ああせえ恒星

間もなく5月も終わらんとしております。

今月を振り返るに「何が多かった?」って。

本日も複数件ありましたが、大学生をはじめ、20代の若者から度々…

「お会いしては話を聞かせて下さい」とのオファーを頂戴。

県内外を問わず、次世代を担う沢山の若人達と幾度も語らいました♪

どなたも出発地点において「話が伺いたい!」との能動的なスタンスの持ち主。

ゆえに皆さん、常時“アドレナリン放出状態”であり。

まるで熱き熱き泉の噴出す“間欠泉”の如く、エネルギーに満ち溢れ。

それは「素晴らしき事かな」であります。

また、私共の20歳(ハタチ)前後の頃は?

まだまだ「大らかな時代であった」と申しますか。

良くも悪くも、もう少し“大味”だったイメージがありますけども。

最近の若者は、これだけ多様化したサイクルの速い世の中で揉まれているだけあり。

ヒザを突き合わせて真剣に語り合ってみると。

もう“早熟”とは呼べないかもしれぬ年齢なれど、個々が本当にシッカリされています。

そして。

こうした目を輝かしては“今から大海原へ船を漕ぎ出さん”とする若者と対峙する度。

未だ若輩で暗中模索ながらも突き進む自らとダブらせ。

私も自然、共鳴しているのかもしれません。

何故ならば、彼らの言わんとする事が痛い程よく解かる。

そこを、これからの“夜明け”になぞらえ「明けの明星」こと…

金星でスパッと解説すれば♪

まず、若さの特権「感情論」とも呼べる熱き正義、情熱の塊「コア」が中心にある。

ここを、冷静に寒色で包み込むが如く、世の諸先輩である「マントル」の所見が存在します。

賢者が愚者を諭す様に、それは優しく口にされる。

「若さゆえ君達の意見は解かるが、実は世の中とは、こう回っておるのだよ」と。

しかし、最近の若者は、その先人の意見や経験を尊重し、かつ充分に理解した上で。

その一回り外の「地殻」(ちかく:星の最も外側となる外皮部分)から物を申していたりも。

「人生の師匠よ!」

「アナタ方が築き生き抜いて来た時代は重々承知!」

「しかし今の時代には既に適応できていない箇所もある」

「私共の意見、感情と融合させては新時代を築いて行きましょうよ!」と。

この様に若者は唱えているにも拘らず…

マントルは「達観している」との思い込みから、より客観視された見地の地殻に気付かず。

上からの目線でコアばかりを見つめているので性質が悪い(笑)

いずれにせよ、幕末だろうが近代だろうが如何なる時代も。

「世を何とかしたい!」との情熱の火に、何も薪をくべないまでも…

消火していては明るい未来もありません。

私ごときも、若人から良い刺激を受けては、より若返って参る所存です。

暑く熱い、皐月、末日にて。

投稿日 : 2012年5月29日

月別表示

最近の記事

インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。