サッカースタジアムについて「行政サイド」から、久々に…
アナウンスがありましたので。
フィクションとイマジネーションを絡めながら、私見を展開させて頂くとして。
まず。
幼少の頃から白球を追い。
小学生の頃から、カープのファンクラブに入会しては。
高校球児となりて、最後の夏の大会を、あの旧市民球場で終えた私からすれば?
(丁度20数年前の夏の話です)
昨今の全国的にも広まり高まるカープ人気は、「嬉しい」の一語に尽きます。
ながら、一人の野球ファンとしての立場を越えて。
広島を愛し、末席ながら活動させて頂いている、一人の議員としては。
村上春樹さんの名著「1Q84」ではありませんけども。
「もしも2015年にマツダ・スタジアムが旧市民球場の場所にあったらば?」
物心の両面に亘り、かつ市民・県民や地域へ対して、現行の数倍は…
著しい「プラス効果」をもたらしているであろう事は、容易に想像がつく次第で。
(でしょ?)
まずもって、「あの紙屋町の場所」にあったプロ野球の興業(集客装置)を。
現在は、広島駅の横へ「そのまま」移設させたモノで、生じたるは「代替効果」。
A地点には「100万人」、B地点には「ゼロ」であったモノが?
単に入れ替わっただけで、双方が「100万人」になった訳ではありませんので…
いわゆる、行われているは「ゼロサム」です。
(戦後、復興のシンボルであった歴史を断絶した「2度と紡げない」絶大なるマイナス要素あり)
勿論、近年のチケットの売れ行きや、スタジアムのキャパも増えるなど。
あの年間観客数「平均100万人前後」を推移する“当時”より。
明らかに生み出される効果が「増大」しているのは疑いなく。
しかし。
現在も試合後に「八丁堀や流川」へ美酒を交わそうと足を運ぶファンは?
全体の数パーセントに留まっており、その殆どがJR等を利用して帰路に就く…
「直帰」組であって、繰り返しとなれ。
現行のカープが「現在の旧市民球場跡地」で興行を打っていたらば?
つまりは、過去に都市が別の選択をし、現在に別の世界が存在していたらば?
(その選択肢が少なくとも“市民の手”にはあったのです)
周辺へ及ぼす、二次的、三次的な副次効果をはじめとし。
かなり豊かな想像力を巡らそうとも、そんな想像でも及ばない程に…
「別の活況に満ちた素敵な2015年の広島市」があり。(都心部など試合の度にワイワイです♪)
「今以上」の郷土愛の醸成など、かなりの効果を生み出していたであろうと。
(現に建替えにあたり大半の市民が現地を望まれていた)
こう書くと、「でもロケーションなど物理的に難しかったでしょう?!」
との反論であったり、率直な疑問を抱かれる方もいらっしゃるでしょうが。
「あの場所で、あの規模は実現可能」です。でした。
当然ながら、その場合は。
周辺を含め、エリア一帯の「一体的なアレンジ」は必要となりますけども。
この現代に、あの場所で今後「最も必要」なのは?
100年の計で描いたビッグ・ピクチャーを実現する、正に「そこ」であり。
何もコレは天邪鬼な心象からでなく、また、この期に及んで「言ってもしょうがない」ながら。
つくづく「広島って時々の政治判断でホント損してるな」と思います。
(そんな事例は、列挙、枚挙に暇がないでしょ?)
ただし、「言っても無駄」とは言いながら、「同じ轍を踏んではならぬ」と…
都市や人々の経験値を「未来へ活かす」事は可能なわけで。
ながら、この度にせよ(宇品が候補地云々は全く意に介しておりませんが)歴史が再び…。
いずれにせよ、例えば高頻度で耳にする「人口減少社会」にせよ。
本当に「街の持続性」に危機感を抱く全国の自治体などは?
現在、躍起になって、その打開策を検討しては取り組んでいます。
ながら、あの旧市民球場跡地(あらゆる可能性をはらんだ一等地)を?
