ネット越し

いよいよ導入されるのでしょうか!?

新政権が誕生後、チラホラと耳にしていた話題が、ここへ来て。

がぜん現実味を帯びて参りました。

改めて、アップデイトな報道に目を通せば。

「SNSやバナー広告を解禁へ」(自民のネット選挙法案)

「自民党のインターネット選挙に関するプロジェクトチームは30日」

「ネットを使った選挙運動を解禁する公職選挙法改正案の原案を固めました」

「Facebookなどの交流サイトを含め」

「政党や候補者、支援者が選挙期間中にネットを使って投票を呼び掛けることを容認」

「また、政党に限っては有料の“バナー広告”利用も認めるとする」と。

自民党は改正案を今国会で成立させ、夏の参院選から適用するべく。

来週から各方面との調整に入っては「2月中の法案提出を目指す」方向だそうで。 

ふむふむ。

こうなると、選挙には「地盤」(票田)「看板」(知名度)「カバン」(資金)が必要と言われる中。

同法案が実現すれば?

現時点で、どれだけの効力、効果を発揮して“票へ繋がって行くのか?”は未知数ながら。

例えば、潤沢なる選挙資金を持ち合わせていない若年層の候補者でも。

ある程度、効率よく選挙活動が展開可能となる事は言うまでもありません。

しかしながら、このネットを利用した近代選挙兵器は、まさに諸刃の剣!

相手(対立候補)陣営から、いわゆる“風評被害”めいた妨害工作…

ネガティブ・キャンペーンが、これまた同様に“効率よく”ワン・クリックで加速して行く懸念も。

「時は、21世紀!このご時世に、そんな妨害とかあるの?」

と、率直に感じられる方もいらっしゃるでしょうけど。

つい、つい先だって、1月27日に三重県は松坂市の「市長選挙」が行なわれ。

結果、山中光茂氏(37歳)が再選を果たしたのですが。

同氏は、報道ステーションでも特集を組まれる程の、ある意味、ドラスティックな改革派。

当然、現職時から「既得権益を守らん」とする市民・団体との対立は後を絶たず。

その選挙戦を、話が複雑になって恐縮ながら…

市のHPにFacebookを導入するなど、今現在「時の人」と申しますか全国的にも名物市長である…

佐賀県は武雄市の樋渡(ひわたし)市長が「山中氏」の選挙応援に行かれては。

「現場リポート」めいた選挙戦の舞台裏を、自身のwebサイトにて報告されておりまして。

何でも、山中氏は市長選で圧勝はしたが「こんな汚い選挙は見たことがなく、戦慄を覚えた」そうで。

何が行なわれていたのか?と申せば。

「盗撮」「合成写真1万枚配布」「大量の怪文書」

「ポスター600枚破り」「知事祝電偽造」「勝手に山中候補が開催しようとする集会の中止ビラ配布」

等々、もう何でもありだったと。

前記が、遠い昔の話ではなく、数日前の国内の話なのですから。

ネット選挙が解禁となれば…

根も葉も無い「誰々は何々」めいた怪メールが飛び交う可能性も?

いずれにせよ、この諸刃の剣で「先々がどうだの」とセンサクしたって、今は鬼に爆笑されるだけ。

現職だろうが新人だろうが、誰しも常にキュッキュと己を磨くのみ。

ですね♪

投稿日 : 2013年1月31日

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