第です。
さて。今回のトピックは?
一昨日、20日(金)の「常任委員会」を取り上げると致しまして。
私は建設委員会に所属しているのですが、話題は「総務」委員会。
物議を醸していた「中央図書館の再整備」が議題に上っていたので。
「傍聴される」市民の方々も相応にいらっしゃれば、他方。
全ての議員が一堂に会する委員会「開催日」の機会を捉え。
同日を締め切り、提出日として。
複数の市民団体から、中央図書館や青少年センターに関する…
「この件についてアナタの賛否態度は如何様であり、その理由は?」
こうした趣旨のアンケートが事前、全議員に配布されていたりも。
つきましては。
「なにも今回の中央図書館の一件に限らず」を前提に、話を続ければ。
例えば、私は2011年に初めて市議選に立候補しましたが、それこそ。
2008年、09年あたりだったでしょうか。
当時、私は「自らが将来、立候補する」なんて考えなど微塵もないながら。
「都心部(旧市民球場跡地)への新サッカースタジアム建設」を掲げ。
時に繁華街の広いホール、時に会議場、時に公共施設の一室を借りて。
幾度も「シンポジウム」(意見交換会・勉強会)を開催していたものです。
その回数たるや、4〜5回どころではございません。
また、こうした機会には、都度…
“当時の現職市議”複数人にも参加をしていただき。
現状を伺ったり、ダイレクトに要望をお伝えしたりと。
今、振り返れば「誠に有り難きかな」で、早めに“参加の依頼”をすると?
日程次第ですが、ベテランから若手まで、主義に主張を問わず…
幾人もの議員さんが催しに顔を出し、マイクを手にしてくださいました。
重ねて、主催する側の私達も…
「嗚呼、現在は、こうした状況になっているんだ」と、学ぶ事は多く。
興味を持って集われた“一般参加”の方々の満足度も高かったりと。
「有益」なんて無粋な表現は用いないまでも。
みんなで濃密な時間、空間を“共有していた”のは確かで。
繰り返しますけども、中央図書館の件に限らず。
各種団体の方々も、何か催しを企画されては、現職議員に…
率先して「参加要請をされてみれば良い」かと存じます。
無論、議員サイドが「受動的」であってはならず。
議員サイドからも「能動的」に、そうした催しを企画、開催すべきなのですが。
そうなると、とかく「議員1人による個人演説会」めいた形式に陥ってしまい。
さすれば「その議員の見識」以上の奥行きと広がりは生じません。
改めて、現場を俯瞰すると。
多くの議員さんは、自らの支持者・支援者「以外」の人々の前に担ぎ出される。
こうした機会って、異様に「少ない」のも事実で。
翻り。
多くの有権者の方々も、自ら支持・支援する「以外」の議員と対面をする。
こうした機会って、決して「多くない」のでは?
このままでは、新たな地平の発見にも至りません。
そこで、ひとたび「議員への打診」その間口を拡大してみると。
良くも、悪くも、驚きや発見があるのではないでしょうか。
「おお!広島市8区の中には?!」
「こんな議員がいるのか!」「そんな議員もいるんだ…」って。
注意事項として、先述の通り。
参加議員が「1人だけ」ではダメで。(同じ会派から複数人も避けた方が)
何故なら、いくらでも議員から「もっともらしい」話は繕えます。
物事を多角的に見る、検証する上でも、複数の会派から…
最低でも「3人」くらいの参加を。はい。(多すぎると、時間が無くなりますし)
それこそ「SNS」なんかでも一緒で、結局は。
同じ様な考えを持った人々が繋がり、自らの思想や意見、等々を。
同種の人々で、“より強固にしてしまう”傾向がありますけども。
言わずもがな、柔軟なる発想や風通し、多様性は大事であって。
(SNSを否定しているのではなく)
なぜ、こうした種の提言をしているのか?を付言すれば、今一度。
あまりにも、自らの支援者、支援団体、支援地域「以外」に晒されている…
議員が「少なすぎる」からに他なりません。
思い込み、以外。
「意外」に本質が、真実が隠れていたりもしますので。
何事も。凝り固まっちゃあなりませぬ。
たかだか数十年間の短期間に培った知見など知れているのですから。
投稿日 : 2023年1月22日
『融通無碍(ゆうずうむげ)』