コレだけ長期間に亘って無下にしている現状を見るにつけ。
裏を返せば、それだけ都市に危機感(迫るモノ)が無い証拠で。
せっつかれる「危機感」と言うよりは。
「来広者へのおもてなし」であったり。
市民・県民へ対して「魅力ある生活環境の創出」とも言い換えられますが。
とどのつまり、間に合っているんでしょう。色々なモノが。
かつてのローマ帝国では、権力者が「市民(平民)を取り込むべく」
かつ「市民が政治に関心を抱かぬように」と、食物と見世物を無償で与えた…
そんな状況を揶揄する「パンとサーカス」との言葉がありますけども。
有償に無償は別にせよ、パンとサーカスを謳いながら…
「永遠に先延ばし」されてもな。
“やれやれ”なんですが、別に諦めや虚無感に包まれるでなし。
あの雁字搦めの「事なかれ」護送船団世代に何かを過度に求めるでなし。
我々の世代から、前向きに。
徐々にであれ、堂々と変えて行かなければならないでしょう♪
コレからですよ。コレから。
投稿日 : 2015年7月22日
『 『2Q15』』
54年の断絶に終止符が打たれ。
アメリカとキューバが国交を回復しては。
双方の大使館が再開された頃。
極東に位置する日本国のウエスト・サイド、広島県広島市では?
建設委員会が行われた後に…
同委員会が所管する施設の視察が行なわれておりました。
私共が向かうは、「広島高速5号線」の建設現場。
そこで改めて、高速5号線とは?
高速1号線(及び山陽自動車道)と、広島駅の北口を…
約4kmの高速道路で(約1.8kmのトンネル区間を含め)結ぶ事業。
そこ(写真@)を、こう(写真A)して、あそこ(写真B)を目指すべく。
現在、着々と整備が進められております。
こうした何年、何十年にも及び、何十、何百億を注ぐ事業もあれば。
丁度、先の週末の話になりますけども。
あるホールにて、ある地域の保護者の方々から、子育て環境について。
様々な現況、実状を伺いまして。
(行政批判であったり、その類を伺ったのではなく、各々の家庭環境)
改めて、この様な今般の社会情勢下。
家計を遣り繰りしながら、懸命に子供を育てていらっしゃる方々の姿があり。
私共が取り組むにあたって…
大規模事業と一つ屋根の下の家庭事情を天秤にかけるでなし。
いずれも大事であり、要は最適解と申しますか、バランスなのですが。
どうしても、顔の見える個々の人々の抱える、個別的な諸課題を…
「何とかしてあげられないモノか?」「何か力になれぬのか?」
と、過度に「自らのみ」で背負い込んでは。
常時、焦燥感に駆られている自分が居たりするので。
とどのつまり、自意識過剰なれ、悔しいな。
悩ましく、どこか「クリキンディ状態」ではありますけども。
一歩一歩であろうと、上を向いて歩み続けるしかありませんので。
一人一人の暮らしを大切にするべく。
一日一日を大事にしながら、引き続き、取り組んで参る所存です。
「ハチドリのひとしずく」
森が燃えていました
森の生き物たちは、われさきに逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをして、いったい何になるんだ」と笑います
クリキンディは、こう答えました
「私は、私に出来ることをしているだけ」
投稿日 : 2015年7月21日
『 flick』
安全保障関連法案の衆院通過に。
白紙に戻される新国立競技場の建設計画。
台風11号の日本列島縦断と。
重要なトピックが世に流れる中にあり。
当ブログでは、しばしのご無沙汰でありました。
m(_ _)m
通常、私は26時くらいに就寝して、朝の6時頃起床するのですが。
今月は、何だかんだで朝の5時起床が続いておりまして。
補足までに、「忙しい!」と触れ回っている訳ではございません♪
民間をはじめ、如何なる分野に於いても…
私なんぞより、何倍も不眠不休でご活躍の方々は星の数。
しかしながら、私なども夏場に睡眠不足が続くと、流石に…
連日、毎晩、リビングでいつの間にか寝てしまっており。
m(_ _)m Zzz …
今宵は、早めに(22:20)パソコンの前に着座。
こうしてブログを書き綴っている次第です。
さて。
全国には、小学生の子供を持つ父親を中心とした、PTA活動。
または、そこへ準ずる地域活動、地域組織に…
「おやじの会」があります。
私も、地元地域の「おやじの会」に入会して、4年になりますでしょうか。
今日までも、お祭で焼きそばを作ったり、お正月に餅をついたり、etc。
そして、おやじの会「サマーシーズンの恒例行事」が?!
