「刈り取り」後、直ぐに全国ニュースで報じられておりましたけども。
ここ数日間にせよ、新聞各紙では?
改めて取り上げられているので、触れると致します。
千葉県佐倉市で「チューリップが80万本、刈り取られた」ニュース。
その分野では、関東圏でもトップ規模を誇る…
人気の「佐倉チューリップフェスタ」について。
コチラは色とりどり約100種類80万本のチューリップが咲き誇る恒例の催しで。
4月の上旬に開会を迎えたのですが…
新型コロナの感染拡大防止対策の一環で、開会より1週間で中止に。
そこへ伴い、会場になっていた広場の「駐車場を閉鎖した」にも拘わらず。
中止後の週末なども「訪れる人々が続出」してしまい。
密集、密接を防ぐ必要性に迫られた佐倉市は、結果的に?
苦渋の決断で、今月の14日、15日に「全ての花を刈り取った」と。
(花の一部は地元の保育園に寄贈)
「断腸の思い」とは正に、この事であり、結果的には「人々を守る」べく。
刈り取らざるを得なかった担当者の「無念」は、痛いほど伝わって参ります。
ココでいきなり“自らの話”を持ち出して恐縮ながら。
私も定期的にチェーンソーや刈払機、大きな鎌を使用しては森林整備を。
また地域の雑草を刈ったりしておりますけども毎回、必ず作業前には…
礼を尽くす。
草木を前に、深々と首(こうべ)を垂れては「コレより伐らせて頂きます」と。
たとえ雑草であろうと、それこそ小さな花々や巨木にしても。
作業で刃物を入れる前、ひとたび近くで目にしては、手で触れてみると?
草花たちが…
その日まで、地道にコツコツと成長、費やして来た時間を、まざまざと知り。
重ねて、懸命に生きている一つの“生命”である事を、改めて実感いたします。
っと、閑話休題。
繰り返しとなれ、多くのチューリップを刈らざるを得なかった心痛は、いかばかりか。
他方「ひろしま はなのわ 2020」のメイン会場である旧広島市民球場跡地では。
日々の手入れが行き届いた無数の花々が美しく咲き誇っています。
しかし、コチラにせよ「徹底した外出の自粛の要請」がなされる現況下。
(現時点では上記の順守を要請する期間は4月18日から5月6日まで)
決して「是非とも見に来て下さい!」とは言い難く。
ついては私が日々、自転車で移動する際に“会場の横”を通過しますので。
せめて「写真だけ」でも、お届け出来れば。
引き続き、皆様で協調しては、1日でも早い収束を目指して。
共に乗り切って参りましょう。
投稿日 : 2020年4月23日
『tulip』