街の光と影

3月21日、春分の日。

保育園の入園・進学式、並びに。

卒園式にお招きを頂き、出席して参りました。

ちなみに、30代の女性就労者の「約6割」が出産を期に退職されており。

その内の約半数は「諸条件が整っていれば退職しなくても済んだ」と言われ。

また現在、全国には働きたい女性が約350万人も存在し。

その方々が就労により、年間で約200万円の収入を得られれば?

内需が「7兆円も増加する」と推計されている。

日本は、GDPにしても。

その大よそを個人消費が支える“内需”の国。

消費税は税率1%で「約2.5兆円」の増収が見込め。

間もなく「3%」上がらんとしているけども。

やはり、女性方の就労環境。

イコール、出産後の育児環境を早急に整えるべきで。

国内の都道府県に国外の先進国を例にとってみても。

女性の就労率が高い「県」や「国」は比例して出生率も高く。

繰り返し、女性方の就労環境。

イコール、出産後の育児環境を早急に整えるべきであると。

無論、国も安倍首相の指揮下、新たに「ココ」へ国策として力を注ぎ。

重心を置き始めている、

が、現実は?現場は?まだまだ。

ゆえ、私も微力ながら。

かねてから前述の“課題”改善に取り組ませて頂いており。

私ごときが恐縮の極みながら、この度は現場より感謝の意を頂戴して。

式へ、お招き頂いた次第。

卒園する子供達が、愛する通い慣れた学び舎との…

お世話になった先生との別れを純粋に悲しみ、淋しがり。

号泣。

私も完全に「もらい泣き」のリーチ状態ながら。

ある意味、完全なる部会者である私が来賓席にて。

誰よりも号泣するは滑稽であり。

全力で、耐え忍びました♪

そして、改めて。

「より良い広島」へと環境を整備しては…

子供達へ渡してあげなければ。

ひいては、その親御さん達や保育現場で奮闘される先生方へも。

「より良い広島を届けたい」と痛切。

でも、悔しいな。

あくまで比喩ですが、淀み、土壌汚染の進む広島を知り。

「浄化しなければ!」との一心で立候補しては取り組む日々。

しかし、枝葉を剪定(せんてい)しても、根っこが変わらない。

現政権なんて最たるモノで。

一見、理路整然と真っ当なる事を語り、取り組んでいる様で。

結局は「自らで選挙に挑んでいない」(自分で選挙をしていない)がゆえ。

当選時に「しがらみ」を作っての雁字(がんじ)搦(がら)め。

そこを打破する気概も無ければ、乗じて自らの延命措置を図り。

政策判断にせよ。

広島の暗部による「傀儡」(かいらい)以外の何物でもありません。

いい年齢を刻まれたオヤジさん達が。

未だ、熱烈に富や地位、名声に固執するモノだから。

頼むからさ。

結果的には「広島の為に良かれ」との歪んだ思い込みの免罪符を手に。

街を私物化するのは、そろそろ止めてくれないモノか。

しかし、そうした為政者を有権者の方々が…

知ってか知らずか、投票行為で選び続けているのは事実。

つくづく「テメーの勘定」を優先する人種に悔しい念を抱きながら。

こんな状況を、長きに亘る様々な悪習を放置してはおけないでしょう。

引き続き、諦めず。

この街の浄化を進めて参る所存です。

投稿日 : 2014年3月21日
 街の光と影

 山の漁火(いさりび)

先日の夜、議会棟の会派控室にて。

同僚議員と二人、しみじみ語り合っておりました。

議会に然り、行政に然り、奇麗事だけで回っているモノではなく。

あらゆる調整に奔走しては。

「お互い命を磨り減らしているね」って(笑)

こうした日々の中、まるで暫しの現実逃避の様に…

足を踏み入れたるは別世界。

アジア・チャンピオンズリーグ2014の広島ラウンド。

我らがサンフレッチェが相対するのは?

昨年の同チャンピオンズリーグ準優勝クラブ「FCソウル」。

国際試合“独特”の雰囲気に包まれながら。

何が良いって?

筋書きが無ければ。

二つと同じ試合は訪れない。

得点が決まっては、友人知人とハイタッチ!

失点しては落胆し。

再度、上を向いて手を叩く。

獲りつ獲られつのシーソーゲームの行方は?