子供とご父兄さんに、夏の川と触れ合い、親しんで頂く「川あそびの会」。
例年、地元の川を使い…
ゲームを行なったり、時に河川敷で水鉄砲を作るなど、工作にも興じたり。
そんな「川あそび」のイベント本番は月末なのですが。
本日は。
そこへ向けて“初めての導入”を試みる「流しそうめん」の事前準備♪
所有者の許可を得て、竹林へ入り、大小のサイズを織り交ぜながら。
竹を切る、切る、切る。
暑かろうが、蚊に何ヶ所も刺されようと、全ては…
子供達の、ひと夏の想い出のため♪
暑い陽射しの下、暑苦しいおやじ達が、繰り返しとなれ、竹を切る!
その後、トラックで竹を運び出し、続いては地元公民会にて…
「流しそうめん装置」の作成に入ります。
思いのほか上手に組み上がり、満足気味のおやじ達は?
装置の試運転、試食に入るのですが、労働の後なりて、皆が…
まさに、流れる様にそうめんを食う!すする!食う!
当初、リスクも考えて「流しそうめん」回避論も浮上する中。
敢えて挑戦した、おやじ達!
本番を前に、既に終えた気になってしまったおやじ達!
しかし、地味なれど。
確実に地域を活気づけ、人々を結んでいるおやじ達!
国を揺るがす問題へ対して、無力でなくとも、微力まで。
自衛するなら個別的。
キール・アーチに、ナタすら入れられず。
でも、地元を愛し、地元に尽くし、ゆえに地元から愛される。
嗚呼、おやじ達。
投稿日 : 2015年7月18日
『 おやじ達の甲斐』
7月14日、火曜日。
この日は、年に一度の「人間(外来)ドック」の日。
午前中から検診が始まり、お昼をまたぎ…
午後からも脳ドックなど検診が続くので。
また、受診される人数のボリュームにより、何時に終わるかは?
「当日まで」(当日になっても状況次第で)分かりません。
だからこそ。
盆や正月でも「予定を入れる」私にとり、このドックの日とは?
年内で唯一「複数の予定を入れない日」であったりも。
そこで。
当日は朝の8時半までに病院にて受付を済ませねばならず。
「前日の21時以降は食事や水分を摂ってはならない」。
こうした前段からの検診へ向けた準備を着々と進めている折。
広島市では、前日(昨晩)から断続的に降り続く雨により。
時間最大雨量が70ミリを超える恐れが出て参りまして。
今朝の7時前に「大雨洪水警報」が発表されては。
昨夏の被災地域「約3万世帯」を対象に、避難勧告が出されました。
この勧告を受けて、私も「現地へ向かう」運びとなり。
人間ドックは、急きょ、キャンセルさせて頂く事に。
お医者さんの友人が多い私にとり、申し訳ない物言いをすれば。
部屋を次々と移りながら、体の何処かに潜むかもしれぬ病原をスキャンする…
まるで、相撲界の新弟子検査の様な「人間ドックの行程(検診・問診)」に。
私などは?
逆に「病気になりそう」な位の負荷がメンタルに掛かるので。
※あくまで私の場合であって「早期発見」の定期健診は大事なり♪
不謹慎の極まりない「率直な感情」を吐露すれば?
