石橋りゅうじ 公式Webサイト

本日、議会棟と現場を車で行き来していると。

（未だポンポンが若干ピィピィ状態なのでお腹を冷やさぬ為に車移動を選択♪）

今月初旬にスタートした平和大通り沿いのドルミネーションを目にし…

おお！そうだった！と思い出したので、数回前のブログで告知した…

「世界で最も美しい（と呼ばれる）富山のスターバックス」の話を。

それは、富山市内の中心部、「富岩（ふがん）運河環水公園」内にありました。

ココは都市公園であり、上記に“運河”と付く通り。

都心から5.1ｋｍの運河が北の富山湾まで伸びておりまして。

過去には資材等を運ぶ水運として欠かせない街の動脈を果たして来た。

しかし、時代の変遷と共に、その機能を終えた後。

運河、区画整理、街路、及び公園整備等、各所管を越えて同時に行う…

日本でも先進的な“都市計画事業”が昭和初期に動き出し。

今では、船留まりでもあった最上流部をはじめ。

見事に「運河を中心にした（活かした）街づくり」へ帰着。

そんな都市公園へ、数年前に誕生したのが写真の「スタバ」であり。

運河の上に架かる独特のデザインである「天門橋」の目の前。

ガラス張りとウッドデッキ（テラス）を基調として。

（全席の約4割がテラス席）

「あったら良いな♪」と云う場所に。

「あったら良かったオシャレなカフェ♪」が…

「周囲の景観へマイルドに溶け込むデザイン♪」で登場！

需要が先なのか供給が先だったのか、いざ知れずとも。

あらゆる要素がベストマッチ！

結果的に、全世界で約2万店あるスタバの中で、2008年に…

「ストア・デザイン最優秀賞」に輝くと。

うむ。

なにも私は富山市の観光課職員でもスタバの店長でもなく。

かつ、その様な“冠”へ安直に同調、迎合、平伏する訳でもありませんが。

例えば、2枚目の写真の通り、今度は逆サイドのアングルから。

天門橋に上り、そこからスタバを目にしたらば？

「天晴なる借景！」とばかり、奥手には“立山連峰”が広がっている！

※借景（しゃっけい）：背景を借りてきて全景の一部とする手法

不純物ナシの正攻法でのアプローチであれ。

絶妙なんです。絶妙でしたよ。このスタバ♪

そして、夜になると？

ライトアップされる富岩運河環水公園と、そのスタバっ！

あま〜い！！！

もうカップルやら来園者のハートをワシワシと鷲掴みです！

私も、何でこんなに熱を帯びて他都市のスタバに触れているのか分かりませんが（笑）

いやいや。意図はありまして。

人々の「ニーズ」、それ以前に。

その「場所」（礎となる歴史込み）が喜ぶ事をすれば。

自ずと好結果は生じるモノ。

まるでネイティブ・アメリカンの様な思想になって参りますけども。

いつの時代。

世界の如何なる都市であろうと、節理です。