『城と目が合う』

昨日の2月議会に続き、今朝は広報委員会。

共に開会は「午前10時」からなのですが、性分なのでしょう。

いつも1時間は余裕を見て議会棟へ到着するよう、家を出発します。

さすれば必然的に「朝のラッシュ時」に遭遇するのですが。

渋滞中、ふと左手に視線を送れば、そこには「広島城」の姿。

県外からの来広者であったり、何より国外からの観光客であれば?

「オオ!ナントモウツクシイ“キャッスル”デハアリマセンカ!!」

「ダレカスンデルノデスカ?」「ノウバディ!?」

「ヒロシマジョー?」「ジョー?」「アゴナノ?」

と、都心部から不意に顔をのぞかせる「お城」に驚かれる事かと。

言わずもがな、ココに城が建立、現存するには歴史的な背景があり。

私も毎日の様に横を通過していながら。

でも、いつの間にか城の存在に「気づく事すらない」日々の現実が…

何の偶然か、渋滞により浮上、表面化して来たり。

思い返せば、アメリカはニューヨーク。

私はスタッテン・アイランドに居住しており、毎日の様に。

フェリーを利用しては、マンハッタン島へ足を運んでいたのですが。

冒頭の広島城と同様、常に左手にはリバティ島の「自由の女神」。

その奥には、エリス島の移民局が目に入り。

当初は…

「嗚呼、かつてアメリカへ夢を求めて船旅をして来た人々は」

「期待と不安を抱きながらココを通過して上陸して行ったんだな…」

と、古(いにしえ)のロマンに深い感慨を覚えていたモノでしたが。

いつの間にか“慣れ”とは怖いモノで。

常にコチラへ視線を送る、自由の女神にすら目もくれなくなったり。

うむ。

まるで「Le Petit Prince」、邦題で「星の王子様」。

「本当に大切なモノは目に見えない」。

忘れかけていた、周囲の友人知人の有り難き存在。

支え、支えられている、尊き家族の存在。

美味しいお弁当を500円で食べられる悦び。

お気に入りの洋服で出かける時の幸せ。

暖かいフカフカのベッド、からの静寂の美しい朝、etc。

目に見えない大切なモノが、目に見えて微笑みかけて来る瞬間。

心に優しい贈り物が一つ届けられる事になる♪

繰り返しとなれ。

大事なモノは、いつも目に見えなかったり致します。

追って追われる日々の中。

忘れちゃあならねぇ。

忘れちゃあさ。

投稿日 : 2015年2月17日

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