見事サンフレッチェの勝利♪

平日の夜に訪れた眩しすぎる90分間に心を潤され。

再度、暗闇を60分、自転車で帰路へ。

ふう。

多感な時期に、渡辺美里も歌っていたっけ。

夢を追いかけるなら〜

たやすく泣いちゃダメさ〜

って♪

さてと。

明日からも頑張るべ。

投稿日 : 2014年3月19日
 山の漁火(いさりび)

 東に素敵な広島があると言う

昨日、一昨日の週末も司会業の打合せや…

議員間で推し進める広域連携の集い、etc。

そして本日も朝から西へ、東へと。

日々、お蔭様をもって命を燃やしております!

と、前述の「広域連携」の話ではありませんけども。

今朝は、打ち合わせの合間を縫って、一路、東広島市役所へ。

何と嬉しいかな!

本日より3月の26日まで、東広島市役所の1階ロビーにて。

「生命(いのち)のメッセージ展」が開催されます。

※期間中は8時30分から17時15分まで開催(土日・祝日は閉庁の為、入場不可)

その初日、「役所や関係者に御挨拶を」と伺ったのですが。

まず、市役所の入口上部に大きく掲げられている「横断幕」に感動。

「役所側が理解を示し、全面協力して下さっているんだな」と。

それだけで無性に嬉しくなってしまう次第♪

「外からも目に入る様に」と、ガラス張りのロビーにスペースを設けて下さり。

交通安全や飲酒運転に関する子供達の作文も展示されては。

夜の閉庁後も…

「ライトアップ致しましょうか?」との案まで検討して下さっていて。

関係者の方々が、地道に継続して歩まれて来た、その活動が。

こうして着実に、周辺へ、広域へ亘り広がっている事実に。

一人の県民として「感謝」の一語に尽きます。

「悪質(飲酒)運転の根絶」を目指すにあたり。

無論、こうした世の中は簡単に訪れない。

しかし、自らが。

また、大事な人が被害者や加害者になってからでは遅いわけで。

誰もが当事者意識を持ってはイマジネーションを増幅させ。

「被害者を生み出さない為には絶対に加害者にならない」

ここへ向け、一人一人が取り組んで行くしかありません。

東広島市役所の担当者とお話をさせて頂いた際に。

「広島市役所さんでも開催されていたので…」

「我々に出来ない理由はなく、率先して開催へ向けて動きました」

の声を受け、感無量。

職員さん自らが、ガムテープを片手に「開会後」も…

「少しでも催しを良くしよう」と取り組まれている姿に、再度、感動し。

涙腺のパッキンが劣化している私にとっては、余りある「感涙」要素。

「月曜の午前中からオジサンの涙」(in小春日和)も恥ずかしく。

次のアポイントもあったので、足早に会場を後にしました。

今一度。

わずか、2歳や3歳で。

また、青春を謳歌している最中に、家族と、愛する人々と。

言葉すら交わせず、失われた尊い命が幾つもある。

今、生かされている我々が。

今、命を燃やさずして、いつ燃やす?

怒って笑って腹減った。

その全てが「生かされているからこそ」の証であり。

有限の人生において。

足を引っ張り合ったり、テメーの事ばかり考えるより。

もっともっとあるのではないか?やる事が。とね。

さて。

明日も全力投球で、その前に、今晩も爆睡だ。

投稿日 : 2014年3月17日
 東に素敵な広島があると言う

 サッカースタジアム検討協議会 『後編』

※前号からの続きとなります


◎候補地B「広島みなと公園」

スタジアムを3万人規模、4万人規模と落とし込み、いずれもエリア内に納まる。

しかし、港湾計画で「防災拠点」に位置づけられている場所へ。

これだけ大部分を占める(駐車場の新設を含め)スタジアムを建設するには?

1.「代替機能」となる別の土地が必要になる。それはクリア可能なのか?

2.国の補助金を充当して整備した公園なので「補助金の返還」が必要であり、誰が、いくら負担するのか?

3.新たな港湾計画を策定した後、国土交通大臣へ申し出、審議会や分科会にて諮問されるが。

その期間は2〜3年を要し、本来の港公園の趣旨が根本から激変する事になるが、そもそも「認可が下りる」のか?

