広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
世界禁煙デーをはじめとし、ここ最近「平和公園に設置された灰皿」等々の話題が高頻度で報じられておりますので。
長文とはなりますが、私が3月の委員会で発言した内容の一部を下記に添付します。
週末、お時間のある方は、最後まで目を通して頂ければ幸いです。
では、はじまり、はじまり。
これより「市のポイ捨て等の防止に関する条例」について伺いますが、話はタバコにも言及して参ります。
そこで、まずは発言するにあたって「自らの指針」なりスタンスを明確にしておきたいと存じます。
私も昔は喫煙者でしたが、喋りの仕事をするにあたりノドに悪いので、キッパリと10年前にタバコを止めた人間です。
ですから、キレイな肺を持ちながら、愛煙家の気持ちも酌める「私はハイブリッドな人間である」事が1つ。
次に、タバコとは「百害あって一利なし」とも言われ、肺ガンや心臓病など人体へ及ぼす健康的な害は甚大なモノがあり、これは医学的にも立証されています。
しかし逆に、真の健康とは、健全なる精神から生み出されるモノであり、「タバコが吸いたいのに吸えない」との、ある種の“不健康なる状態”も理解し得る。
また、拡大解釈をすれば、かつての文豪などには愛煙家も多く、「タバコが生み出した名作は数知れず」と言っても、ひょっとしたら過言ではないかもしれません。
そこへ並行して、煙を嫌う、いわゆる「嫌煙家」も市民であれば、タバコの販売店や企業など、タバコを生業とされている方々も市民。
「市民の代弁者」となるのが議員ですから、双方に良い顔はしないまでも、喫煙者、非喫煙者の言い分もニュートラルな見地より捉えた上で、タバコだけに、まさに「自らのフィルターを通して」これから発言して参る所存です。
まず、市長は「ひろしま都市ビジョン」における、都心に掛かる区域を「ゴミ・ゼロ推進モデル地区」と設定し、ゴミの無い街づくりの「全市展開」へ向けた取組みを強化されます。
その一環として、ポイ捨て防止・指導員の巡回パトロール、及び現地調査に「3968万9千円」を計上しては、より“ポイ捨て防止・指導員”の拡充を図られると。
内容としては、24年4月から指導員の巡回体制を「2班体制」から「4班体制」へ強化し、24年10月からは各班を区役所へ配置されるわけです。(中区へ2班、東区、南区に各1班)
そもそも、こうした社会的な潮流の源泉を辿れば、2002年、東京都千代田区で「路上喫煙」を罰則付きで禁じる条例がスタートした事をキッカケに、全国で条例づくりが広がって行きました。
これを機に、この広島市でも「広島市ポイ捨て等の防止に関する条例」が、2003年10月施行され、市の中心部に「喫煙制限区域」が設けられ、歩きタバコは原則禁止。
また、この喫煙が制限されたエリア内にABCと「3つの巡回コース」を設定しては、このコースを指導員3人「一班」とし、二班で見回りを行い、そこで違反者には科料で千円の罰金が。
この度は、ここに予算を注いで「拡充して行こう」と言うモノですよね?
言うまでも無く、条例の施行から今日まで、実際に罰則が適用され、この千円を徴収された方々が存在します。
では伺いますが、年間で、どれくらいの罰則・適用件数があったのか? また条例が施行され今日までの「統計」(推移)を簡潔に教えて下さい。
*行政からの回答
この条例の施行当初は、市民もメディアの注目度も高かったと思われ「約250件」もの罰金が徴収されておりますが、2006年くらいになると、罰則者が「40%ほど」の減少を見せている。
しかしながら、近年は再び「約230件」と、罰金徴収件数が戻って来ており、ここまでを踏まえると、誰もが「条例が浸透していない?」「指導員の巡回は無意味では?」と思われるかもしれません。
そこで、私も実際に街を巡回されている指導員、複数人の方々に、まさに「現場の声」を伺うべく聞き込みをしてみました。
すると、これは皆様も周知の通り、歩きタバコなり条例違反をされている方々は「全てが広島市民」でなく、また条例自体を知らない方々も多ければ、当然「喫煙制限区域」のマップが頭の中に入ってらっしゃる方など沢山いらっしゃる訳ではありません。
ゆえに「口頭での注意」で終わるケースも多く、何より条例施行後、この約6年間を振り返り、条例違反をする方々は、社会背景も起因しているのでしょうが「確実に減少している」との事でした。
つまり「統計の数字」には反映されない一面が、多分に見られる訳です。
しかし、現実を見据えれば、言葉は強くなりますけども、現に数字に表れている通り「条例違反者が後を絶たない」のが実情であります。
そこで、改めて伺う次第ですが、「広島市ポイ捨て等の防止に関する条例」、この「第16条2項」を教えて頂けますでしょうか?
