宜候

刻々と「4年」の任期を終える日が近づいて参りましたが。

新たな任期がスタートするのは、5月2日から。

ちなみに、5月に入れば中旬に、臨時の暫定的な議会が開催され。

議会内の「議長」と「副議長」のポストを決めなければなりません。

そして、新たな議会体制の下に、6月の議会へ突入して行く事に。

そこで、今現在も議会内を見渡してみたらば?

「私が議長に成りたがりぃ」が、そこかしこにいらっしゃる。

あくまで、私見ながら。

執行機関(行政)の「長」を、自らで率先して「やりたがる」のは…

ある程度、理解し得るのですが。

代議制(議会)の「長」(議長)たるや、「自らで成りたがる人物」よりも。

やはり、周囲から慕われ、請われ、望まれて、その結果。

「周囲から推される人物」に、就いて頂きたいモノ。

構図で申せば。

市民の方々より、ご負託を得た議員が、「更に負託する」感じ。

しかし、「ココを誰が握るか?」によって、議会運営は?

人事案件に行政対応と、ある種の「カラー」が決まりますので。

凪(なぎ)なる4月末の擬海(議会)は、徐々に時化(しけ)て行くかと。

唐突ながら、現在。

アメリカはNYにて、5年に1度のNPT会議が開かれており。

核兵器の不拡散に、核の傘を如何に閉じての核廃絶。

言わずもがな「達成への道程」は、簡単にあらず。

こうした核問題をはじめ。

広島市議会では、幾つモノ諸課題に、達成すべき壮大なる目標を抱えながら。

「我々の世代(存命の間)に成し遂げられないであろう事」は?

結果的に、幾つも生じる可能性は多分にある。

ゆえ、「世代を超えて」成し遂げて行く為にも。

議会として、会派云々を抜きにしては。

公益に資する「議員の後進」も育てなければなりませんし。

※不肖なる私も、まだまだ発展の途上にありますが

何より、議会内に「長老」と呼ばれる存在があるなれば。

人事や議案の議決に際しても。

「向こうから一人抜いて、コチラへ一人足して、ヘッヘッヘ♪」

なんて、域でナシ。かつ、利己でナシ。

そろそろ大局的な見地から。

それこそ、利他の幸福を希求する「達観」の域で。

議会全体を新たな広島の未来へと結ぶべく…

言うまいか。

宜候(ようそろ)とは、船の操舵で、右にも左にも舵を切らず。

「真っ直ぐ進め」の指令、かけ声、はやし声。

いつまでもグルグル内海を回っている時代ではないのですから。

投稿日 : 2015年4月27日

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