万世(よろずよ)

唐突ながら、ある新聞に掲載されていたのでピックアップ。

「杜若 衣に摺り付け」

(かきつはた きぬにすりつけ)

「大夫の 着襲ひ狩する 月は来にけり」

(ますらおの きそひかりする つきはきにけり)

万葉集 巻十七の三九二一番、大伴家持(おおとものやかもち)の歌

で。

「カキツバタの花で衣服を染め」

「宮廷の男子達が狩をする五月が、さあやって来ましたよ」

との意味だそうです。

太陽は輝き、野山が緑に染まる五月。

その昔、宮廷の人々がこぞって野に出て、男達は馬を走らせて獣を追い。

女達は、籠(かご)を携えて薬草を採る「薬狩り」こそが。

心はずむ五月の象徴。

男達は、カキツバタを摺り付けた紫色の衣をはじめ、華やかな衣装を重ね着し。

女達が採るは、ムラサキ草の根であり。

鮮やかなムラサキ色の根が、美女達の手元に溢れ。

野を疾走する男達と、嬉々として草を採る女達とで…

野一面が高貴なムラサキ色で染まったと。

とどのつまり?

「五月のサンフレッチェ・ホームゲームを、こうしましょうよ♪」と。

万葉集の歌をお借りしては引喩しているのではありません♪

大伴家持が何を考え、謡われたのか?と申せば。

上記は「平和な光景」であり、実は、この様な一日こそ。

「政治がよく行なわれている姿だ」と作者は考えられていたのだとか。

さて。

現在、政治はよく行なわれているのでしょうか?

日曜日の夕方からPTA連合会の総会が行なわれた後の。

懇親会で約150人の方々が笑顔でお酒を酌み交わす平和な光景の中。

一人、異様なまでに冷静な自分が居たりで。

そんな自分が、やだねったら…

やだねぇ(笑)

投稿日 : 2012年5月13日

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