寄らぬ大樹の蔭

今、「日刊廣島」が熱い!

「日刊」でありながら、発行は月に2回。

改めて取り上げたるは、日刊広島新聞社。

私が新聞について語りはじめると、つい長くなってしまいます。

と申しますのも、現在も新聞は4紙ほど購読しておりますが…

昔から「自らのアンテナに掛かった」記事は全てスクラップしていて。

もはや新聞の存在は“大好物”の域。

ちなみに、日本の新聞発行部数は?

世界一を誇る読売新聞で「約988万部」。

世界2位の朝日新聞で「約761万部」。

3位につけるインドの新聞社になると、一気に「300万部」台へ。

ゆえ、如何にトップ2が世界でも抜きに出ているかが分かり。

他に、世界トップ10のランキング内には?

毎日新聞の「約340万部」や日経新聞の「288万部」もランクイン。

インドや中国などの大規模人口を誇る国々と、せめぎ合いながら。

あのアメリカはNYの有名な…

ウォール・ストリート・ジャーナルが「約200万部」の。

ニューヨーク・タイムズで「約90万部」。

確かに、新聞の購買者は年々減少傾向にあれ。

国内の新聞購買者数は、全世界に見ても圧倒的な数を誇っていたり。

また、日本の場合は「クロス・オーナーシップ」が明確に現存。

ちと話を脱線して、メディア界の「クロス・オーナシップ」とは?

新聞社が放送業に資本参加するなど。

特定の資本が、複数メディアを傘下に影響を及ぼす事を言い。

周知の通り、読売新聞社が日本テレビを。朝日新聞はテレビ朝日。

毎日新聞がTBSの産経新聞がフジテレビ。日経新聞がテレビ東京など。

ある意味、偏向報道(情報操作)で「世論形成」を企てようと思えば?

日本は「情報が即座に浸透して行く」対象が“絶対数”多いのですから…

いくらでも可能?!

ゆえ、かねてから「メディア・リテラシー」の重要性が問われていたりもして。

(メディア・リテラシー:情報を自分なりに読み解く能力)

と、話は本旨の「新聞の発行部数」へと戻りますが。

インターネットの隆盛により。

アメリカでは、地方紙が次々と廃刊へ追いやられました。

急速な時の流れの中で…

「自然淘汰も止む無し」と感じられるかもしれませんけども。

そこで、何が起こったのか?!

不正を暴いたり、権力者を糾弾する都市のジャーナリズムが失われたので。

批判やチェックの都市機能が低下してしまい。

社会に不正が横行しては、選挙の投票率も下がって行き。

陥ったのは「負のスパイラル」。

そして、私などは「ペンは剣よりも…」。

否、「ペンは県よりも強し」と信じたく。

頼むから、暴いて欲しいかな、この淀む広島の底流を。

そうした意味では、冒頭の「日刊廣島」さんには…

「気概」を感じます♪

ペンで申せば、作家の村上春樹さんは口にされる。

「高く堅固な壁があり」

「それにぶつかって割れてしまう卵があるとしたら」

「私は常に卵の側に立つ」。

ふむ。

如何なる記事にせよ、リテラシーは求められど。

火の無い所に煙は立たぬ。

是非とも、御一読を。

投稿日 : 2014年3月23日

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