昨日は9月議会の初日でしたが。
同日「17時」が発言通告の締め切りであり。
私は今回も「発言いたします」と通告を出しましたので。
この議会にて、今期で何度目の登壇になるのか?
既に覚えておりませんけども、一般質問させて頂く運びに。
広島市の「自殺(自死)対策」について。
勿論、デリケートな話ではありますけども、目を背けてはならず。
且つ、どちらかと申しますと「医学的に…」とのアプローチよりも。
「互いを支え合い、助け合える、温かいまちづくり」との観点から。
色々と発言させて頂く次第であり。
つきましては「頭出し」と申しましょうか、前フリに言葉を並べますと。
2003年に、スウェーデンのストックホルムにて。
世界保健機関(WHO)と国際自殺予防学会が共同で「世界自殺防止会議」を開催。
その初日となりました9月10日は?
「世界全体で自殺対策に取り組む責任がある」との決意表明を込め。
「世界自殺予防デー」に定められました。
以後、我が国でも平成18年に自殺対策基本法が公布、施行され。
また同第7条に伴い。
先にもありました「9月の10日から16日まで」を「自殺予防週間」と定めては。
国や地方公共団体、関係機関等が連携の上。
毎年、広く啓発活動を展開しています。
(つまりは「16日」ですから本日まで)
平成10年(1998年)に自殺者が急増して以降、我が国では。
年間3万人を超える状態が、平成24年まで14年間も続くのですが。
その過程の段階となります平成18年に、先述の「自殺対策基本法」を制定。
翌年には「自殺総合対策大綱」が閣議決定されるなど。
国を挙げて対策を打っては民間の地道な取組みも功を奏し。
平成22年以降では毎年「約500人から3000人」ずつ減少を続けて参りました。
しかし、コロナ禍の影響もあり、一昨年の令和2年は「11年ぶり」に増加へ転じ。
昨年も2年連続で。
ほぼ同規模となります「約2万1千人」の自殺者数を記録している現状。
この辺りを念頭に、繰り返しとなりますけども。
教育現場は?地域は?対策は?相談機関の環境整備は?
まだ本番当日(21日)まで時間がございますので。
詳細を詰めて参る所存です。
投稿日 : 2022年9月16日
『9月議会開会』