*行政からの回答
今の回答にあった通り、端的に申せば「広島市が設置した灰皿・周辺においては喫煙が許されている」のです。
では伺いますが、本市は、このポイ捨て条例が施行される前、吸殻などのポイ捨てを防止する為、いわゆる受け皿となる灰皿を市内各所に増設していますよね?
そこで、喫煙制限エリア内に現在、灰皿は幾つ設置されていますか?明確に数字だけで構いませんのでお聞かせ下さい。
*行政からの回答
幾つもの大きな交差点には当たり前の様に灰皿が見られ、場所が「交差点」であるがゆえ、青信号にでもなれば、歩きタバコは禁止されていますから…
当然、誰もが「消化もソコソコ」に、灰皿へ吸殻を棄てる方々が多く、結果、他の吸殻に引火しては、異臭と、モクモクと煙を放つ灰皿を見た事は、私など数回どころではありません。
こうした煙(引火した灰皿)などに対する、市民の皆様からの苦情などは市へ届けられているのでしょうか?
*行政からの回答
実際に幾つもの苦情が寄せられており、誰もが必ずや苦情を申し立てる訳ではありませんので、市に届いている苦情など氷山の一角に過ぎません。
そこで、先月の朝日新聞に目を通してみるとすれば、広島市と、他の政令市の「喫煙制限エリア」における喫煙が出来る場所の数、つまり「灰皿・設置場所」の比較がなされております。
大阪市は「御堂筋沿い」や「市役所周辺」に2ヶ所。神戸市は「JR三宮駅・周辺」などに5ヶ所。京都市は「中京区の中心部」や「JR京都駅・周辺」に5ヵ所。
広島市は「市内・中心部」に「平和記念公園・周辺部」を併せ、132ヶ所。
ご紹介した通り、広島市より大きな都市でも、喫煙制限エリア内に設けられた灰皿は、大体「2ヶ所から5ヶ所」。
また京都市は、先月、この「喫煙禁止区域」を拡大していれば、神戸市などは“歩行者信号”から5メートル離れた場所に設置された灰皿ですら問題になっている。
広島市の灰皿は“歩行者信号”から5センチの距離です。
さて、本題はココからで、先ほど話に上った新聞紙面には、色んな見出しが躍っておりましたので、改めて、ご紹介して参りましょう。
「広島市は路上喫煙天国になっている」
厚生労働省・生活習慣病対策室の担当者から「広島市は非常に珍しい」「間違いなく時代に逆行している」とまで報じられた我らが広島市ではありますが、この「喫煙禁止区域」に132ヶ所も設けられた灰皿が「何を意味するか?」分かりますでしょうか?
「ポイ捨ての撲滅へ向け、良心的に、ここまで灰皿を設けてくれている」と捉える方々もいらっしゃるかもしれません。
「喫煙禁止区域内で喫煙行為を助長している!」と捉えられる方々もいらっしゃる事でしょう。
しかし、どう受け取られようが、まどわぬ「事実」を申し上げれば、基本、屋外に設置されている灰皿なのですから、喫煙者が「たしなむ」主流煙でなく、非喫煙者に流れ込む副流煙が「野放しになっている」事が1つ。
補足するまでもなく、フィルターを通した喫煙者の主流煙よりも、温度が低く、フィルターも通さない、より有害物質を含んだ副流煙の方が、人体へ悪い影響を及ぼす事は周知の通りでしょう。
先ほど述べた、モクモクと煙を放つ交差点の灰皿が、どれだけ市民の健康を「おびやかしていたか」など、今更、言及するまでもありません。
この社会問題にもなっている「受動喫煙」ですけども、激しい表現を用いれば、自殺でなく他殺であり、ここは今一度、充分に認識しなくてはなりません!