過去に経済同友会が「宇品・出島地区へのスタジアム建設」を要望された経緯があるが。

事前に「旧市民球場跡地の利点を説明させて頂いた」際に、ご納得を頂き。

「旧市民球場跡地で決まれば、そこでOK」との快諾を頂戴し、その文言を要望書へ追加して頂いた。

メディアにて報じられた最新の「県民300人」アンケートで、広島みなと公園を望む声は「5%」に留まる。

長年に亘り広島で暮らす人々は、その実生活により判断基準を形成されており。

「地元(広島)住民感覚」として、生きている間に「1度」しか訪れない建設チャンスを。

大多数の市民・県民は、アクセスや波及効果、広島のブランド力向上を加味しても。

「この公園へ」と考えてはいないのではないか。

◎候補地C「広島広域公園」

来場者の約50〜60%が車を利用、アストラムラインとシャトルバスの利用は双方とも「10数%」に留まる。

「2.5万人」規模の来場で、試合開始の5時間前からインターの渋滞が始まる。

同規模の試合後、シャトルバスの長い待機列に車が駐車場より30分〜1時間は出られない実状。

「1.3万人」規模の試合を想定した場合も、試合開始3時間前から試合開始までに。

公共交通機関(アストラムラインとシャトルバス)の輸送能力は、全体の約36%しかカバーできない。

実際に国内のスタジアム建設に携わった業者が概算したところ、改修費に「約150億円」が必要。

(改修規模を大々的に、小規模とアレンジできるので上記の数字は流動的なれ)

クラブ・ライセンス制度が導入され、3年連続の赤字や1年での債務超過は興行ライセンスの剥奪。

クラブの安定経営には1にも2にもファン・サポーター(入場料収入)での下支えが必須。

過去20年間でクラブと地域が努力を重ねた末に20億円の負債が生じ、止む無く99%の減資を行なった。

「安佐南区から宝が無くなる」でなく、「この広島から宝が消失する」可能性を忘れてはならない。

◎候補地D「旧広島市民球場跡地」

3万人規模の複合スタジアムは納まり、4万人規模は「高さ制限」に若干抵触するが。

高さ制限は、法律や条令と違い、法的な拘束の無い「要綱」なので、アレンジは充分に可能である。

検討協議会において「武道場(地下構造物)の上には建設できない」との報告があるが。

「設計段階でクリアできる問題」であり、「3万人規模の複合スタジアム建設不可」は誤りである。

アクセスも、カープの興行で「2万8千人」を集め、捌いてきた実績。

「車(駐車場)」「公共交通機関(バス、路面電車、アストラム)」「自転車(バイク)」「徒歩」

最良のバランスを誇り、都心部であり、世界で唯一無二のロケーションを誇る。

「建設」が決定すれば、速やかに動き出すなど、最短の工期で、周辺地域へも最大の波及効果が生じ。

建設後のランニング・コストも「黒字化」できる可能性を最もはらんでいる。(算出済み)

(市税投入の抑制に関しては前号の通り)

満場一致は得られないが、過去のあらゆる調査(アンケート等)においても。

「最も大多数の市民県民がココを望んでいる」事実。

先の女子U-20W杯では、アメリカやドイツの選手が試合前に平和記念公園を訪れ献花。

試合後は「ひろしま有り難う」の横断幕を掲げてくれる、まさに一幕も。

彼女達は母国に帰り、必ずや広島の理解者、平和の伝道師、そしてリピーターとなってくれるであろう。

これほどの未来志向があるだろうか!?

と、こうした内容を委員会にて質疑を交えながら。

60分を費やし、発表、発信させて頂きました。

賛同に、異論、反論もあるでしょう。

でも、加速化する少子高齢化に人口減少。

増大する社会保障費等々、我々は喫緊の大きな課題と既に対峙していて。

「やるか?やらないか?」ではなく。

「絶対にやる以外ない!」のです。

 サッカースタジアム検討協議会 『前編』

予算特別委員会にて、サッカースタジアムについて発言。

下記に、その内容を要約したいと存じます。

「サッカー複合スタジアム」を建設するにあたり。

私が「旧広島市民球場跡地」を訴える理由とは?