キャンセルには安堵して、しかし、降雨には危機感を持ち。
スーツから作業着に着替えては、直ぐに被災地へ向かいました。
つきましては「定点観測」と申しましょうか、今日までも。
安佐南区の緑井や八木地区の話で申せば。
小まめに砂防堰堤の設置(予定)箇所には足を運んでおりますので。
簡易で設置されている排水管から八木用水路へ流れ出る「水量」で…
「どれくらいの降雨(雨量)があるのか?あったのか?」
大よそ、察しがつくようになり。
重ねて、定期的に上記の様な場所を巡回していると。
「そこ」で、定期的(偶然)にお会いする専門家もいらっしゃり。
本日も偶然か、必然か、現場で顔を合わせては。
様々なエリアの現況を伺うなど、情報交換をさせて頂いた次第。
いずれにしましても、安佐南区や安佐北区に留まらず。
全国で最も急傾斜地の多い広島県であり。
ご承知の通り、今週末には「台風直撃」の可能性もある。
如何なるエリアにお住まいであろうとも、物心両面で「備えておく」べく。
今一度、胸に。
投稿日 : 2015年7月14日
『 Are you OK?』
土曜日は、受講している森林整備授業の一環で。
安佐町の人工林へ入り、「植えられた木」の成長を促すべく。
その木の周辺に生えてくる(特に夏場)雑草を刈る…
いわゆる「下刈り」作業の講習。
長いカマを手に、ヘルメットから足先まで完全防備。
水分をシッカリと用意しての…
入山。
「湿気の多い地表にはマムシが多いので注意して下さい」
との、どこか非日常的な言語を耳にしながら、班に分かれて。
「炎天下」に、作業、休憩、作業、休憩、作業♪
して、植樹を守り、山肌を整えるべく、山へ入っての…
「炎天下」がポイントでありまして。
つまり、「山に入りながら直射日光を浴びられている」事実で。
コレは、当たり前ではありません。
1枚目の写真が、この度、作業をさせて頂いた「人工林」で。
確かに、雑草が子供の腰から背丈ほど生えておりますけども。
それは、「間伐」を行い、「整備されている林だから」ゆえ。
2枚目の写真は、昨年の豪雨災害で多量の地表が流された…
安佐南区の、いわゆる手付かずの「雑木林」ですが。
人間で申すところの「人口密度」が高すぎて。
林立しては乱立する木々が互いの栄養分を取り合い。
その一本一本の木々が細ければ、整備されず木々が密に「生い茂る」ので?
地表面には、日中も「日が射し込む」事は無く、地表には雑草も生えず…
地肌が、むき出し状態。
※木々の種類や環境の相違等、そんな単純は話ではありませんが、分かり易い「対比」の表現として
同じ雨量が降り込み、どちらが「表層崩壊」を起こしやすいか?
草木の根は、ただ「下」へ打ち込んで、土砂の流出に「抗う」のみならず。
「横」へ伸びては根と根で手を結び、土砂の流出を防ぐ一面もあり。
どんなに山を整備しても、異常なる気象(局所豪雨)等の前では?
実際の話、「整備したから防げる」モノではなくとも。
しかし、森林とは、晴天が続いても常に水を含み(涵養作用)。
山肌が崩れたりするのも、人間の肌と一緒で「日頃のケア」の延長にある。
いずれにせよ、土砂災害後、ある程度は復旧が進み始めた頃から。
「他にも何とかしなければならない!」と、どこか焦燥感に駆られては。
暗中模索で、林業や防災の書籍に目を通しながらも…
“座学”ばかり先行してしまい、この半年間も耳年増。
「実学だ!実学(実践)が伴わなければ!」
と、発起しては山へ入り、お蔭様で「収穫」の連続です。
この収穫は?
“山”から教えられる事も多いのですが、「予想的中」と申しましょうか。
コレまで長年に亘り「山々と向き合ってきた人々」と幾度も対話が出来ては。
“人”から教えられる事が非常に多く、充実の土曜日♪
そして、日曜日は、Fリーグ(プロ・フットサルリーグ)の参入を目指す…
我らが「広島F・DO」の公式戦での場内アナウンス。
※ビジネスではなく、オファーを頂戴の上、「手伝える事を」と地域貢献で喋っています♪
現在では時間的な制約もあり。
ほとんど、こうした環境でアナウンス出来ないのですが。
回遊の大好きな魚が大海原へ放たれるが如く。
大好物のマイクを握り、喋りに喋る、充実の日曜日♪
局所(ほんの僅か)であれ、どこかで誰かの役に立てる悦び。
やらねばね。
やらねばです。
投稿日 : 2015年7月12日
『 手の届く範囲から』