そして、煙だって、ある程度の距離をおけば、拡散され、被害も軽減されるのは確かながら、灰皿があるのですから、そこでタバコを吸う、そして消すとの行為が行なわれる。
街中です。人通りの多い街の中心部で、仕切る壁もなく、灰皿があり、その近くを、タバコを持つ手が目線となる、子供達、また、赤ちゃんを乗せたベビーカーが行き来します。
火をつけたタバコの表面温度は「900度以上」とも言われていて、あの「熱っ!」と感じる天ぷら油ですら「180度」くらいです。
ここで敢えて、「街中で、タバコによって火傷を負った人数」の報告件数など伺いもしませんが、過去に私の周囲でも何回か「他人のタバコでの火傷」があり、皆様の周囲でも、同様の現場に出くわした方がいらっしゃるかもしれません。
私が何を申したいのか?それは「ゴミの無い綺麗な街をつくる」以上に、まずは「子供達にも安全な街を創りましょうよ!」と。
言い換えれば、他の政令都市と比べ、この広島市には、キケン箇所が「130ヶ所も多くある」って事にはならないでしょうか?
そして、より行政サイドの危機感を助長させて行きたいと思いますけども、これまでは喫煙制限エリアの話を行なって参りましたが、では、喫煙の制限「エリア外」で行政が設置した“市内の灰皿”は幾つありますか?お聞かせ下さい。
*行政からの回答(百ウン十ヶ所)
先ほど、大阪市、神戸市、京都市は、喫煙の制限アリア内に「2から5ケ所の灰皿を設置している」との報道を紹介しましたが、例えば、この三都市が喫煙の制限「エリア外」に行政で設置した灰皿は「ゼロ」です。
そこで、大事な事を伺います。現在、132ヶ所もある灰皿が、今後、益々増えて行くのか?逆に飛躍的に減って行くのか?
それとも報道の見出しにあった通り「路上禁煙うやむや」とのスタンスが今後も続いて行くのか?広島市としてのコレからの指針を、お答え下さい。
*行政からの回答
「検討する」と回答されたところで、今、この瞬間も、大袈裟な表現となりますが、街中にはモクモクと煙を放つ灰皿が熱を帯びて存在する。
早急に対応して行かなければ、何か起きてからでは遅いと思われます。何かが起こった後、マスコミから如何に報じられるか?私が予言するとしましょう。
「議員から指摘があるも、行政、対応を先送り」「タバコで火傷を負った子供の家族に、市長、会見で陳謝」
こんな見出しは誰も望んでいないので、誠意ある対応の程、宜しくお願い致します。
そして、最後に補足として、冒頭にて触れましたが、絶対にバイアスの掛かった“物事の見方”をしてはいけないと思われます。
喫煙者も、非喫煙者も同じ広島市民であり、タバコを吸わない人からすれば「煙など、もってのほか!」これは、ごもっとも。
しかし、例えば新年度、これは「総務関係」にまで話が及んで参りますが、タバコ税は広島市へ「約73億円」、広島県には「約55億円」も入る見込みで、市町村税も含めれば。
この広島県内に、一般財源となる、いわゆる「真水」とも呼べる税収が合計で「200億円」以上も見込まれる。
その、多大なる納税者である喫煙者の方々から「この税金で分煙の環境整備を!」との声も実在するのは確か。
とにかく、こんな「ご時勢」だからこそ、全て「付和雷同に決め付ける」のではなく、今一度、双方の見地から「果たして、適正なる環境、分煙とは何だろうか?」と物事を客観的に捉え、考え、取り組むべきだと思われます。
質問は以上です。(予算特別委員会にて)
What do you think about it?
投稿日 : 2012年6月02日