国益にも寄与する「総合芸術空間」を…

市税の投入を「最小限」に抑え、「最短」の工期で、「最大」の効果が生み出せるからである。

◎「国有地である利点を最大限に活用」

都市公園の整備に活用できる「社会資本整備総合交付金」にて。

建設費が120億円となれば、最大で「2分の1」となる60億円の国庫補助が得られる可能性に。

老朽化が懸念され、更新期を迎える中央図書館やプラネタリウムを複合化すれば。

教育施設の整備で文科省や、別案では通産省等からも補助金が得られる可能性はある。

また、地域防災拠点整備モデル事業として「2億5千万円」の補助や。

旧広島市民球場跡地整備事業基金「約10億円」も、この場所だからこそ活用が許され。

都心の好立地による「最大の広告効果(価値)」は、他のエリアと比較しても郡を抜く。

他都市の京都会館は、命名権により「50年間で50億円の契約を締結している」など好例で。

様々な手法で広告収入等を得るにも、世界で唯一無二のエリアであるからこそ。

改めて、市税の投入を最小限に抑え、運営においても最大限の収益を得られ、立地による絶大な波及効果に、広島市のブランド力の向上。

重ねて、郷土愛の醸成に、人と人、多種多様な文化と文化のマッチング、「ついで利用」での新たな機会づくりと。

多大なるポテンシャルを備えた場所が「旧市民球場跡地」である。

◎適正なる「スタジアム規模」とは?

広島では、Jリーグ興行で年間「約30万人」、1試合平均「約1万6千人」が訪れるが。

専門筋からの推計でも、スタジアムが好立地に移転すれば「カープの新球場誕生時」と同様。

真新しさから来る「ご祝儀相場」が落ち着いても、2割から3割の観客増が見込まれ。

過去の実績に、今後の伸びしろ、都市規模を考慮しても「3万人前後」の規模が妥当(適性)であると考える。

(カープの球場でも「3万人」規模である)

かつ、キャパ「4万を2万5千人が埋める」と「3万を2万5千人が埋める」のでは臨場感に一体感が絶対的に違い。

国際試合も行なえる4万人以上(クラスS)を望む声は理解し得るが。

3万人規模でも「五輪のサッカー競技」等は開催可能であり。

広島では過去10年でも男子の日本代表戦は1回しか行なわれていない。

国内の前例にもある通り、3万人規模で実績を積み上げ、プレミアム化を図り。

手狭となれば、後に4万人規模に増設する事は可能。

スタジアム建設費は「1席=40万円」が通例(平均値)で。

3万人と4万人規模では、120億 or 160億となり「40億円」のイニシャル削減に繋がる。

(北九州市のスタジアムも1期:1万5千人、2期:2万5千人と段階を踏んで建設、最終的な完成を目指している)

W杯の決勝開催でなく、国際大会であれば五輪の予選や、何より「Jリーグ」を大事にすべし。

◎候補地@「中央公園・自由広場等」

Jリーグのスタジアム建設にあたり決定事項ではないが「可能な限り南北に取るべき」とある。

スタジアムを2.5万人規模、4万人規模と落とし込み、いずれも公園内にギリギリ入る。

数メートル北側には「市営基町アパート郡」があり。

その5階〜6階部分がスタジアムの観客席の高さとなるので。

日照、日影、騒音の問題、そして過去に野球場の候補地となった際に。

地域住民から猛反対を受け、直ぐ様、候補地から外された経緯がある。

「地域(住民)への負荷」が最も多く、周辺波及効果も少なく。

建設までに「多大な折衝と時間」が必要となってしまう。

◎候補地A「広島西飛行場跡地」

殆どが県有地であり、スタジアムは如何なる規模であろうと幾つでも納まる。

アクセスの問題があり、周辺の交差点の数、信号が変わる時間を綿密に計算してみると。

車両3千台(3万人の観客試合後)を捌くにあたって「約4時間」を要する。

県営グランドでも「1万2千人」が詰め掛けて大混雑になる状態で。

新たな南道路の開通も乗降のランプが一方向しか存在せず、更なる大混雑も?

ココへの候補地・検討にあたり、Jリーグ事務局より「ヘリポートが近く、望ましくない」と懸念されており。

国際試合などは更に規定等が厳しく、まず「ココでの開催は困難」。

スタジアム建設は「広島全体の街づくりに寄与」と掲げられているが。

市域・西南端のエリアから、どれだけ波及効果が生まれ、街づくりに寄与できるのかは疑問符。


次号へと続く。

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