大江戸日記

引き続き、県外視察のリポートとなります。

この度、2日目に伺ったのは、東京ドームやスカイツリーを一望する…

東京都は千代田区に本社事務所を構える「凸版印刷」。

言わずと知れた、世界の「TOPPAN」です♪

「より良い議会広報紙を目指そう!」と、各自治体に留まらず。

「業界のフロント・ランナー」とも呼べる民間企業を訪れたのですが。

これまた、当ブログの前号に触れました「千葉市」と同様。

非常に「刺激」を受ける事となりました。

さて。

本社内にギャラリーやホール、印刷博物館まで擁する同社の企業理念は?

「私達は常にお客様の信頼に応え」

「彩の知と技をもとに、心を込めた作品をつくりだし」

「情報・文化の担い手として」

「触れ合い豊かな暮らしに貢献します」にある通り。

大手企業と言えど、時代の流れと共に…

紙媒体の印刷業、そのマーケットは縮小の一途を辿る折。

如何に自社の技術と製品を通じて、社会を豊かに彩るか?

また、新たなビジネス・チャンスを生み出して行くか?

先端技術が日進月歩で変化を遂げ。

ニーズが多様化する、この現代社会にて。

「研究・開発を進める毎日が本番勝負」の社員の方々との…

「会話のキャッチボール」たるや、建設的で「有意義」の一語に尽きる次第。

たとえば、ギャラリーへ案内して頂き。

凸版印刷さんに所縁ある「アーティストの作品」を鑑賞しながら。

都度、社員の方々から“ご説明”を頂く訳ですが、その際も。

決して「事務的な説明」に終始するでなく。

心底、自社へ、仕事へ、クリエイティブな世界への愛情が伝わって来る。

アーティストの作品に魅せられ、溺愛する若き学芸員の如く。

ベテラン社員さんが、熱を込めて「何かを伝えん」と対峙して下さる姿に。

相も変わらず、感動家の私は「やっぱコレだね!」と、感銘を受け。

また、「より良い議会広報紙」を制作すべく。

幾つもの質問をさせて頂いては、回答を得て参りました。

ちなみに私は?!

約20年も広告業界やCMの制作現場に携わって参りましたので。

昔から今日までも、秀逸なる国内外のデザインや広告に遭遇したらば?

これまた20年間、都度、メモを取り、画像を収集。

かつ、同業界にて開催される様々なコンクールに幾度も足を運んだりで。

クリエイティブ業界の世界地図における「日本の座標」(立ち位置)も…

相応に理解はしているつもり。

(業界における諸外国のレベル、クオリティは本当に高く、日本は、まだまだ追う立場)

故に、東京へ足を運び大企業へ顔を出したからと言い。

圧倒され、全面降伏していた訳ではありません。

そこは、至って冷静。

ながら、「不感症」ほど創造の世界で非生産的なモノはなく。

キッチリ、シッカリ、心に「インスパイアの種」を補給しては。

今後、発芽させ、議会活動に活かして参る所存です。

末尾に、先方様と「デザイン選考」の話をしている際。

素敵な言葉を頂戴いたしました。

「会議での多数決における“決定”は…」

「優れたデザインを殺してしまうんだよ」と。

分かる。分かるなぁ(感涙)

重ねて、前記のクリエイティブな世界では、ごく普通に。

才能ある25、26歳の若者がアートディレクターとして第一線で活躍されており。

議員活動でも同様の事が言えますが。

私とて安易に「若けりゃイイ」と言うつもりはありません。

諸先輩の知恵と経験は、代え難いモノがある。

しかし、新たな才能が抜擢され、躍動しない世界(業界)に明日は無く。

「世代交代」を、後方で口を開けて待っていても何も起こらない。

だからこそ、世の若者よ、今こそ蜂起せよ!

と、思うのです。

きっと、諸先輩方も、共存、共栄、共闘と。

次世代とのコラボレーションを、待ち望んでいらっしゃるのだから。



P.S.

この度、先方様とデザインの話をしている際に。

「空の青色を如何に印刷で再現(送出)するか?」

その難しさに、色だけに色んな技術論が交わされましたけども。

今朝、私が自転車で議会棟へ向かっている時の…

「広島の空」。

この美しさは、ちょっと…

キャピタル・シティでは送出できません♪

でしょ?

投稿日 : 2014年7月31日

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